** 熊本里親の会に感謝 **

愛犬チェリーは、平成15年10月5日に玉東町で生まれました。そして、平成15年12月7日(日)のこと、山北の知り合いから連絡があり、我家に連れてきたのです。生後二ヶ月で、我家の家族になりました。

その後すくすくと成長して、二歳半になったのです。私がこれほど大切に可愛がっていた愛犬が、いつの間にか妊娠していたのです。しかも大雪の日の平成17年12月22日(木)に、出産したのです。それからは、私の苦労が始まりました。何しろ六匹の子犬の世話もしなければなりません。

子犬の成長を見守っていましたが、大きくなるにつれて心配が増しました。それは、この六匹をどうしたらよいかということです。この頃から、新聞記事をよく見るようになりました。それは、記事の一つに、「タウンパケット」という欄があります。その中に犬猫譲渡会の開催案内がありました。これは、熊本里親の会というボランティアグループがあり、動物の命を大切にしている組織です。

代表の方のお名前と電話番号も掲載されていましたので、藁にもすがる思いで電話をしました。幸い承諾していただき、自宅にもいらっしゃいました。電話で何回か打合せをして、先に書類を郵送しました。

平成18年2月12日(日)のことです。いよいよ里親の会が主催する、子犬の譲渡会があります。体を拭いたり、里親に渡すえさをトラックに積みました。1時半に子犬四匹をトラックのサークルに載せ、いよいよ西合志町の弁天の湯へ出発です。会場に到着すると、すでに大勢の人が集まっています。

里親の会の方に挨拶をして、お話を伺いました。約束の3時になりましたので、準備されたサークルに子犬四匹を入れました。今回は九匹の子犬が、譲渡会の対象になっています。猫もいました。周囲は60人ほどの人が見守り、欲しい犬を見つめています。会場は、夫婦や親子連れで賑わっています。

様子をみていたら、かわいい子犬ほど挙手が多いのです。私が連れてきた子犬が引き取ってもらえるか、まったくわかりません。首に番号が付いていて、番号で欲しい人が挙手をします。幸いなことに、私の子犬も希望者が数人いました。抽選からはずれ、何度も挑戦する人が多いのです。結果的には、すべての子犬が抽選で決まりました。

私の子犬も里親4人が決まり、お互い誓約書を書いて交換しました。どの方もいい方ばかりで、小学生がしっかり抱いていました。10日間以内であれば、返還してもよいというきまりがあります。あれから一ヶ月、それぞれの家庭で大切に育てられていることでしょう。譲渡会は4時に終わったので、お礼の気持ちを込めて後片付けを手伝いました。里親の会の皆様には、大変感謝しています。ありがとうございました。

ちなみに、子犬は植木町・玉名市・硯川町・菊池市に住んでいます。残り二匹は、私の教え子が引き取ってくれました。里親の会との約束で、平成18年3月14日(火)に避妊手術をしました。これからは、子犬の分も可愛がります。