私のモバイル歴
9月11日 私のモバイル歴(その1)
今回は、私のモバイル歴についてご紹介したいと思う。私のパソコン歴は、大学時代から数えて十数年になるが、モバイルコンピューティングのキャリアはまだ1年余りにしかならない(お恥ずかしい)。もともと、モバイルライクな運用には興味を持っていたものの、あまり手を出す気にはなれなかった。
さて、私が一番最初にゲットしたハードウェアは、NECのモバイルギア(キーボードタイプ)であった。その頃から私は頻繁に出張するようになったため、電子メールを外部で使用する必要性が出てきたのだ。また、仕事柄、ワープロを使用することも多かった。そこで、電子メールに特化し、ワープロ機能もそこそこあるモバイルギアをチョイスしたのであった。この時は、山下大先生のモバイル歴も参考にさせていただき、また、いろいろとご教授頂いた記憶がある。
このマシンは、現在も所有しているが、最近は活躍の場を失いつつある。その理由とその後についてはまた次回のレポートとしよう。
9月12日 私のモバイル歴(その2)
購入当時は、非常に満足していたモバイルギアであったが、使い込んでいくうちに不満な点も露呈してきた。それは、大きさとスピードである。
前回のレポートにも書いたように、私は出張が多く、ほとんどの場合、外出先でモバイルギアを使用している。そのなかで、自分自身のスケジュール管理や顧客の情報管理などにモバイルギア付属のPIMソフトを使用していた。ところがである。移動の合間に、スケジュールのチェックを行ったり、電話帳機能を使用して、連絡先を確認したりするのには、モバイルギアは大きすぎるのである。いちいち鞄からごそごそと取り出さねばならない。これは不便であるし、やっと取り出しても立ちあげるまでに時間がかかってしまう(Windows程ではないが・・・)。これは非常に不満であった。
また、だんだんと私の仕事のスタイルも変わってきた。モバイルギア購入当初は、メールとワープロそしてPIM機能があれば十分であったが、インターネットにアクセスする必要性が出てきたのである。そうなるとモバイルギアのスペックでは不足するのだ。そこで、私は、モバイルコンピューティングの次の一手を模索し始めたのだった。
9月13日 私のモバイル歴(その3)
次の一手を模索し始めたとはいっても、なかなか実行に移せないでいた。しかし、モバイルギアにはスケジュール管理の問題点があり、不満は募る一方だった。そこで考えたのが、スケジュール管理専用のマシンを思い切って購入するということであった。
と書くと、邪道だと反論される方もいるかもしれない。その理由は情報の一元管理ができなくなるからだ。このことは、モバイルコンピューティングを実現するときにいつも話題に上げられるテーマである。しかし、である。ここは、発想の転換をして、はじめっから割り切ってデータ連携などやらない、というよりもモバイルギアではスケジュール管理をやらないと決めれば、特に問題も起こらない。同時に同じデータが複数のマシンに存在しないのだから一元管理はできているのである。割り切って2つのアイテムを使い分ければ、ノープロブレムなのだ!!。ただし、重さは犠牲になるが・・・。この時は、非常に悩んだのであるが、山下大先生も、HP200LXとノートパソコン(今では東芝のリブレットに変わってしまったが)をご使用になられてるではないか!
そこで、私が購入したのが、SHARPのZAURUS PI-7000である。これなら、ポケットにも楽々入るし、すぐに取り出して使用できる。重さもほとんど気にならないレベルである。だんだんと私の鞄もドラえもんのポケットのようになってきたぞ!(でも、まだ腰にいろいろぶらさげるレベルには至っていない。やはり、山下大先生は偉大である。(笑)
9月14日 私のモバイル歴(その4)
さて、スケジュール管理の問題は解決したが、インターネットの問題はまだ解決していない。現在の環境を、整理してみると、現在の私の所有機器は以下のとおりである。
- NECモバイルギア(キーボードタイプ) 電子メール、ワープロに利用
- SHARP ZAURUS PI-7000 個人情報管理(PIM)特にスケジュール管理、電子メールにも利用できる。
- NEC デジタルカメラPICONA これは、ZAURUSをGETする前に実は購入していた
である。
そこで考えたのは、いかにしてインターネットアクセスのできるマシンをGETするかということであった。これがついこの間、8月末のことである。この時点の候補としては、いろいろと考えられた。例えば、SHARPのパワーザウルスや、富士通のインタートップ、WindowsCEマシン、そしてサブノートタイプのパソコン群(東芝リブレットも含む)である。またまたここで悩んだが、
- パワーザウルスはキーボードがない(ワープロ機としては使いづらい)
- インタートップは、HTMLの対応バージョンが低いし、Windowsソフトが使えない
- WIndowsCEマシンはモノクロだしインタートップ同様の問題もある
ということで、ノートパソコンを選ぶことにした。選んだ候補は、
である。
9月15日 私のモバイル歴(その5)
候補はノートマシンに絞られた。さてどのマシンにするか?である。
それぞれについて調べて見た。
- 東芝 リブレット60 Pentium100MHzを搭載しつつ850gを実現。Windows95が動作する世界最軽量マシンだ。キーピッチが13mmと小さいので、不器用な私にはちょっと使いづらい。山下大先生は、キーピッチが15mmの海外版リブレット50CTをお使いである。
- 松下 Let's NOTEAL MMX Pentium150MHz、このクラスでは最高レベルのパフォーマンスを誇る。10.4”TFT液晶を搭載しつつ、重さ1.39Kgは立派だ。今回のモデルから採用された光学式トラックボールもめちゃめちゃ使いやすい。ただ、コスト的には他のモデルと比べると高い。
- 富士通 BIBLO NC13D コストパフォーマンスは非常によいマシン。モデムは標準搭載だ。Pentium100MHz搭載で重さ1.1Kg。このクラスの先鞭をつけたマシンだ。この3つのモデルの中では、8月末調査段階で唯一20万円を割ったマシンだ。ただし、ディスプレイがDSTNであることと、ディスプレイ出力端子が本体に標準装備でないのはマイナス評価だ。
いろいろと悩んだ末、結局富士通のBIBLOを選んだ。一番の要因は、やはり購入予算とのバランスだった。トホホ・・・
ここでは、私のモバイル履歴をいろいろと紹介したが、私なりにモバイルマシン選択のポイントをまとめてみようと思う。
モバイルマシン選択のポイント
1.自分はどういう使い方をしたいのかを明確にする
実は、これは大変重要なことである。利用目的を絞りきれずにあれもこれもと欲張ると、どんなシチュエーションの場合でも中途半端になってしまい、使い勝手が悪くなってしまう。自分の使い方を吟味し、使用頻度の極端に少ないものや、たまに使うけれども代替え方法があるような機能は、思い切って切ってしまうことも大切だ。
2.マシンの重さ/サイズ
モバイルコンピューティングというとこのテーマが最重要視されがちだが、私の考えではこれは2番目だ。目的を明確にした後に、その目的が達成できるものの中からできるだけ軽いものを選ぶべきである。Windwosマシンであれば1Kg以下、それ以外であれば500g以下をチョイスしたいところであるが、機種は限られる。
ちなみに米国では、モバイルマシンの重さはあまり気にしない様である。これは、移動がほとんど車であるために、実際の持ち運び時間は短かいからだそうだ。サンノゼ空港のエグゼクティブラウンジでもノートパソコンを使っているビジネスマンとおぼしき人々をたくさん見たが、概ね2Kg以上はするであろうパソコンを使用していた。ほとんどCD-ROMドライブ付きのマシンだった。
3.マシンのスペック
これも大切な要素だ。ディスプレイがTFTかDSTNか、バッテリーでの稼働時間はどうかなどは絶対に調査すべきである(中にはDSTNでは画面に酔うという人もいるのだ)。また、ポインティングデバイスの操作は、マウスでなければ絶対にだめという人は、マウスコネクタが基本搭載かということは重要なポイントだ。あと、ノートパソコンをプレゼンテーション用に使用する人は、ディスプレイの外部出力端子が基本搭載かということもチェックする必要がある。
4.コストパフォーマンス
ありきたりであるが、やはりこれも大切な要素だ。マシンによっては、モデム内蔵だとか、メモリを大量に搭載しているものがある。自分の使い道を検討し、どのような周辺機器が必要になるかを考えて、トータルでいくらかかるのかを計算することが大切だ。
以上私なりの考えをまとめてみたが、参考にして頂ければ幸いである。
これで、モバイル歴については終わりとし、次回からは、いよいよ海外モバイル準備編を開始しようと思う。
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