怒涛の準備編
9月16日 私のマシンは使えるか?
レポートの冒頭にも書いたように、現在の日本代表候補は、
- サブノートパソコン Fujitsu FMV-BIBLO NC13D
- デジタルカメラ NEC Picona
- PDA SHARP ZAULS PI-7000
なわけだ。さらに、これにNECモバイルギアも候補に入る。
ここで各選手をアメリカに連れて行けるかを考えてみよう。
まず電池で利用可能な、デジカメ、PDA、モバイルギアは問題なしだ。しいて考えるなら電池が切れたときの場合だが、これはアメリカでも購入可能なのでOKだ。ただ、値段が高いらしいので、安売りカメラ店などでまとめ買いしておいた方が良さそうだ。
さて、問題はBIBLO選手だが、こいつは内蔵バッテリーでは持って1、2時間だ。これでは、話にならん。ACアダプターは必須となる。そこで、問題が発生する。
- コンセントは使えるか(形状)
- 電圧はOKか
という点だ。
地球の歩き方で調査してみた結果、アメリカ合衆国のコンセントの形状は、日本と同様であるらしい。そこで、1点目の問題点はクリアできた。そのままで良さそうだ。2点目の問題点だが、アメリカ合衆国の電圧は、120Vということが判明した。日本の電圧は100Vだ。果たして使用可能なのか?
調査結果はOKだった。パソコンが使えるか否かは、ACアダプタの性能によるらしく、ACアダプタがアメリカの規格に対応していればOKらしい。そこで、BIBLOのアダプタスペックを見てみると、INPUT:100-240V/1.0-0.5A/50-60Hzとなっている。アメリカの規格は120V/60Hzだから、そのまま使用可能というわけだ。
どうやら、すべてのマシンは使えそうだ。しかし、まだまだ調査すべき点はたくさんある。次回は、果たしてモデムは使えるか?をレポートしてみたい。
9月18日 モデムは使えるか?
BIBLO以下代表候補の機器類は米国でも使用できるのは分かったが、次のテーマは、はたしてモデムは使えるか?ということだ。
モバイルギアには14.4Kbpsのモデムが、そしてBIBLOには33.6Kbpsのモデムが内蔵されている。これらのモデムについて使用可否を調査してみた。
まず調査すべき点は、モデムの仕様だがこれらのモデムはITUTで標準化されたモデムであるから基本的にはどこでも使えるはずだ。次に、モジュラージャックであるが、これは、日本と米国では同一の仕様であることが分かった。物理的にはそのまま差し込むことができるようである。やれやれ、どうやら大丈夫なようだ。
ところが、だ、重大な問題が発覚した。それは、ホテルの交換機の仕様だ。交換機には、アナログ式のものとデジタル式のものがあるそうだ。アナログ式は、問題ないらしいのだが、デジタル式の場合にはつながらないこともあるらしい。それどころか、最悪の場合にはモデムが壊れてしまうことすらあるというではないか。コリャ大変だ。
しかし、便利なもので、世の中には回線チェッカーなるものが存在していて、これを使えばアナログかデジタルかが分かるそうである。3,000円ぐらいで入手できるそうである。一瞬購入しようかと考えたが、今回の出張では、宿泊先が決まっているので、そんなものわざわざ日本から持っていくより、ホテルに聞いた方が早いし確実だ。よっぽど旅慣れた人か、いきあたりばったりの旅が好きな人以外は、宿泊先は分かっているだろうから、聞いてみた方が良さそうである。こんな時、ツアーであれば旅行代理店の人に頼んでおくのが便利だ。私も、この方法で確認してもらい、使用可能であることがわかった。おまけで、ホテルで変圧器を貸してくれることまでわかってしまった。ラッキーである。
どうやら、これでモデムの問題も解決したようだ。
あとは、運用について考えるだけだ。次回は、インターネットへの接続方法を考えてみることにする。
9月19日 インターネットに接続する
何とか、米国でネットワークを使った通信ができるところまでは確認できた。次はどうやってインターネットに接続し、このページを更新していくかを考えねばならない。さて、インターネットへの接続であるが、およそ以下の方法が考えられる。
- 米国から国際電話で直接infobearsにアクセスする
- 米国のプロバイダと契約し、プロバイダ経由でinfobearsにアクセスする
- グローバルなアクセスポイントを持つ日本のプロバイダと契約し、ローミングサービスを利用してinfobearsにアクセスする
などの方法だ。
1.の方法は、国際電話を使用するため、通信費が高価になってしまうという問題がある。
2.の方法は、コストは一番安価であるが、米国のプロバイダであるため、契約や支払いについての調整が面倒だ。ただし、英語に堪能ならぜひこの方法がお勧めだ。
3.の方法は、契約は日本ででき、接続は米国のアクセスポイントを使用することになる。ちょうど1.と2.との中間だ。
さあどうしたものか?
9月20日 プロバイダを選ぶ
前回のレポートに記述した3つの方法をを考慮して、結局3.の
グローバルなアクセスポイントを持つ日本のプロバイダと契約し、ローミングサービスを利用してinfobearsにアクセスする
方法を採用することにした。理由は、
- 手続きが簡単
- 多少コストはかかるが、国際電話よりは断然安い
- 将来米国以外へ出かけたときもそのまま使用可能(もちろん、プロバイダでサポートしている必要があるが・・・)
現在日本のプロバイダでローミングサービスを行っているのは数社あるが、いろいろな点を考慮して、So-netに加入することにした。理由は、
- 出張先にアクセスポイントが存在する
- 米国内の通信は、フリーダイアルを使用するため無料
- 通信コストが1分50円と比較的安価
- トラブル対応のための日本語ヘルプデスクが米国内に存在する
- 日本国内にもアクセスポイントが多数存在する
などだ。一番最後の点については、私は出張が多く、日本全国いろいろな所からアクセスできた方が便利だからだ。
infobeasは残念ながら熊本地区にしかアクセスポイントがないため、出張先では不便さを感じていた。(infobearsもローミングサービスをサポートして下さい。お・ね・が・い!)そういうわけで契約をしたのだった。
ちなみに、今回の契約で、私ははじめてinternetを使って、カードを使った契約を行った。So-netはSSLを使ってセキュリティをかけているので、まあ安心できる。
契約は、完了したので、あとは接続テストなどを行ってみるだけだ。
9月21日 問題発生
いかん!問題が発生してしまった。So-netへの接続テスト。メールの送受信。So-netからinfobearsへのHTMLファイルのFTP送信など順調に行っていた。最後の仕上げの、米国のアクセスポイントへの接続テストを行おうとした時に、問題は発生した。テストが行えないのだ。
So-netの米国アクセスポイントへの接続は、フリーダイアルを使用する。したがって、日本国内からは電話がつながらないのだ。念のため、So-netのヘルプデスクに問い合わせてみたが、やはり接続できないとのことだった。しかし、現地の日本語ヘルプデスクがあるので何か問題が起こったら、サポートするので問い合わせてほしいとのこと。まあ何とかなるだろう。
準備段階の最後の最後で、問題が起こったが、最悪の事態ではないし、楽観主義で行こうと思う。これで準備編は終わりとし、次回からいよいよ出張編へ突入する。
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