| 2006年12月30日(土) |
| 2006年もありがとうございました! |
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クリスマスから年末にかけては例年ニュースがない時期なので、昨年は7回に分けて”2005年を振り返る”をやってみたけれど、2006年はあまりに試合が少なかったし、書けることは随時書いてきたので、今年は振り返る企画はやめておきます・・・が、簡単にこのページの”更新上の”2006年を振り返ってみると、今年はとにかくよく調べた!につきますよ。故障がらみが多かったので調べずにはおられなかったわけだけど、情報の取捨選択にも注意したし、応援の気持ちは片時も忘れなかったし、こんなことで自画自賛してる場合か?社会人!という気もするけれど、思い切り張っても楚々とした(?)胸なので、堂々と胸を張っておきます!
年末年始はどこにも出かけないのでニュースがあれば更新しますが、一応今日で”2006年もありがとうございました!”のご挨拶とさせていただきます。グガ・ファンにとっては心配や不安も一杯だったけれど、挫けぬ姿勢と意志にこちらが元気づけられる1年でしたね。元気づけられるといえば、メッセージフォームやメールで感想等をいただいた方々には感謝いたします。何かしらの反応をいただけるのが一番励みになるし、いくつかいただいたリクエスト内容には応えられたのではないかと思います。来年もどうぞよろしくお願いします。
それでは、来る2007年が実り多い1年となりますように!
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| 2006年12月22日(金) |
| 2007年ワイルドカード情報 その1 |
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鬼が笑う話だけど、2007年まであと1週間少々になったことだし、来シーズン序盤の大会出場はワイルドカード頼みだし、ワイルドカード頼みだとやきもきさせられる要素も多いけれど、各大会の事情というものをちらっと覗いてみるのも面白いので、適時ワイルドカードの情報+αをアップしていきます。
1/15〜 チャレンジャー@ラセレナ(チリ)
主催者側は、グガが出場してくれれば嬉しいけれど経済的に満足させられる条件は提示できないだろう・・という謎のコメント。チャレンジャーにも”顔見せ料”が存在するのだろうか?
1/22〜 チャレンジャー@サンチャゴ(チリ)
主催者側は、ワイルドカードの要請があれば出します、歓迎します・・とコメント。ここからシーズンスタートの可能性が高いか?
1/29〜 ビニャ・デル・マル(チリ)
ワイルドカード確定。ラウンドロビンの新フォーマットで、本戦枠24名(うちWC2名)の狭き門に招待してもらったのだから頑張らなきゃね〜 (ちなみにもうひとつのWCは最近はシニアツアーに参戦していたマルセロ・リオスへ。)
2/5〜 チャレンジャー@フロリアノポリス(ブラジル)
ブラジルはお休みのデ杯ウィークに地元でチャレンジャー開催。地元だから出るのか?地元だから出にくいのか?どちらだろ??(12/30追記:出場確定の記事が出ています。)
2/12〜 コスタ・ド・サィーペ(ブラジル)
ワイルドカード確定。序盤戦の最重点大会ですね。
2/19〜 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
例年は早々と出場が確定する大会だけど、今年はラウンドロビンの新フォーマットで本戦枠が小さいうえに、ワイルドカードが必要な地元アルゼンチン勢がわんさかいるので、ちょっと難しいだろうな。
2/26〜 アカプルコ(メキシコ)
中南米クレーシリーズの最終戦。2006年は招待されながら欠場になってしまったけれど、義理は通していたし、要請すれば受けてくれるのでは?
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| 2006年12月18日(月) |
| やはり2007年はクレーから |
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前日↓に書いた”2007年シーズンは中南米クレーシリーズから・・・”というコメントがguga.comにも掲載されたので、オセアニア行きもチャレンジャー@サンパウロもないことはこれで確実。ATPの中南米クレーシリーズ初戦は1/29〜のビニャ・デル・マル(チリ)だけど、その前にチリで2週連続のチャレンジャーが開催されるので(1/15〜@ラセレナ、1/22〜@サンチャゴ)、そこからスタートの可能性もありますね。まぁ、いずれも出場するにはワイルドカードが必要だけど、南米だったら大丈夫でしょう?!
やはり前日↓に書いたチェッカーフラッグ振りの様子はおなじみclicRBSでちらっとみることができます。たら〜んとしたその動作は、地元を代表するアスリートというよりも、通学路で児童を見送るみどりのおじさん・・・。
clicRBS( http://www.clicrbs.com.br/ ) → RBS TV → Estudio SC → Desafio
Internacional からどうぞ!
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| 2006年12月17日(日) |
| (スタートは遅れても?!・・・)ゴールが肝心 |
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( photos @Flavio Neves )
12/16(土)〜12/17(日)はフロリアノポリスで現役F-1レーサーも参戦したKart競技会が開催されました。この収益金がIGKのチャリティ資金に充当されるということで、グガもでチェッカーフラッグ振り(第1レグのみ)やトロフィー贈呈役として活躍。右画像はフェラーリのフェリペ・マッサと歓談中のものだけど、小柄が有利なレーサーと並ぶとデカさが際立ちますね。
この競技会中に、2007年の日程に関してちょっと風向きが変わってきた感じのコメントが出ています。全豪のワイルドカードが無理ならばこちらだろうと言われていたチャレンジャー@サンパウロには出場しないそうで、年末年始は中南米クレーシリーズを目指してのコンディション調整にあてるとか・・・。これは雑談レベルの話と思われるので正式には日程発表待ちだけど、身体的な問題が絡んでなければいいけどなぁ。
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| 2006年12月13日(水) |
| 2週間後は何処に? |
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リオから戻ってからはカンボリューのパソスさんのアカデミーでトレーニング。今オフはアンドレ・サ、リカルド・メロー、チアゴ・アルベスの3名もカンボリューに集結しているので練習相手は十分でしょう。
2007年の開幕をどこで迎えるかはまだ発表なし。全豪のトーナメント・ディレクターによると、ワイルドカードの要請は受領しているものの、今の段階ではワイルドカードは”unlikely”とつれないお答え。残っている本戦ワイルドカード枠は実質3名で、そのうちひとつはフィリポーシスでほぼ決まりで、のこる2名も地元選手優先のようで、これは仕方がないし、本戦ワイルドカードが難しいことはグガ側にも伝えてあるそうです。
全豪本戦インが無理だったら、残るは予選のワイルドカードを得て一から挑戦するか、ブラジルに留まってチャレンジャーを転戦するか・・・だけど、スケジュール未定のわりには、12/26(火)にオセアニアへ向けて出発するかもしれないという妙に具体的な話もあります。まぁ、どこでスタートするにせよ、スタートできる状態にあるというだけで嬉しいし、スタートしてからも確実に前進できるように、年内のケア&トレーニングをしっかりとがんばりましょ〜。
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| 2006年12月9日(土) |
| フォローとお家騒動 |
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2007年のスタートは全豪からの可能性もあり?! という話題をアップする時に浮かんだふたつの疑問点のうち、ワイルドカードのあてはあるのかしら?という疑問は、これから交渉!ということで解決・・ではないけれど納得。そして、チャレンジャー@サンパウロを戦った後に全豪でいいんじゃない?という疑問は、全豪”予選”のワイルドカード取得を考えているということで解決・・ではないけれど納得。予選からいくつもりならば苦手な時差解消のためにも早めに移動しなくてはならないし。本当に予選からの挑戦になると益々大変だけど、その心意気や良し!
どんどん試合に挑戦!という姿勢は嬉しいけれど、それも身体的に問題がないことが第一条件。理学療法士のペトローニ氏がサントスの専属になってからはフルタイムの理学療法士がいない状態のようで、それがかなり心配だったけれど、サントス側からクラブの施設を使えば?という申し入れがあったようです。そうなればブラジルに帰る度にチェックとアドバイスを受けることができるし、サントス側にとっても好都合。違う競技のアイドル選手がわざわざ訪問してくるほどの施設と人材を抱えていることをアピールできれば、スポーツ医学面の充実で名を馳せているライバルクラブのサンパウロに対抗できるし。
グガがラウンドロビンで敗退したTorneio dos Campeoesの方は、ラウンドロビン全勝のカニャスvsエルアウナウィの決勝となり、2時間超のmatch
tiebreakの戦いの末にカニャスが優勝です。ガッチリ強いですねぇ。来シーズンは序盤にいくつかワイルドカードを貰えればチャレンジャーからはおさらばかな。
さてさて、いまだ続いていたお家騒動の話題もあります。2005年からデ杯キャプテンを務めてきたフェルナンド・メリジェニが月曜日に退任の会見を行うようです(12/14追記:会見ではなく声明によってキャプテン職の辞任が発表されました)。理由は未だブラジルのテニス発展のための対策を実行できない連盟に対するプロテスト。他に人材はいなさそうだし、次のデ杯戦は4月なのでその間に進展があるかもしれないけれど、しばらくゴタゴタは避けられないだろうなぁ。
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| 2006年12月8日(金) |
| 白星ゲット |
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( photo @Ricardo Ayres )
12/8(金)のラウンドロビン3戦目のサレッタ戦は6-2・6-4で勝ちました。1勝をあげていたサレッタにはあまり頑張る動機づけはなかっただろうから、勝負の結果としては参考にはならないけれど、勝利で終わることができてよかった〜
Globo.comには連日ビデオが出ており、昨日までもコメントはポジティブだったものの、12/8分は無理をしなくても声に力が出ている感じで、これもよかった〜 記者会見では”もしTVで自分の試合を実況するとしたらどうコメントする?”と問われ、「全ての面で改善しろ!と言うよ。僕は解説者としてはとても辛口なんだ。」という軽口もあったようです。
ビデオといえば、2日目のハートフィールド戦を前にしてのパソスさんのコメント版もあります。”私が知るグガではなかった”と初戦の出来を斬るお叱りのコメントありだけど、公に批判を口にしても騒がれないのが長年のパートナーシップの賜物で、他のコーチでは出来ないことでしょう。パソスさんは他にも”ベストの時期の70%の状態に戻れたとしたら奇蹟的”という見解も出していたけれど、あまり高いイメージに捕らわれすぎると、それが足枷となって現状の力も出すことできないことを危惧しての精神的な指導のひとつでしょうね。それに呼応するように、サレッタ戦後の会見ではグガ自身が”70〜80%の状態になればサーキットでも戦えるだろう”というコメントを述べています。
さて、これで年内の仕事はおしまいだけど、2007年シーズンは開幕から動き出すようなので、年内はゆっくりというわけにはいきませんね。ただ今考え中なのは2007年1月をブラジルに留まりチャレンジャーに挑戦するか、全豪に参戦するか・・・だそうで、全豪を考えていたなんて意外ですねぇ?! 地元のチャレンジャーに参戦すれば、勝ちあがって試合を重ねる可能性もあるけれど、注目が高くてプレッシャーがかかる、一方の全豪に行けば、初戦で終わる可能性も高いけれど勝てばポイントが大きいし、第1シードで乗り込んだ時の成績もアレ(?)なので気楽だし、トップ選手たちと練習もできる・・・というところでしょうか。
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| 2006年12月7日(木) |
| ラウンドロビン敗退は決定 |
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( photo@Andre Luiz Mello )
12/7(木)のラウンドロビン2戦目のハートフィールド戦は1-6・4-6で敗れ、3戦目の結果がどうであれラウンドロビンでの敗退が決定。初日と同じくストレートセットでの敗戦だし、取れたゲーム数も同じだけど、対エルアウナウィ戦を伝える記事の多くが「不安定さを露呈して敗れる」という”順接”のタイトルだったのに対し、2戦目は「進歩をみせたが敗退」という”逆説”のタイトルがいくつかあったことからも、プレーの出来自体は良くなったのではないでしょうかね。順接でも逆説でも結びが「勝った」になってほしいけれど、勝負の世界はそう簡単にはいきませんねぇ。なにしろ今年のシングルスの試合はこれでまだ5試合目だし。
グガ自身のコメントによると、第2セット序盤から中盤はいい感触でプレーできたけれど、そこから疲れを感じて集中力を欠き始めてしまったそうで、やはり丸々1年ぶりの2日連続の試合にまだ身体が順応できなかったのかな・・・。12/8(金)にはフラビオ・サレッタ(ブラジル)との対戦があるけれど、3日連続の試合は2004年9月のエキシビション以来だから実に2年3ヶ月ぶり。それだけもブランクの長さを実感しますね。
2戦目の対戦相手ハートフィールドのコメントは、昨日のエルアウナウィとは対照的に良くも悪くも若者らしいもの。「僕にとってグガのような選手とプレーできたのは特典だ。しかし今の状況の彼をみると悲しくなるよ。一番良いのは彼が素晴らしかった時と彼が成し遂げたことを覚えておくことだと思う。」−−−という言葉は率直な気持ちを表していると思うし、私も彼くらいの年齢だったらそう思ったかもしれないけれど、自分自身が納得できるまで挑戦を続けることができるのは、悲しいとは逆に恵まれたことであり、これまでに成し遂げたことを何ら傷つけるものではないのだから、過去を称賛するのは先にとっておいて、今は今の頑張りを応援したいと思います。
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| 2006年12月6日(水) |
| あらら・・の黒星スタート |
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( photos @Ricardo Ayres )
12/6(水)のラウンドロビン初戦エルアウナウィ戦は6-3・6-2で敗れてしまいました。開幕前日の記者会見では自信ありげなコメントが出ていたので昨日分にアップしようと思ったものの、待て待て初戦の様子をうかがってから・・・と、こちらも弱腰になったのがいけなかったか?!
しかし、負けても”敗退”にならないのがラウンドロビンの素敵なところで、12/7(木)夜にディエゴ・ハートフィールド(アルゼンチン)と対戦予定。コメント上は敗戦にも全くくじけていないグガだけど、連敗するとちょっとへこんじゃうだろうなぁ・・・と、今日は思ったことを素直に書いておこう! 以下は試合後のグガのコメント−−−
「今日は難しかった。コートサーフェスが少しべたついていて上手く動くことができなかった。今のテニスではフットワークが(ゲームの)半分を占める。常に良いポジションにいなければならないし、安定したストロークを打つためにも重要なことだ。」
「以前のような良い状態に戻りたいけれど、どれだけ時間がかかるのかは予測できない。昨年もかなり良いプレーができる状態に近づいたことがあったのに、怪我をして難しいことになり、結局ほとんど1年間ストップすることになってしまったからね。目標はトップ選手の一員になることだけど、短期的な野望は抱いていない。鍵となるのは頑張り続けること。今日のような試合も、たとえ負けたとはいえ、きっと役に立つ。明日はコートにも慣れてもっと良くなるだろう。」
良くない状態を見せて負けてしまうとマスコミからは色々と書かれてしまうけれど、対戦相手のエルアウナウィは、回復と復帰の過程とはそんなものというおだやかな援護のコメントを述べています。何しろ自身も長い故障と戦った経験があるキャリア16年の35歳だけに説得力あり。以下はエルアウナウィのコメント−−−
「グガは故障から復帰しているところで、まだ回復の途上にある。回復の過程とはそんなものだ。これからもハードなトレーニングを続け、最大限のプレーをし、4〜5ヶ月チャレンジャーで戦えば、世界中を驚かせるよ。」 「彼がプレーを続けていることは嬉しいよ。大切なのは自分がやっていることを楽しめるかだ。自分自身に意志があり、トレーニングと試合を楽しむことができるのならば、続けるべきなんだ。残念ながらテニスは若くしてプレーを止めるスポーツだと思われているけどね。」
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| 2006年12月5日(火) |
| 初戦はヨネさんと |
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( left photo@Ricard Ayres / right photo@Andres Farias )
12/5(火)はTorneio dos Campeoes開幕を前に、モスクワから移動中のカニャスを除く出場選手全員で記者会見。会見時の大きな画像はオフィシャルサイト(www.arenapetrobrasdepraia.com.br)からダウンロードできます。サレッタのマッシュルームに成り損ね髪がヘン。
GRUPO A
Guillermo Canas (Argentina)
Andre Ghem (Brasil)
Sergio Roitman (Argentina)
Thiago Alves (Brasil)
GRUPO B
Gustavo Kuerten (Brasil)
Diego Hartfield (Argentina)
Younes El Aynaoui (Marrocos)
Flavio Saretta (Brasil)
ラウンドロビンの組み合わせは上記のとおり。水曜から金曜の3日間で全選手の試合を3回ずつ観ることができるという素敵なフォーマットなのに、チケット要らず(=入場無料)ですってよ?!
せめて1ヶ月前に開催要項を決めてくれれば遠出を考えないでもないのに、エキシビションの日程はいつもギリギリに決定ですもんね、勿体ない。
初日12/6(水)のグガの相手はユネス・エルアウナウィ(モロッコ)。お互いに手の内はわかりきっている相手だけど、顔合わせは久しぶり。やはりサーブの戦いになるのかな。
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| 2006年11月30日(木) |
| 年内にもうひとつ腕試し |
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12/6(水)からリオで開催されるTorneio dos Campeoesに出場決定です。当初はMasters
da Petrobrasの名称で12/4(月)から開催予定だったけれど、諸事情により大会名とフォーマットが変更になったようです。出場選手はCopa
Petrobrasシリーズ5戦の優勝者+招待選手3名という構想が、カニャスが3大会を制してしまったので、3人の優勝者+招待選手5人へ大逆転〜?!
シリーズの各チャンピョンとして出場するのは、ギジェルモ・カニャスとディエゴ・ハートフィルドとセルヒオ・ロイトマンのアルゼンチン勢。招待選手はブラジル勢4名(グスタボ・クエルテン、フラビオ・サレッタ、チアゴ・アルベス、アンドレ・ゲィン)+お久しぶり〜のユネス・エルアウナウィ(モロッコ)。
12/6(水)から12/8(金)に2組に分かれてのラウンドロビン戦が行われ、12/9(土)が決勝戦。コートサーフェスはハードコート。ポイントこそつかないけれど、少なくとも3日連続で3試合を戦うという絶好の”実戦テスト”になることでしょう。
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| 2006年11月29日(水) |
| Web放送で観戦印象記 |
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11/25(土)のエキシビション・マッチ(対ニコラス・ラペンティ)の模様が2日遅れでTV放送されるというお知らせが guga.com に出たのが放送当日。そこからWebで見られないかと探し、探し当てたのが日本時間夜中のリピート放送直前だったので、残念ながらここでは情報シェアができなかったけれど、皆さんは見ることができました??
私のPCは具合が悪いので、何度か紙芝居にはなったけれど、実況&解説は付いているし、何よりもプレー姿を見ること自体が久しぶりですからね〜 夜中にホクホクと楽しんでしまいました。 以下、PC画面でみたプレー&その他諸々の印象を徒然と・・・
いかにもリゾートの雰囲気たっぷりのコートにグガとニコラペ登場。ふたりともウェアーは白ベース。リゾート地なんだからもっと華やかな色合いにすればいいのになぁ。暑いのかなぁ。
グガはパソスさん復帰会見時に着ていた赤ウェアーのリバースバージョンに赤の帽子着用で、”秋の大運動会赤組さん”といった感じ。
身体の体積が変動しやすいラペンティ兄だけど、久しぶりに見る顔はきりっと引き締まっていて、最近の復調ぶりが見た目にもありあり。今週のATPランキングでは67位まで戻しており、”旧友”とのランキング差は1010位〜
エキシビションだからお遊びもありか?と思っていたけれど、ふたりともとっても真面目なプレーぶり。第1セット第5ゲームでグガがサービスダウンを喫したものの、次のゲームで即ブレークバック。そして第7ゲームではサーブ&ボレーも織り交ぜた攻撃でラブゲームをものにしたけれど、アップ&ダウンから逃れられないのがブランク明けの宿命で、第9ゲームで再びサービスを落として第1セットはそのまま4−6で取られてしまう。ここで放送はCMタイム。録画放送でもセット途中にはCMを挟まないところが良心的だ。スポーツ番組はそうでなくては〜
第2セットになって赤帽子を脱いだころからリズムが出てきて、第7ゲームでラペンティのサービスをブレーク。その後の第8ゲームでは”ストロークに重さが乗っていた”というコメントどおりに思い切りのいいショットがビシバシと決まって、実況解説陣も”まらびぃりょ〜ざぁ〜(素晴らしい〜)”を連呼。まだ出会い頭のショット?!っぽいところもあるけれど、ラインから下がらずに打っていこう!という姿勢はしっかりと見てとれる。
一番気になっていたフットワークは、前後の動きは問題なさそうだけど、右に振られた時にはまだ自信なさげな様子もあり。特にサーブを打った後にフォア側に深くリターンが返ると途端に守勢になってしまう。ここは今後かなり狙われるだろうなぁ・・・。
第2セットを6−3で取って、試合の決着はmatch tiebreakに。いきなり1−5まで独走を許してしまい、やっぱりグガ〜!だったけれど、そこからエキシビション特有の和やかな雰囲気になって、両選手の伸び伸びしたプレーを楽しむうちに、グガが追いつき追い越し、最後はフォアボレーを丁寧にコート深くに決めて11−9で白星ゲット。
普通の試合の普通のタイブレークだったら絶対に取られてましたなぁ〜だけど、エキシビだからそれで良いのだ。
両選手が腕相撲式握手の後にハグして間もなくネットがそそくさとかたづけられ、コート上には素人ダンサーズ?!が登場。その舞は盆踊りレベル。一応表彰セレモニー前のショーだったらしく、その後にイベントスポンサーの重役さんからラペンティに記念の小さなトロフィーが授与された。インタビュー形式のスピーチはポルトガル語で。
一応”勝者”のグガは、薄緑ベースに深緑ラインのウェアーにお色直しして登場。その衣装でプレーすれば良かったのにさぁ〜
チャレンジャー@アスンシオンでも思ったけれど、よく似合いそうなウェアーをたくさん作ってもらっているのに、どうして試合になるといけてない組み合わせを選ぶんだろ?!
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| 2006年11月25日(土) |
| 手ごたえ感 |
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( photos@Gustavo Scatena )
左画像は今回のスポーツイベント参加者による記者会見時の集合写真。ドゥンガ(サッカー代表監督)等お手すきの各種目有名どころが集結だけど、前列のニコラペ&パソスさんが妙に目立っております。
さて、11/25(土)に行われたエキシビションは、3-6・6-4・11-9(match tiebreak)で嬉しい白星。エキシビションだから当然リラックスした雰囲気だったけれど、ナイスショットの応酬ありの好ゲームだったようですよ。そして何よりもグガ自身が良い手ごたえを感じられたようで、それが一番の収穫。
「パラグアイ(チャレンジャー@アスンシオン)の試合よりもずっと良いプレーができた。進歩を感じたし、ストロークがよりパワフルになっていることがわかったよ。」
「本当にボールに重量が乗っていることを感じたし、力をこめて打つことができた。良いリズムを掴んでいくための自信があったんだ。来シーズンに向けてこのようにプレーする度に上昇していくだろう。」
1時間15分少々の試合だったとはいえ、ハードコートでの動きにも問題がなかったことで、数日中には今後のカレンダーを決めるようです。来シーズン序盤の参戦はワイルドカード頼みなので具体的な大会までは決まらないかもしれないけれど、コメントから察すると、チャレンジャーかATPレベルかの選択は重要ではなく、日程的&地理的に参戦しやすい大会で、クレーよりもハードコートに重点を置くことも考えているようです。たしかに、耐久力に絶対的な自信を得るまでは、ポイントが短くてサーブ力をいかせる速めのサーフェスの方がプレーしやすいかもね・・・。
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| 2006年11月24日(金) |
| あらっ |
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( photos@Marco Cezar )
貼付画像は11/22(水)のIGKのイベント時のものですが、左は前日分↓にも写っているミュージシャンでこのままギターを披露している画像もありました。 ”腕どうしたの?!”という感じのグガの表情がおかしいです。
右はこの日も同伴だったのね〜のレティシア嬢だけど、左手薬指にごっつい指輪をしておりますぞ〜
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| 2006年11月23日(木) |
| 評価と準備 |
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( left photo@Marco Cezar / right photo@Dimas Schittini )
11/22(水)にはIGKのイベントに参加。価値ある社会活動を続けているグループを讃え活動資金として賞金を授与するこのイベントも今年で4回目。賛同し評価し激励を交わす貴重な機会になっていることでしょう。
その後は予定どおりバイア州に移動し、エキシビションの会場となるClubMedのハードコートで練習&調整。エキシビションとはいえハードコートでの試合は昨年のUSオープン以来となるだけに、グガ自身も興味津々であり、ちょっぴり心配でもあり、新鮮でもあり・・・の様子。まだまだ評価する段階ではないけれど、少なくとも自分自身が手ごたえを感じられるように、できる準備はしっかりとね〜
ファンの本道を外れてこっそりと興味津々だったのは、7月以来全く名前が登場しなかったガールフレンドのレティシア嬢との
その後だけど、今回はしっかりと同伴しているようです。お付き合いももう4年以上となり、関係も安定しているのでしょうかね?!
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| 2006年11月18日(土) |
| 来週の予定 |
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別に更新するほどのニュースではないけれど、”リズム”を整えるために〜。 金曜日にはアスンシオンでの居残り練習も切り上げて再びパソスさんのアカデミーで練習を再開。来週は11/22(水)にIGKのイベントに参加した後、バイア州に移動して11/25(土)にラペンティとのエキシビション・マッチに登場する予定。エキシビションなので楽しんでプレーできるだろうけれど、貴重な実戦練習の場でもあるので真剣なプレーがみられるのではないでしょうか(・・・といっても日本からは何もみられないけどね)。
チャレンジャー@アスンシオンの決勝はサレッタとカニャスの対戦となり、カニャスが9月の復帰後4つ目となるチャレンジャーのタイトルを獲得しました。これで100位内復帰も目の前に。故障による欠場ではなかったから練習は出来ていただろうし、復帰後も身体面には不安はないという強みはあるけれど、それでも15ヶ月のブランクの後にすぐに結果を出し続けているのはお見事。気持ちが強いな。見習わないとね。
準優勝に終わったけれどサレッタもシーズン終盤にひとつ結果を出してひと安心でしょう。サレッタもグガと同じく先月に元コーチのジョアン・ゼッシュさんと再び一緒に仕事を始めたばかり。このコンビは2度目の復活ではなく、3度目か4度目か忘れちゃったくらい。昨年末にコンビ解消となった時に、”ひとりのコーチと長く続かないのはサレッタの性格が問題なのか?”と問われ、「問題ではない。難しいんだ。」という名言(?)を残したゼッシュさんによると、最近のサレッタはメンタル面での違いをみせているそうで、彼も来シーズンは期待できるかな?
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| 2006年11月15日(水) |
| ちょっとみたかった光景 |
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( photo from Copa Petrobras Official Site )
ネットに出てくる11/13(月)のダブルス画像がグガ単独のものばかりで、どこかにないか〜と探していたら、随分遅れて公式サイトが掲載してくれました。なかなかお目にかかれない”小さくみえるグガ”。
メルセロ・メロの方はちょっと膝を曲げた姿勢にもかかわらず、12cm違うとやはりデカいです。今シーズンのメロはアンドレ・サとダブルスを組んでチャレンジャーで成績を残しており、9月のデ杯対スウェーデン戦に召集されるのでは?という話もありました。グガと組んだのは初めてだったけれど、9月にはフロリアノポリスで一緒にトレーニングをしたようです。
さてさて、試合の方は2日目で終わってしまったグガだけど、せっかくの実戦の場をいかすべく居残り練習を続けているようです。
「”サビをおとす”という点では初戦を戦えてよかった。全体的には良く動くことができることがわかったし。正直に言うとあと何試合かプレーしたかったけれど、またこのレベル(チャレンジャー)の試合でプレーする機会を探るつもりだ。」
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| 2006年11月14日(火) |
| 単複各1試合だけど・・・ |
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( photo from EFE )
シングルス1回戦の方も4-6・4-6のストレートで敗れ復帰戦は2日目で終了。「2試合プレーできればよし。」という戦前のパソスさんのコメントはあったものの、2試合合計でも2時間半足らずというプレー量は、”実戦におけるテスト”としては想定外だったかも・・・。
リズムの欠如以外の問題としては、右足のバランスがまだ不完全であることを挙げいるけれど、来週末のラペンティとのエキシビション以外にも年内にまだ試合がありそうなコメントがあるし(おそらくリオで開催されるMasters
da Petrobrasかな?)、年初のチャレンジャー@サンパウロや2月のチャレンジャー@フロリアノポリスでもプレーする意志があるようです。今後は”山篭り”はせず、実戦に挑戦しながらコンディションを向上させるつもりなのでしょう。
そうやって試合とトレーニングと身体のケアをバランスよく組み合わせていけば結果はついてくるはず。その見通しがたっただけでも”いきなり復帰戦”の意義があったのでは?!
これまではグガの”意志の言葉”だけが頼りでしたからねぇ。しかし、くれぐれも練習過多には要注意!
それはさておき、久々のシングルス公式戦には、地球の反対側でドキドキさせられたなぁ〜 仕事中だったからスコアはチェックしなかったけれど、今現在プレー中と思うとわさわさと落ち着かず胃がきゅ〜っと。ファンの方もブランクが長すぎてリズムが欠如しているぞ。来年は連日のドキドキにも胃が耐えられるように、エキシビも公式戦と想定して場数を踏んでおかねば。
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| 2006年11月13日(月) |
| 9ヶ月ぶりのシングルス |
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ダブルス1回戦は残念ながら2-6・2-6で敗れ白星発進とはいかなかったけれど、久々にサーキットの雰囲気の中でプレーできたことは第一歩といえるのではないでしょうかね。上手くプレーできなかった要因としては、本人もパートナーも対戦相手もみな”リズムの欠如”をあげているけれど、まったくこの言葉は便利よねぇ〜
さて、本当の意味での復帰戦となるシングルス1回戦は2日目のセンターコートのナイトマッチ。有料チャンネルだけどブラジルでは急遽生中継が決まったようです。勝利という結果も欲しいけれど、まずは来シーズンにつながる”成果”をしっかり掴むべく、がんばろう〜
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| 2006年11月12日(日) |
| 復帰戦はダブルスからスタート |
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( photo from Copa Petrobras Official Site )
公式サイトにはまだドローがアップされていないけれど、ダブルス初戦の相手はシモーニ/オセバル組(ブラジル)。ダブルスの方もブラジル勢が固まっちゃったのねぇ・・・。オーダーは初日センターコートのナイトマッチ。さすがに扱いが良いなぁ〜・・・といっても全コート共に第1試合スタートは17時。これは暑さ対策とのこと。
土曜夜にアスンシオンに到着し、日曜から早速会場でトレーニング開始。−−−「ここのコートはとてもいいよ。でもこの暑さが重要な要素になるだろうね。僕は自分がベストフォームではないとわかっているけれど、いかなる相手とも戦える技術がある。世界No.1だったころはそれを楽しんでいたし、またそこへ戻りたい。僕の最大のモーティベーションはこのスポーツ(テニス)そのものだ。僕はとても競争心が強い人間で、すべてをかけてサーキットに戻ろうとしているんだ。」
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| 2006年11月11日(土) |
| シングルスのドロー決定 |
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チャレンジャー@アスンシオン(パラグアイ)のシングルスの組み合わせが決定。グガの初戦の相手はオーストリアの23歳Reiner
Eitzinger(ライナー・アイツィンガー??)。全然知らん・・・けど、グガいわく”相手がジョアンだろうとジョゼだろうと関係ない。すべての試合が重要”なので、特にプロフィールも調べないことにします。ドローとしては8人中5人がブラジル選手という因果なヤマに入ってしまったけれど、これも考えるのはまだ先のこと。
11/11(土)の夜にサンパウロ経由でアスンシオンに移動。サンパウロで乗り継ぎを待つ間に行われた即席会見では、今回の目的として、大会に参戦して戦う喜びを得ること、そして、実戦における本当のコンディションを確認することを挙げていたそうです。トレーニングにおいては身体面での準備は出来ていると感じているけれど、試合になるとアドレナリンと緊張感が違いをもたらすかもしれないので、その点が少し心配なのだそう。
今回のいきなり復帰戦はマスコミにとっても予想外で、完全にウラをかかれちゃった?!と感じた記者もいたようだけど、ビックリだったのはパソスさんも同じで、グガが相談にやって来たのは11/9(木)の一連のトレーニングが終わった午後6時だったそうです。ビックリだったけれど満足のパソスさんによると、一緒に仕事を再開してから42日の間にグガが家でゆっくりしたのは日曜の5日間だけで、再び力を得るために自らを鞭打つようなもので、そのトレーニングぶりはあらゆる尊敬に値するとのことだけど、そのハードワーク志向がファンにとっては心配の種なのよね・・・。
以下は”今現在のグガ”を表現したパソスさんのコメント。以前から直接的なコメントよりも比喩を多様するパソスさんは、しばしば記者たちの首をかしげさせているようだけど、今回も”鷲”をイメージして一説。日本人にとっては”修行僧の山篭り”を連想させてわかりやすいんだけど・・・
「今の瞬間を鷲の生涯で言うとこうなる。鷲は30歳になるまで恐れを知らずに嵐に立ち向かっていたけれど、やがて山に身を潜めてそこで自らを鞭打つんだ。爪は折れ、くちばしはやせ細り、翼の羽は抜け落ちるけれど、やがて時が経つと、爪は伸び、くちばしは再び形づくられ、羽も生え揃って翼は山々の間をさらに高く飛翔する準備が整う。グガはまさにそのようにして新たに飛び立とうとしているんだ。私が願うのは鷲のようにこれから何年も生き永らえることだね。」
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| 2006年11月10日(金) |
| いきなり復帰戦決定! |
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この1週間は全然ニュースが出ないので、こんな時は何かあるのよね・・・と、あまり良くないことも想像していたけれど、出てきたのはいきなり来週のチャレンジャー@アスンシオン(パラグアイ)に参戦!の報でした。シングルスのプレーは実に9ヶ月ぶり。
11/9(木)のトレーニング後にグガ本人が準備OKの確信を持ち、パソスさんに相談し、パソスさんはすぐに大会側にワイルド・カードを要請し、もちろん大会側はすぐにワイルド・カードを出しますよ〜で、11/10(金)に復帰発表。もう、いきなりだなぁ〜
参戦はシングルスだけではなくダブルスも。パートナーは若手有望株で身長203cmのマルセロ・メロ(Lがひとつの方のメロ兄弟の弟)。自分よりデカいパートナーと組む機会は滅多にないからとっても新鮮でありましょう。
もちろんグガもパソスさんも最初から結果は求めておらず、実戦におけるトレーニングが第一の目的らしいけれど、とにかく第一歩の機会が訪れたわけです。
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| 2006年10月31日(火) |
| 今年の散髪 |
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別にニュースじゃないけれど、年に1〜2度のレアもの(?)なので・・・、Globo.comにインタビュー・ダイジェストビデオが出ていますが、伸び伸びしていた髪を切ったのね。かなりスッキリしたけれど、きっと来季の欧州クレーの時期にはまたモップ化していることでしょう。その頃にはプレーも伸び伸びしてますように!
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| 2006年10月27日(金) |
| エキシビひとつ決定 |
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( photo@ Fernando Willadino )
久々の更新になりました。情報は日々チェックしているものの、頭痛性(?)の風邪がなかなか抜けてくれず、チェックした情報もストック状態。まぁ、ご本人にならって日々地道に参ります。
パソスさんがまだツアー中につき、留守番練習を続けているグガだけど、本人いわく日々良いトレーニングができているそうで、地道にしっかりと進んでほしいもの。
その日々の練習の成果を披露する機会として、11/25(土)にバイア州のリゾートで開催されるスポーツイベントに登場することが決定しました。1試合のみのエキシビション・マッチの対戦相手はニコラス・ラペンティ(エクアドル)。みたいなぁ〜
ラペンティとのエキシビションはもうひとつ企画中で、うまく調整できれば12/2(土)か12/3(日)に予定されるらしいけれど、もうひとつの可能性として12/4(月)からリオで開催されるMasters
da Petrobrasに出場もあり得るか?! この大会は現在進行中の南米チャレンジャー・シリーズ5戦の優勝者に招待3選手を加え、2グループのラウンドロビンのリーダーで優勝を争うというもの。このフォーマットだと少なくとも3試合戦えるし、来シーズンへ向けての手慣らしとしては最適だけど、さてどうなるか。
この大会は、2007年ATPの13大会で試行される新フォーマットの先駆けともいえますね。13大会の中には南米クレー・シリーズのビニャ・デル・マレとブエノスアイレスも含まれており、本戦枠が益々小さくなってしまうけれど、もしワイルドカードを貰えれば、各大会で少なくとも2試合は戦えるので、新シーズンのスタートとしては好都合・・・と、これは鬼が笑う話ですね!
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| 2006年10月13日(金) |
| ひと区切り?! |
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先週末にSporTVで放送された番組のダイジェスト版が4本の連続ビデオとしてGlobo.comにアップされました。10/2の会見後のグガとパソスさんのインタビューが中心なので、特に目新しい情報はないけれど、この調子で今後もマメに取材してアップしてくれるなら有料契約を考えんこともないぞ?! しかし、このところのGlobo系の独占取材ぶりは、スポンサー契約の話でも進行中なのかしらね?とうがった見方もしたくなるほどだけど、2004年以降の2度の手術やその後のケアでかなりの費用を必要としたはずだから、復帰の際には大きなスポンサーが欲しいでしょうね。
今年5月から一緒に取り組んでいた理学療法士のペトローニ氏との契約も今週までで、同氏は今後はサントス専属として所属する大勢のサッカー選手のケアに取り組むようです。彼によるとグガの腰の状態は良くなったけれど、今後も専門家の指導によるケアとエクササイズが必要であることはグガに提示しているとのこと。以下はペトローニ氏のコメント−−−
「彼の腰の問題は無くなった。”新品”だよ。9月のデ杯へ向けて一緒に取り組んできたけれど、彼は制限を感じさせなかったし、状態は良かったし、何よりも重要なのは腰に違和感がなかったことだ。(来年の)1月にはグガは全てを備えて復帰できると信じているよ。」「(後任としては)ラリのところにもすでに資格を備えた専門家がいるだろう。我々が一緒に働き始めた頃から、2007年1月にATPの大会に復帰するという計画でやってきた。それは今後も変わらないだろうね。」
5月の時点から年内のATP復帰の計画は無かったのかしら? それともUSオープンを諦めた時点からの話なのかな?
今後のケアの方向性についての話はグガ本人とだけで、コーチとは確認しないもの?・・・等と疑問点はあるけれど、故障回復という点ではまずまずの成果が認められた時点で契約が満了となり、フルタイムの療法はもう必要ではないと判断したか、フルタイム契約の更新にはお値段が高すぎるってところでしょうかね?!
”腰は回復した”という見解は、医療的な立場からは何度もきかれたけれど、理学療法士としての見解は初めてなので、希望のひかりとして受け止めておきます。
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| 2006年10月8日(日) |
| ますますお父さん化 |
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( photo@Flavio Neves )
Globo.comとclicRBSに、”パソスさんツアー中につき留守番練習”のひとコマとインタビューの動画が出ています。練習着はモノトーンの2パターンが出てきますが、どちらもなかなかいい感じ。
日曜日には新聞サイトにパソスさんのインタビューが掲載されました。なんだか笑ってしまうくらい”お父さん”のコメントが満載だけど、パソスさん自身は選手たちのお父さん的存在になることに躊躇はないようで、15歳のタミラ・パスツェク(愛称はミミ)はWTA初優勝のスピーチで”第2のお父さんのラリに感謝!”と述べていたし、若手のハオニィー・カルバーリョ君はもっとストレートに愛してるよ!と告白?!してくるのだそう。
グガとパソスさんの再タッグが発表された時に最初に電話をかけてきたのがミミちゃんのお父さん。今後のツアー活動への影響を心配されていたらしいけれど、パソスさんはコミットしたとおりにツアーにも同行するし、グガもルーティンの変更は求めておらず、パソスさんのツアー中は、アカデミーの他のコーチ陣と共に練習を続けていくようです。おそらくグガ自身も以前のようなフルタイムの指導は必要ではないのでしょう。
パソスさんによると今のグガは”大人”だし、長い間コンビを組んでいたので、細かな指示は必要なし!とのこと。昨年初頭には自分の力でツアーを回りたいと決断する勇気を備えていたし、今度はしっかりとした態度でまた一緒に働きたいと申し出てきたことからも、大人としてとてもしっかりとした考えを持っていることがわかるし、グガが小さな頃からそうなって欲しいと願っていた姿なのだそうです。
とはいえ、愛する者が側を離れていくのは喪失感を伴うもので、昨年グガがひとりでツアーを回り始めた頃は辛かったし、必要な過程なのだとわかっていてもメンタル面での強さを要求されたし、結果を得られないでいる様子がわかっても手が出せないのはとても厳しかったそうです。まさに子離れに苦労する親の心情そのものですねぇ。
今回再びチャレンジする後ろ盾となってくれたのは奥さんのカルラさんで、あなたはベテランのコーチだし、プロフェッショナルなのだから、挑戦を受け入れなくてはならない!・・・と、力を与えてくれたとのこと。さすが、スポーツ記者のカルラさん!
これからのトレーニングでは、グガの身体的コンディションをひとつひとつチェックして、彼はフェラーリなのか大衆車なのか、何馬力を有するマシーンなのかを見極めて、熟練のメカニックのごとく仕上げていかねばならないけれど、当分の間はグガが夜の10時にくたくたになって就寝し、翌朝にはエネルギーが満ちた状態で起き上がり、また幸せな気持ちでコートで練習を続けられることが大切で、復帰の時は、ある朝グガがやって来て、”時が来た。先へ進む時間だ。僕は準備ができたよ。”と語る時以外にはない・・・とのこと。無理に背中を叩くつもりはないのですね。
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| 2006年10月5日(木) |
| とにかく喋る喋る |
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記者会見の概要は英語メディアにもたくさん出ていたし、全部のコメントをまとめようと思ったら三晩でも足り〜ん!ので、もういいかな・・・とあっさりと諦めて、会見動画をプレイリストに入れてまとめて連続再生で楽しんでみました。パソスさんの”講演”ぶりも特筆ものなら、グガの方も相変らず短い質問に対してよく喋る!
会見後の単独インタビュー編では、6分弱をほとんどひとりで喋り続けているけれど、お客様商売のアパレル業界に進出した自覚からか、カメラ目線でニッコリの芸も覚えた様子。
パソスさんとのトレーニングは会見に先立って先週から始まっており、2週目が終わるところだけど、パソスさんは来週からWTAのトーナメントに参戦するタミラ・パスツェク(オーストリア)に同行するため、しばらくは留守番練習になるようです。
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| 2006年10月2日(月) |
| とりあえず貼り貼り |
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( left photo@Flavio Neves / right photo@Fernando Willadino )
10/2(月)の記者会見の模様に関しては、さすがにたくさんの記事が出ていて、とても一晩では読みきれ〜ん!ので、今夜は画像貼り付けと要約のみで。これまでのグガの赤い衣装は今イチだったけれど、このシャツはなかなか似合ってますね。そのままコートでプレーしてもよさそう。
動画の方もGlobo.com以外にもたくさん出ているけれど、ほとんどパソスさんの”講演”状態。リポーター諸氏のスタジオトーク編では'99年ローマ優勝など懐かしい場面もみられますよ。
一番興味があった今後の計画に関しては、今のところ計画を立てる気はないということで、復帰は来年に持ち越しになるのかな?という感じ。ふたりの関係は元に戻るというよりも、第2段階のスタートで、30歳になった”長男”の意志の強さと頑固者ぶりにはパソスさんもびっくりなのだそう。
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| 2006年10月1日(日) |
| 記者会見予定 |
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土曜日にBlogの方に書き込みましたが、2005年初頭(発表は2005年4月)にコーチ契約を解消したラリ・パソスさんと再びコンビを組んで戦線復帰を目指すことになりました。10/2(月)午後にパソスさん同席で記者会見を行うというお知らせがguga.comにも出ており、予定どおり行われるとしたら、今後の日程らしきものが発表されるのか?に注目です。その他いろいろ思うことは、会見のコメントをチェックしてから・・・。
先週ひといきついている間に2007年のデ杯ドローが決定。プレーオフに敗れたブラジルはアメリカ・ゾーンに出戻りだけど、今年と違うのはシードとコート選択権が付いたこと。ひとつ出世。おかげで来シーズンは2月には対戦がなく、コロンビアとカナダの勝者と4/6〜4/8にホームで対戦することになります。またまたカナダ・・・の可能性が高いですね。
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| 2006年9月28日(木) |
| ひといき中 |
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ここ数日、デ杯の結果要約やグガのコメント訳を追加しようと思っていたものの、7月初めからず〜っと気になる動きや嬉しい意思表明などを調べまわっていたせいか、デ杯が終わって、ふ〜〜っ・・・・・と。大会に出場している時には調べる先もほとんど決まっているし、一定量で区切りがつけられるけれど、故障や今後の進退が絡んでくると気になり続けてしまうし。
それでも、調べる気があれば地球の反対側からの情報をもチェックできる現在は、何て便利な時代なのかと思う。昔は、好きな選手が長期戦線離脱してしまうと、テニス雑誌で取り上げてくれない限りは何もわからず、どうしているんだか?
回復できているんだか? もしかしてもう引退しちゃったんじゃなかろうか??・・・等とファンも長期不安定状態に置かれたものだけど、ネット時代のグガになると、日本のマスコミが取り上げてくれなくても、表舞台からは長く離れていても、しっかりと頑張っている様子を知ることができる。今の時代に登場してくれてありがとう〜
私のふ〜〜っとひといきはもう少し続きそうだし、週末は東京行きのため、更新再開は週明け以降になります。せっかくAIGの週に東京行きが重なったので、友人が飽きないでいてくれたら予選を1〜2試合観戦したいな。ブラジルからはマルコス・ダニエルが参戦予定。パソスさんが一緒に来てくれたらおもしろいけれど、昨年末からコーチしているオーストリアの女子選手(タミラ・パスツェク15歳!)が、USオープンジュニア準優勝の後、先週はスロベニアでWTA初タイトルを獲得する等伸び盛りなので、同行するとしたらそちらかな?!
パソス家では”次男坊”がなかなか育たない間に”娘”がすくすくと成長しているようです。
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| 2006年9月24日(日) |
| ダブルスの勝利はならず。でも・・・ |
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( photo @Eugenio Savio )
9/24(日)はメローが予想外の素早い大敗を喫して1-1のタイとなったところでダブルスに登場。客観的にみると悪くないプレーと試合ぶりだったらしいけれど、スウェーデン・ペアは”本職”だし、ブラジル応援団の騒音にイライラするようなキャラクターでもお国柄でもないし、がっちりと安定して譲らなかったようです。
グガの会見コメントには、勝ちたかった思いが何度も表れており、とても印象的だけど、今夜は時間が無く、慌てて訳したくはないので後日追加します。
身体的にはちょっと無理をしただろうし、ポイントゲットもならなかったけれど、コートに入って戦うこの瞬間が必要だったんだろうな。
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| 2006年9月23日(土)A |
| 応援席で頑張った日 |
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( photo @Eduardo Knapp )
前日からの雨の影響でダブルス戦が回ってこなかった土曜日のグガは、コートサイドからの大声でチームに貢献。右上画像に後姿で写っているのがメリジェニ・キャプテンからゴキブリよばわりされた(?!)チアゴ・アルベス君。見ていなくても様子がよ〜くわかる愉快な表現だし、緊張の試合展開を見守りながら、コートサイドに目を配って、こいつゴキブリみたいに走り回っとるな?!と観察する余裕があるのはキャプテンとして素晴らしい〜
それはさておき、1勝は1勝にすぎず、9/24(土)にはまずメローがソーダリングと対戦予定。”ブラジル・チームの中で知っているのはグガとサレッタだけ”というソーダリングに嫌というほど名前を覚えてもらう絶好の機会!
そしてデ杯ではいつも大きな鍵となるダブルス戦が続くけれど、日曜日の午後のゲームになっちゃって、現地では大盛り上がりだろうけれど、遠隔地応援には辛い時間帯だなぁ〜
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| 2006年9月23日(土)@ |
| サレッタ、”キャリア最大の勝利” |
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9/22(金)から降り続いた雨に、コートカバーの不備も加わってスタートが遅れに遅れたデ杯対スウェーデン戦は、第1試合でフラビオ・サレッタがマッチポイントを握られながら4時間超の熱戦を制して貴重な1ポイントをゲット!
つい数週間前には、試合や練習に臨む意欲が無くなっていると噂され、コーチのみならずマネージメントや広報との契約も解消したことで早めの引退も囁かれたサレッタだけど、デ杯前のサンパウロでの練習とチーム練習でグッとやる気と戦う力が戻ってきた様子。この試合中も一時は勝てないのではないか?という迷いが生じたけれど、メリジェニ・キャプテンのアドバイスとコートサイドから絶えず声をかけてくるチームメイトや応援団からもエネルギーを得て、その成果は某クレジットカード会社のCMコピーをなぞって”プライスレス!”なのだそう。
これでメリジェニのリスクを伴った起用戦略のひとつは成功したといえますね。国内ランキングNo.1とNo.2をチームから外したことはメディアから疑問視されたし、No.2のダニエルは批判や非難ではないけれど失望を語っていたし、代表選手は”メリジェニ・ファミリー”から選ばれているのではないか?(要はえこひいきではないか?ってこと)等と書かれたりしたけれど、メリジェニは一貫して、プレーする選手はチーム練習におけるコンディションを観察して決めること、揶揄されるような”ファミリー”は存在しないこと、チームはチームとして団結が必要であることを語り、その一方で、コート内外でモーティベーションの揺れに悩んでいたサレッタから力添えを頼まれたことも認めています。以下はメリジェニのコメント−−−
「デ杯では全てに力を尽くさねばならない。我々はスペインやアルゼンチンのように多くの選手を抱えているわけではないから各選手を信頼しなければならない。誰だって助けが必要だ。自分が頼むこともあるし、頼まれることもある。私には各選手をチームでプレーできる状態に持っていくという職務があるんだ。サレッタは助けを求めてきた。私の判断はそれを了解して彼にリズムを取り戻させることだった。彼は8個のボールでトレーニングし、1分たりとも遅れて来ることはなかったよ。彼はプレーできるチャンスを求めてきたので、それを可能にするのは君自身だと答え、彼は(起用に)値する行動をとったんだ。」
「代表選手は自分のためだけにプレーするのではない。ひとつの敗戦がグループ全体に影響を及ぼすからね。我々のチームはとても団結している。チアゴ(・アルベス)の様子だけでもわかるはずだよ。彼は代表には選ばれなかったけれど、まるで間抜けなゴキブリ?!みたいにコートサイドを右往左往しながらサレッタをサポートしていた。グガもずっと叫びながら力を与えていたよ。」
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| 2006年9月21日(木) |
| 組み合わせ決定! |
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( photo from POA press)
就寝前にはまだわからないかな?と思っていたけれど、早めに発表されました。メリジェニ・キャプテンは思い切って起用してきましたねぇ〜
9/22(金)−サレッタvsヴィンシゲラ、メローvsソーダリング
9/23(土)−サ/クエルテンvsアスペリン/ビョルクマン
9/24(日)−サレッタvsソーダリング、メローvsヴィンシゲラ
決まったからには、遠隔地応援も思い切って頑張るぞ! |
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| 2006年9月20日(水) |
| Home Town Boy |
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( photo from POA press )
9/19(火)は、午前中の練習は疲労回復のためにお休みしたものの、チーム全員出席の記者会見や、ベロ・オリゾンテの社会活動プログラムで子供たちにテニス・レッスンする等大忙し・・・なので、髭も社会人らしくきれいに剃ったのね。レッスンの模様はちょっぴりだけどGlobo.comにビデオがアップされています。参加している子供たちも嬉しそうだけど、グガもとってもご機嫌の笑顔です。
9/20(水)のトレーニングでは、メリジェニ・キャプテンの注意がメローとサレッタに集中していた一方で、ダニエルが疲労回復でお休みだったことから、シングルスはメローとサレッタ、ダブルスがグガとサのコンビになる・・・というのが専らの予想だけど、無理に予想しなくてもあと1日経てばわかること。既に確定しているのはダブルスの一角がアンドレ・サであることと、公式ディナーがシュラスコになるってことだけ?!
チームメンバー中唯一出場が確定しているアンドレ君は、ベロ・オリゾンテの出身で故郷に錦を飾る絶好の機会。昨年末に生まれた愛娘のカロリーナちゃんも連れてきているのかな?!
そういえば9/20はサレッタ家のフェリペ君の2歳の誕生日。ということはパソス家のベッティナちゃんは2歳と1ヶ月。月日は着々と刻まれていくのですねぇ。
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| 2006年9月17日(日) |
| チーム練習開始 |
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9/17(日)よりベロ・オリゾンテの会場で全メンバーが揃っての練習がスタート。マルコス・ダニエルがグガ・ブランドTシャツを着ていますが、胸板が厚い人が着るとまた違ったイメージ。
代表としてプレーする4人はドロー直前まで発表されないし、実際のところメリジェニ・キャプテンもまだ決めかねているのではないでしょうかね・・・。最近の実績では9/18(月)の最新ランキングで初のブラジルNo.1となったチアゴ・アルベスが一番手だけど、まだデ杯の経験が無いことと、小柄な身体をフルに使うプレースタイルで5セット・マッチに不安が残ることから起用はなさそう。マルコス・ダニエルとリカルド・メローとアンドレ・サは先週のチャレンジャーで15ヶ月ぶりに公式戦復帰のカニャスに連続で斬られてしまったし(しかもダニエルとサは0−6付き)、フラビオ・サレッタは実戦のリズムが欠けている状態。
シングルスをがっちりと任せられる2選手がいればグガのダブルスの可能性もあるけれど、アンドレ・サもダブルス要員として考えられている以上、シングルスの可能性がない2選手を4人のメンバーに組み込むリスクは取れないんじゃないかな。個人的には練習と応援で頑張ってくれればそれでOK!
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| 2006年9月16日(土) |
| 苦節2ヶ月半?! |
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ビデオも出る時はどどっと出ますなぁ〜 もっと定期的に小出しにしてくれるといいのに。
Riderの子供向けサンダル・ラインGuga KuertenのCM撮りの様子はguga.comでも画像で紹介されていましたが、6月末からのTV放映と知り、親会社Grendeneのサイトに日参すること2ヶ月半、よ〜やくビデオをアップしてくれました。将来演技の世界でも食っていけるかどうか?は各自ご判断を〜 (↓のURLをコピー&ペーストでどうぞ)
http://www.grendene.com.br/www/advertising/advertising_final.aspx?advertising_id=67
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| 2006年9月15日(金) |
| 日曜日にベロ・オリゾンテへ |
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guga.comの陣営紹介のページから、グミィさんとトレーナーだったフェルナンド・カオさんの名前が消えました。ちょっと寂しいですねぇ。先週のインタビューで語っていたように、ぐったりしてしまう状況の時に支えてくれるひとりだったグミィさんと袂を分かつことで、しばらくは確実にロスがあるだろうけれど、これからはもっと強く檄を飛ばしてくれるような人物が必要だと判断したのかもしれません。以前パソスさんが語っていたように、人がドアを閉じるのは、これから先に新しいことが待っているから・・・なのかな。
サンパウロでのトレーニングも金曜で打ち上げ、土曜日はフロリアノポリスでIGK主催の子供たちのテニス・トーナメントに顔を出し、日曜日にデ杯決戦の舞台となるベロ・オリゾンテに集合する予定。同日に記者会見も設定されているようです。
このところフリーでビデオをみせてくれるGlobo.comにまた新しく3本のビデオがアップされました。トンテンカンテンと突貫工事で進められている会場設営の模様(選手は登場しません)がみられる1本と、メリジェニ、サレッタ、グガのインタビューと”メリジェニが新しいコーチとなる可能性もありや?!”というスタジオ・トークが入る1本、そして、”隠し撮りか?!”という怪しい出だしながら、しっかりとトレーニングの様子やインタビューが織り込まれた1本です。久々に耳にするグガとサレッタの”唸り声×2”は懐かしささえ覚えるけれど、このコートが住宅地にあったとしたら確実に騒音クレームがきそうだ。
グガはダブルスでのプレーに意欲満々の様子だけど、大丈夫なのかなぁ〜?! 2月の対ペルー戦の頃よりもコンディションは良いと言われても、対比の対象レベルが低すぎだし。
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| 2006年9月14日(木) |
| 急展開?!でコーチ契約解消 |
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昨年の5月以来16ヶ月続いていたグミィさんとのコーチ契約を解消することが発表されました。契約解消を決めたのがごく最近のことなので、新しいコーチを探すことまでまだ考えていないとのこと。
先週末に安心したばかりだったのに、やはり難しかったか・・・。グガの声明も出ているけれど、この種のことは声明ではわからないし、勝手に推測するのも嫌なので、”両者の今後に大きな幸あれ!”だけを強く願います。この厳しい状況の中で1年と4ヶ月の間コンビを組むことができたのは、相性も良く、ふたり共に真剣に働いてきたからこそなので、是非良いコンディションでツアーに戻って、大会を戦ううえでのコンビネーションをみたかったんだけどな。それにパソスさん時代にはなかった(パソスさん、スミマセン!)練習風景におけるビジュアル的なお楽しみもあったのに、残念!
徐々に解消の方向に進んだのか、この1週間ほどの間に何か意見が分かれる状況に至ったのかも謎。ちょっと心配になるのは、今回のデ杯召集に対するスタンスで食い違いが生じたと仮定した場合。一貫して今後3年間を戦えるコンディションに持っていくことを任務にしていたグミィさんに対し、どうしても早くプレーしたい選手としてのグガを考えると、無理をしてでもプレーしようとしているのかなぁ?という心配がむくむくと・・・。しかし、7月に股関節に炎症を起こしてしまったのも焦ってしまった結果だと反省していたし、30歳のベテラン選手の判断を信じるしかないな。
コーチなしとなったグガは、今週はサンパウロに移動し、メリジェニ・デ杯キャプテンの下でサレッタと一緒にトレーニングしています。本来ならばチャレンジャー参戦中のメンバーを観察にいくはずのデ杯キャプテンが、居残り練習(?)に付き合っているのはなぜ?と不思議に思っていたけれど、コーチがいない二人の面倒をみていたわけですね。
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| 2006年9月12日(火) |
| 対戦チームの顔ぶれ |
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スウェーデン・デ杯チームのキャプテンを務めるヴィランデルが対ブラジル戦に臨む4名を発表。ビョルクマン、ソーダリング、ヴィンシゲラ、アスペリン・・・という顔ぶれは予想どおりだけど、大ベテランのビョルクマンがシングルスの方でも国内No.1なのですねぇ。ウィンブルドンの大量得点が利いているとはいえ、立派!
No.2のソーダリングはまだデ杯未勝利だけど、グガのソーダリング評は高く、スウェーデンとの対戦が決まった後のインタビューでは意外なほどソーダリングを警戒していました。No.3のヴィンシゲラはこのところチャレンジャーで自信とポイントを集めながらランキングを戻してきており、彼もチャンスを与えられたら頑張っちゃいそう。そしてビョルクマンとアスペリンのダブルスはがっちりとポイントを押さえてくるでしょう。ワールドグループの入れ替え戦だから当然とはいえ強敵だ。
ブラジル・チームの方は既報ととおり5名+練習メンバーが決まっているけれど、今、デ杯公式サイトをみてもグガの名前は出てきません。4名の枠外だしね。
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| 2006年9月10日(日)A |
| プロモは続く |
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( photo@Sebastian Mayer )
今週末は9/5(火)の記者会見でのコメントをまとめようかと思っていたけれど、多分試合に出ることはないとはいえデ杯に召集されたことで来週から動きがあるだろうし、”プロモ週間”で続々とインタビューが出て全部はまとめられないので、インタビューの中から印象的だったコメントをいくつかピックアップしてみました。
−長い故障との戦いを支えるメンタル面の強さはどこから得られたのか?−
「プレーに全力を尽くし、怪我からの復帰にも献身した長い時間に培われたもののひとつだ。でも同時に僕の側にいてくれる人々の助けによるものでもある。人は、安定していてとてもポジティブな考えでいられる時もあれば、疲れて、死にそうになって、あれをしたりこれをしたりする力を感じられなくなる時もある。そうなると、ため息をついて、深呼吸して、明日はまた大変だ、トレーニングしなきゃならないし、これは孤独なスポーツなんだ・・・ってね。結局のところは、90%は選手の努力によるものだけど、誰か支えてくれる人がいれば然るべき場所に導いてくれるんだ。エルナン(・グミィ)はそのひとりで、この1年間で僕を理解した。彼は何を話せば僕の助けになるかを知っているし、僕の気性を掴んでいるし、僕がとても疲れて消耗してくるとわかるんだ。」「
ラリ(・パソス)と一緒の頃もそうだった。僕らの関係はとても長いものだったから、彼は200m先からでも気づくほどだったよ。」
*これだけ長く復帰への戦いが続くと、もちろん本人が一番大変だけど、コーチも厳しいぞ、どうやっているやら・・・と危惧していたけれど、がっちりスクラムを組んで頑張っているようで安心しました。復帰を果たして軌道に乗った暁には、ぜひグミィさんにもロング・インタビューを敢行してもらいたいものです。きっと”大変だった話”が山ほどあるに違いないぞ。(追記:このインタビュー後に何か状況が変わったのか、9/14にグミィさんとのコーチ契約解消が発表されました。)
−必要ならば3度目の手術も受けるのか?−
「そうなればラケットを置くことになるだろうね。手術は選択のひとつだけど、(プレーのためではなく)僕の生活の質を向上させるためだ。この故障はテニスでは新しいものだ。今ではどういうことになるかわかっているから、多くの選手が予防処置をとっている。僕も以前にわかっていたら、安定性や筋力の向上などによって問題を避けることができたかもしれない。もし僕が予知できたか、誰かが警告してくれていたらってことになるけれど・・・。僕のケースでは、わかった時にはもうすでに(筋力のアップなどでは)何もできない状態になっていた。原因がわかるまで6〜8ヶ月かかったからね。腰の原因を見つけてからは、最良の選択を探し、先端の手術を受け、振り返って後悔することはなかった。僕は何も悔いることはないよ。手術を受けたテニス選手が回復し、以前と同じか以前より良いプレーができるのか?に対する答えは、これからの僕にかかっているのだから。」
*グガの故障と手術からの回復経過に関しては、ATPにもレポートされているようです。しっかりと調査&対策が進んで、少しでも後進の役に立てるといいですね。でも一番の貢献は復帰して勇気を与える前例をつくること!
−なぜそこまでしてコートに戻りたいのか?−
「僕自身の個人的欲求以外の何ものでもないよ。29〜30歳になっても全てをかけて探求を続ける意志があるとは自分でも想像していなかった。トレーニングして、試合をして、向上しようとしていた子供の頃と全く同じ意志だよ。でも、そこから逃れられないとも言える。わかる?
1日〜2日家にいると、何かしたくなるんだ。ここ(コート?)に来て、色んな方法で試したくなる。もし3時間ぶっ続けでプレーできる機会を与えられたら、僕は世界で一番幸せな顔になるはずだよ。もし全てがうまくいけば、僕はあと3年間はプレーを続けたい。」
*このインタビュー時点の1日のコート上の練習は、連続1時間15分か、45分×2セッション程度で、毎日3時間みっちりとトレーニングできるようにならないと確信が持てないというコメントもありました。そのハードワーク志向が故障をもたらしていたわけで、そのあたりのさじ加減も今後の課題でしょう。
−100%回復して復帰し良いプレーができるようになったとする。それにもかかわらずランキング50位に戻れなかったとしたら、諦めるのか?−
「そんなことになるはずないじゃない(笑)?! 僕のストロークが入り始めたら、そんなことにはならないよ!僕は良い状態にならなければ大会には出ない。もし1年後にあなたが同じようにインタビューに来たら、僕はまだ理学療法を受けているかもしれないし、もう理学療法は不要になっているかもしれないし、あるいはフロリアノポリスで何か別のことをやっているかもしれない。少なくとも今後9ヶ月の間は耐えるつもりだよ。」
*会見でも”あと3、6、9ヶ月でも復帰を待つことができる”というコメントがあり、その時は”いつまでも”と同義かと思っていたけれど、9ヶ月という区切りは頭にあるのですね。計算すると来年のローランギャロスまでは挑戦を続けるということ。しかし、2005年のローランギャロスではあと半年と語っていたし、2005年末には2006年末までと語っていたから、さらに区切りが延びる可能性はあるけれど、そろそろご褒美を貰ってもいい頃だ!
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| 2006年9月10日(日) |
| 誕生日おめでとう!(&デ杯チームに再び仲間入り) |
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毎年のことだけど、本国より一足先に”誕生日おめでとう〜!” 今年は30代の仲間入りという記念碑的誕生日。競技者の世界では年寄り扱いだろうけれど、まだまだ若いぞ!何でもできるさ。
メリジェニ・デ杯キャプテンからも誕生日祝い・・・ってわけではないだろうけれど、通常は4人+練習生という編成のブラジル・デ杯チームは、9/22(金)からスタートする対スウェーデン戦(開催地はミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ)には、マルコス・ダニエル、フラビオ・サレッタ、リカルド・メロー、アンドレ・サ、グスタボ・クエルテンに練習メンバーとしてチアゴ・アルベスを加えた6名が召集されることになりました。9/15(金)に集合し、翌日からチームトレーニングを開始し、トレーニングの様子をみてから9/21(木)に試合に起用する4名を決定する予定。
「デ杯を盛り上げるためにグガを呼ぶことはない。デ杯ではそんなことはしない。絶対に。もしグガを召集するとしたら、チームに加わって戦うコンディションにあるからだ。」と語っていたメリジェニだけど、今回は試合に起用される可能性はなく、チームの牽引役としての役割を期待されての召集でしょう。ただし、対スウェーデンチームのちょっとした”かく乱戦略”としてダブルスでの起用を匂わせる発言は出てくるはず。
チームに召集されたことで、来週はサンパウロに移動してサレッタと一緒に練習するかもしれません。他のメンバーはベレンで開催されるチャレンジャーに出場予定。この大会は出場資格停止処分が解けるギジェルモ・カニャスの復帰戦でもあります。復帰では先越されちゃったな〜
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| 2006年9月6日(水) |
| プロモ週間?! |
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どうやら今週は続々とTVで特集が組まれているようです。生誕30周年記念兼ブランドのプロモーションってとこでしょうかね。ちょっぴりでもネット上でみられるといいけれど。
9/5(火)の会見の一端はすでにいくつかみることができます。フリーで視聴可なのは短い低解像度バージョンになるけれど、EsportesTV(Video
URL:http://tv.terra.com.br/home.aspx?channel=100)のビデオでは、髪伸びた〜(かな?!)の仕草が可愛いです。
clickRBSのビデオでは、久々にアリスさんの姿も。お母さん特製のバースデー・ケーキは写真でみるより美味しそう。ここ数年体重は全く変わっていないというグガは、何でもしっかり食べているけれど、トレーニングが出来ない時期は筋肉が落ちてしまうので、その点は十分に注意を払っているのだそうです。足腰の故障を抱えるスポーツ選手の多くが、まず第一にダイエットに四苦八苦するのに、この点では楽しとるな。
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| 2006年9月5日(火) |
| 前祝 |
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( left photo@Daniel Conzi / middle&right photo@Fernando Willadino )
9/5(火)の会見の内容は、その前に新聞やTVのインタビューが先行していたため、特に目新しい情報はなく、多くのマスコミ関係者と直接話す機会を設けるのが目的だったようです。会見の終わりにはアリス・ママ特製のAvaiカラーのラケット型ケーキで30歳の誕生日の前祝い。誕生日のプレゼントとして欲しかったのはAvaiのSerieA昇格だけど、今年はもう無理なので来年に期待!とのこと。
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| 2006年9月4日(月) |
| 必見! |
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Globo.comにもう1本ビデオがアップされました! 今度は約7分の間にインタビューや理学療法やトレーニングの様子が織り込まれた待望の動画です。やはり動いている姿をみるとぐっと安心しますね。(←その後もう1本3分のビデオが追加されました。7分版は番組名Bom
Dia Brasilのものです。)
ビデオの出だしは、「僕のプランは、”反引退”だ。」・・・という言葉はカッコいいけれど、口がうまく回らず、助け舟を出してもらって、へへへ〜と脱力感たっぷりの表情から始まり、「もう少し、本当にもう少し。彼は皆を驚かせるよ。」というペトローニ氏の言葉もきかれます。まだまだ時間はかかるだろうけれど、希望を抱いてがんばろ〜
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| 2006年9月4日(月) |
| ビデオ2題 |
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まずは、Globo.comでアンドレ・アガシを讃えるコメントを述べている様子をみることができます。20秒足らずなのでちょっぴりだけど、もさもさ髪はしっかりと観察できますよ。
おなじみclicRBS(URL:http://www.clicrbs.com.br/)では、チリでスノーボード体験の巻が出てますが、スノーボードなんかやって大丈夫なのかしらん?? まぁ、十分注意してやっているだろうし、あまりトレーニングできない時期のいい気分転換にはなったかな?!
例によってビデオに直リンクできないので・・・、トップページ→RBS TV→RBS
Esporteから”雪上のサーファー”ぶりをお楽しみください。(Globo.comもclicRBSトップページから移動できます。)
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| 2006年9月1日(金) |
| 意志を持って信じるものは救われるはず |
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昨日からの続き・・・。
調べものの成果のひとつは、ひと月前にチャレンジャーの日程をチェックした時にはリストになかった10月〜11月の南米シリーズが復活していたこと。今年はスポンサーのPetrobrasが撤退してしまったのか?!と案じていたが、ボゴタ(コロンビア)、モンテビデオ(ウルグアイ)、アラカジュ(ブラジル)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、リオデジャネイロ(ブラジル)の5都市で無事開催の運びとなったらしい。これでひとつ年内に目標候補ができたかな?!
安心材料はグガの広報を務めるジアナさんのコメント。9/5(火)の会見は現在の状況と今後の復帰に向けての試みを語るためであり、「彼は頑張っているし、意志を持ってトレーニングしている。今引退を語るような可能性は少しも存在しない。」
ちょっと安心してもやはり本人のコメントが欲しいな・・・と探してみたら、8/31(木)付けでリオの新聞Extraがインタビューを掲載していた。本来はGUGA@KUERTENに関するインタビューで、おそらくビジネス&ファッション談義がメインだったはずだが、ちょうど引退発表か?!の憶測が流れた翌日だけに、掲載されたインタビューのほとんどはこの話題。
(以下はそのExtraインタビューの和訳ですが、今回はWeb翻訳が使えない形式だったため、いつもよりもさらに誤訳を含む可能性高し!なのでご了承ください。)
−File(理学療法士のペトローニ氏)と治療を始めた頃には7月の復帰が待たれていたが、今は?
「予測はしたくない。できるだけ早く復帰できるように時間を追いかけているけれど、自分の(身体の)限界を尊重しなければならない。(7月頃は?)いい感触を得ていたし、快適だったし、以前よりもスピードを上げたトレーニングを始めていたんだ。トレーニングを向上させるためにね。でも予想外のこと(関節の炎症)が起きてしまった。」
−急いでコートに戻ろうとしたことが問題を引き起こしたのか?
「それもあるね。僕はもっとこらえなければならなかったんだ。右足に問題を抱えたことで、僕は時間を失い、回復の過程を後戻りしてしまった。僕は高いレベルの試合に戻りたいんだよ。過程を飛ばして復帰してそこそこのプレーをするためじゃない。それは目標じゃないんだ。」
−かなりのフラストレーションだったのでは?
「ちょっといらついた。あなただってうんざりするよ、きっとね。でも悲しんでばかりいても何も始まらない。回復の過程で方向転換を余儀なくされたけれど、困難の中に良い一面を見つけ出して自分の力となるようにしている。これが起こったことだよ。そしてもう過ぎ去ったことだ。」
−一瞬たりともプレーを止めることは考えなかったのか?
「僕はまだ終わっていないんだ。もちろん確信が持てない時はある。でも止めることは全く考えなかった。」
−難しい状況の中で何に助けを求めるのか?
「僕の家族と友人たち。いつだってね。」
この後にはファッション関係のインタビューが続くけれど、これはまたの機会に。またもやくじけない意志の強さに感心させられる言葉だけど、身体的状況はいまだ厳しいのだなぁ・・・。長い長い戦いとなっているだけに、そろそろ何か確実な光明がないと鉄の意志も永遠には続かないだろう。
8/6分に”本人に要求はしない”と書いたので・・・、頑張れ!関節!
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| 2006年8月31日(木) |
| ”引退発表か?”に揺れた2日間 |
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日本時間の8/31(木)朝に独占スクープの精度が高い新聞サイトに、”9/5(火)にテニス記者を招いて会見を行う。引退の発表となるかもしれない。”という記事が出て、ひゅるる・・・。ゴシップ系や東スポ的サイトの記事なら吹き飛ばすのだが、記事を書いていたのは2004年の手術に関する報道ではほぼ独走状態で、今年5月の会見前にも理学療法士のペトローニ氏との契約やトレーニング計画を早々と報じるなど、事情通として知られている記者。それだけに心は大きく揺れて帰宅後に調べまわったものの、guga.comは繋がらないし、他のサイトは引用記事だし、他に頼る情報元はなし(おまけに自宅PCは夏バテ中だ・・・)。
そんな時に頼るのは自分の直感のみ。直感が語るには・・・、9/5(火)といえばUSオープン期間中だし、会見の通知があったという8/30(水)時点ではまだブラジル勢の一角チアゴ・アルベスも勝ち残っていた(その後2回戦敗退)。それにブラジル・テニス界にとって重要な戦いとなるデ杯プレーオフ対スウェーデン戦も控えている。百歩譲って引退が頭の中にあるとしても、そんな時に発表はしないだろう、するはずがない。事情通記者の予想記事よりも、自分の直感を信じるべ!
日本時間の9/1(金)にようやくguga.com復活。会見の案内はなし。しかし別のテニス記者のブログによると確かに会見の通知はきたらしい。仕事が多忙な1日だったので日中は揺れる心をシャットアウトしたものの、帰宅してからまた調べもの再開。いくつか調べものの成果はあったけれど、まとめる時間がないため、続きは明日に!
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| 2006年8月28日(月) |
| 大部分は周辺の話題?! |
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トレーニング再開の様子はいかがかな?と気にはなっているけれど、まだ何か言えるような段階でもないのだろうな。コート外では、8/25(金)にIGKのプログラムで活動中の子供たちを激励した様子と、8/26(土)にまたAvaiの応援に駆けつけたことが報じられていますが、愛しのAvaiは2連敗しちゃったので気分転換にはならなかったかも・・・。
フロリアノポリスではフューチャーズ・シリーズが開催中で、IGKも協賛していることから、一度くらい顔をみせるかな?と思っていたものの、今のところその様子はなし。試合では故障に悩まされランキングを大幅に落としていたフランコ・フェレイロが格の違いをみせているけれど、コーチだった(元デ杯キャプテンの)アシオリー氏とは、”相容れないトレーニングに関する意見の不一致”で契約を解消したらしいです。同じくアシオリー氏の生徒だったハオニィー・カルバーリョがパソスさんの指導を受け始めた一方で、パソスさんの下で鍛えられていたブルーノ・ローザは今は離れているようだけど、これは大学の勉強も続けたいというブルーノ君の意向によるものらしく、パソスさんも文武両道の志にエールを送っていました。
コーチ契約解消といえば、ギリギリでUSオープンに本戦インしたものの1回戦敗退だったフラビオ・サレッタも、今シーズンから組んだジャイメ・オーシンスとの師弟関係を解消するとのこと。理由はこちらも”意見の不一致”。出足はとても良かったのにねぇ・・・。
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| 2006年8月16日(水) |
| 来週からトレーニング再開 |
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3週間の理学療法専念で右足付け根部分の炎症はかなり回復したそうで、来週から少しずつトレーニングを始めるようです。10月以降は復帰の目標にするような大会がないから、ゆっくりと時間をかけてトレーニングできそうだけど、目標にする大会がないと気持ちを保つのが難しいかな・・・。適切に気分転換ができるといいけれど。
気分転換というより、もうひとつのお仕事であるGUGA@KUERTENの新コレクションが発表されています。女性用はなかなか可愛いけれど、男性用は(ピチパン?!を筆頭に)ちょっとビミョ〜だ。
コレクション画像はこちらから→ http://estilo.uol.com.br/moda/album/gugacolecao_album.jhtm
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| 2006年8月8日(火) |
| 応援する側に |
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8/8(火)にAvaiの応援に駆けつけた時の様子が、お馴染みclicRBS(URL:http://www.clicrbs.com.br/)でみることができます。青&白の爽やかなAvaiカラーのシャツに、豪快な?!ヒゲ面がミスマッチだけど、声はとても元気そうですよ。
(ビデオへの直リンクができないので、トップページ→RBS TV→Globo Esporteへ。 すぐに入れ替わってしまうかもしれないのでお早めに〜)
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| 2006年8月6日(日) |
| 8年目へ |
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「ぐがのみち」としてグスタボ・クエルテンの応援ページを公開し始めてから丸々7年となりました。スタート当初の状況を思い出すと、99年シーズン中盤を迎え多分に精神的疲労が貯まっていただろうグガは、”一時的燃え尽き症候群”の真っ只中だったのでした。当時も今も心配させてくれることにかけては何ら変わっちゃいませんね。
今週からは8年目に入るわけですが、本人が現役でいる限りは何年でも続けるつもり。もちろん現役を終える可能性が高まりつつあることは冷静にわかっているけれど、これは本人が決めることで、本人がハッキリと意志を表明するまでは推測も予想もしないし、続けて!と要求する気持ちもありません。
要求する気持ちがないのは、すでに要求には十分に応えてくれたから。テニスというスポーツに対する真摯な姿勢と故障にチャレンジする意気込みは十分にみせてくれたし、5/8の記者会見では言葉としても十二分に表現してくれました。この会見のグガの発言には私はかなり感銘を受けたのですよ。書き込みで自分のコメントを最小限に抑えたのは、下手に修飾したくなかったからで、この時点でファンとしての私は納得できました。
ただし、2004年の2度目の手術からと考えても約2年間故障と闘い続けたグガのことを思うと、絶対にその頑張りの成果を試すチャンスが与えられることを強く強く願います。故障との闘いは競技を問わずスポーツ選手の宿命でもあるけれど、個人競技の場合は全てを個人ベースで担うだけに長期の故障になるとより厳しくなります。治療といっても普通の生活を送るうえではほとんど問題がない症状だから治療費は全面負担だろうし、トレーナーや理学療法士を抱える費用も相当なものでしょう。それだけの資金をまかなえる選手は少数だし、そんな選手は既に多数のビッグタイトルを獲得しているスターであり、勝利という結果どころか試合にも出られず、続ければ続けるだけお金は出て行ってしまう状況に長く耐えられるかどうか・・・。そう考えると、グガは稀な存在であり、理学療法士のペトローニ氏が”特別な希望の持ち主”と評していたのも頷けます。もしこの故障が完治して完全復帰が実現すれば、同じような故障を抱える多くの選手にとっても大きな力となるはずですからね。
本人に要求はないけれど、治りますように!の願いは力強く発信し続けるつもり。今現在ストップを強いている関節の炎症自体の治癒は難しいものではないといわれているので、しっかり治って、本人が希望しているように9月のデ杯プレーオフの練習に参加できる状態になるといいなと思います。
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| 2006年7月29日(土) |
| 18歳有望株の観察 |
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5月の会見以降のケアやトレーニングに関しては、本人からは多くは語られないので、代わりに6月中旬から一緒にトレーニングをしたジョアン・”Feijao”・ソウザ君のコメントを並べてみます。プロの世界に第一歩を記したばかりの18歳なので、”目利き”の一面は期待できないけれど、若者らしく感じたままを素直に語ってくれているように思えます。
「彼のやる気は感動的だよ。もの凄い意志の力があり、そのうえ集中している。僕がこれまで一緒になったどんなプロ選手も足元にも及ばないほどだ。(一緒に練習する)前は彼の復帰についてはわからなかったけれど、今はとても確信している。彼の意志はとてもしっかりとしているから、必要な時には一歩下がることもできるんだ。File(ペトローニ氏)の理学療法はとても厳しいものだから、とても強い理性が必要なんだよ。」 (訳注:”とても(=muito,muita)”が連発されるコメントですが、それでも足りなかったらしく、”muuuito,
muuuita”も登場しています。日本の若者風に書くと、”すげ〜!”という感じでしょうかね?!
)
「彼は良く打っていたし、とても安定したショットを打っていた。トレーニングの初期は抑え気味で、打ち合いは少しだったし、ポイントも競わなかったけれど、その後にはクロスの打ち合いも始めて、動きも加えて、攻撃して、守って、ポイントをかけてプレーした。」
「ストロークの重さは、今までプレーしてきた相手と比べてあまり差はなかった。彼がペースを上げれば、僕もそれに応えるという感じだったよ。でも彼のボールはとても深くはいってくるから、攻撃する余地を与えてくれないんだ。」
「サーブはとても強力だ。コースが読めないから一歩も動けないことがあったよ。それにバックハンドは凄いよね。一歩踏み込んで打つ時の彼のバックハンドは、最も効果的で、最も美しいストロークだ。あれを見ればあなたも確信するよ。」
「僕がトレーニングしていると、”Vamos、Feijao, vamos! ネットにかけるまで続けるんだ”って。言うとおりに続けていると、エルナン(・グミィ)も一緒に”Vamos,
vamos, ミスせずに続けるんだ”って叫ぶから、そうしたけれど死にそうだったよ。1時間半の練習だったけれど4時間も練習したみたいだった。グガが言うには、”これを続けていけば調子が上がるし、身体的に向上するし、もっと高く強くなれるから、練習が好きになるよ”って。それにある時には(クラブの若手選手を相手に)1時間半の講演もしてくれた。ジュニアからプロへの過程についてや、試合で苦境に陥った時にいかにして切り抜けるか等についてね。」
「エルナンもとても良くしてくれた。彼とは何でも話せるんだ。僕にとっては父親みたいな感じだよ。僕はカニャスみたいにトレーニングするんだって。」
コーチとしてはまだまだ”若手”のグミィさんだから、18歳から”お父さん”と言われると気持ちは複雑だと思うけれど、それだけ頼りになるコーチぶりだったのでしょう。ジュニアからプロの世界に挑戦中という最もやる気に燃える年代の選手に”凄い!”と思わせるグガのやる気は、やはり凄いものなのでしょうね。ただし、本人の根性に負けず劣らず故障の方も根性モノなのが問題なんだなぁ・・・。
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| 2006年7月27日(木) |
| 4週間はケアに専念 |
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コロラドでフィリポン医師の検査を受けた結果、右足付け根部分に炎症が認められるということで、今後4週間はトレーニング量を減らし理学療法に専念すること、USオープンとデ杯プレーオフには出場しないことがコメントとして発表されました。7/26(水)にはすでにリオに戻っているとのこと。
なんとか良い健診結果が出てくれないかと願っていたんですけどね。長く治療を続け、関節の機能自体が安定しても、トレーニングの負荷を上げると炎症を起こしてしまうのは厳しいな・・・。
渡米前の練習の様子に関しては、ヒッティング・パートナーを務めていたジョアン・ソウザ君が素直に語っていましたので、彼のコメントを追加するつもりです(・・・が、豪雨後遺症?!でかなりくたびれてますので今週末は寝不足解消が最優先。できれば日曜に追加予定〜)。
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| 2006年7月17日(月) |
| 最短で4週間後?! |
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( photo @Alexandre Cossenza )
当初は7/13(木)のフライトでアメリカに発つ予定が、欠航のせいで予定変更を余儀なくされ、今週月曜の夜にようやく出発。空港の待ち時間でもカメラを向けられるとサムアップ・・・の左貼付画像でもわかるとおり、リラックスして落ち着いた様子だったそうで、Lancenet!は独占インタビューとして空港での談話を掲載しています。
空港でのインタビューだから、当然まだ医師の検査を受ける前の話で、復帰の時期に関する質問には”4〜6週間後”と語っており、まだ何とも言えない状況なのでしょう。コロラドには1週間ほど滞在し、その後はおそらくリオに戻るそうで、少なくとも7月のヨーロッパ・クレーでの復帰は無くなったのは確か。
8月末のUSオープンと9月下旬のデ杯プレーオフ出場の可能性はありと語っているけれど、これも今の段階ではまだ”希望”かな・・・。医師の検査が済んだらguga.comにも何かお知らせが出ると思うので、引き続き”待ち”の姿勢で参ります。
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| 2006年7月13日(木) |
| 検査 |
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7/13付けのguga.comのお知らせによると、この週末にアメリカへ飛び、手術担当医だったフィリポン氏の検査を受けるとのこと。検査というと良い感じはしないけれど、事前にお知らせが出るのは悪い状況ではないのでは?!と、何かしらに希望をみつけたくなる。
コロラドでの2ヶ月の治療の後、リオでのケアとトレーニングも2ヶ月以上に及び、最近の1日は、理学療法→エクササイズ→コート上のトレーニング→エクササイズ→理学療法のルーティンを9時から19時の間にこなすというものらしい。なんとかその頑張りの成果を試すチャンスが与えられますように。
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| 2006年7月10日(月) |
| まだリオみたい |
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ウィンブルドンが終わり、ATPツアーは後半戦を迎えたけれど、グガは今週もまだリオでトレーニングを続けているようです。先週シニアの大会に出場した時のグミィさんのコメントから逆算すると、コート上の練習を始めたのが6月中旬で、本格的にボールを打ち始めたのが6月の最終週。これではまだ復帰の見通しを語るには判断材料に欠けるのは当然で、7月中旬ごろになればもっと確かなことがわかるだろう・・・とのこと。
リオでヒッティングパートナーを務めているのは、ジュニアの”豆ちゃん”ことジョアン・ソウザ君。動いている姿はみたことがないけれど、上背があって体格的に恵まれているようだから、きっと良いボールを打つんじゃないかな。今の段階の練習相手としては上々ではないでしょうかね。
なかなか待ち望むお知らせは出ないけれど、しっかりと頑張っている様子。今さら急いでも仕方ないし、待つ身には数週の遅れは全く構わないけれど、ヨーロッパ・クレーでの復帰は日程的にちょっと難しくなってきているのかな。
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| 2006年7月1日(土) |
| 離れたり戻ったり・・・(してるかどうかは推測) |
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( left photo@Roberto Valver / right photo from Alpha Imagem )
なんだか芸能記者みたいだけど・・・・・、7/1(土)には、お別れしたらしいといわれていた(どこかの記者が本人に確認したとも書かれていた)レティシア嬢と一緒にリオのレストラン&バーにやってきたようです。昨年の8月頃から何度も別れたのヨリが戻ったのと噂されているけれど、真相は当人達のみぞ知る・・・。
このバーではワールド・カップの準々決勝ブラジル対フランス戦のパブリック・ビューが行われる予定だったけれど、ふたりはフライトの時間だからと試合開始前には店を出たそうで、結果が結果だっただけにその方が良かったかもね。
コーチのグミィさんは、この週末にはリオで開催されたシニアの大会(ダブルスのみ)に招待出場しています。”ちょうどリオにいるし、懐かしい面々と会えるから・・・”と、元ブラジル・デ杯キャプテンであり、グミィさんの元コーチでもあるアシオリー氏と組んで初戦は突破したものの、決勝進出はならず。右上の貼付画像はアルゼンチンの先輩選手であるパトリシオ・アーノルドとの記念のツーショット。
コーチがレクレーション(?!)に参加して、本人がどこかへ飛び立ったとしたら、もうリオ滞在は切り上げなのかな??
それとも週末のお休みか?? 目指していた後半戦からの復帰を果たすには、そろそろ次の段階へ進まないと間に合わないけど・・・。
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