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1 咳とたん

 数年前から、寒くなると最初に鼻が詰まり、ひどい咳とタンで呼吸をすることがとても大変でした。一年のうちの半年間は、点鼻薬や抗生物質をカバンの中に持ち歩き、病院に行けば点滴を打たれるという、生活を送っていました。

 わたしは、20年ほど前・高校生の頃に、鼻の調子が悪く、耳鼻科に通っていました。そのころはじめて、副鼻腔炎といわれました。しかし、ここ数年、病院にかかっても、過去に蓄膿症の跡があるといわれたことはありましたが、副鼻腔炎が悪くなっていると言われたことがありませんでした。学生の頃から、化学物質に関わる実験をやっていた関係で、ひどいアレルギー体質になり、それがもとで、喘息になっているものだと思っていました。

 風邪の症状が出ると、抗生物質の点滴(パンスポリン)を打つまで、症状がよくならなりませんでした。ひどいときには、4日間連続で点滴ということもありました(担当の内科の先生も頭を抱えてました)。そんなことで、手の甲にまで注射痕がついていました。治る日が本当に来るのか?という不安が頭の中をよぎっていました。

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