Rooting for Guga

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2007年12月29日(土)
(ちょっと早めの)年の瀬のご挨拶
2007年はまだ数日残っているけれど、慌しくなる前に年末のご挨拶と、”仕切り直し”のご報告です。ちょっと長くなってしまったけれど、一読をお願いいたします。


今年は”グガ復活の年”の期待で始まり、事実インディアンウェルズあたりまではグガのコメントにも楽観的な見通しがあったのですが、MSマイアミでいきなりトーンダウンしてしまいました。先月ある週間誌のサイトに掲載されたインタビューによると、シーズン序盤には”後は時間の問題だけだ”と感じられた時期があったそうで、現在そのことに”興味がある”という言い方をしていました。考えられる術はほとんど試してしまったのでしょうが、おそらく同じ時期にもう一度試してみたいのではないかな・・。

5月末には大好きなローランギャロスも欠場となり、欧州クレーの後半戦にも参戦の可能性がなくなった時期には、パソスさんの職務完了を匂わせるコメントや、右足の筋力改善のために試したことは上手くいかっなかったというグガ本人のコメントが伝わってきて、いずれもニュース元としては信頼性があるとはいえないところからの発信だったので、ここではアップしなかったけれど、どうしても期待感は萎みがちに・・・。それではいかん!と、8月初めには”今もGuga応援中!”の声をおきかせください・・と募ったりもしました。その時にメールをいただい方には個別にお返事しましたが、改めてありがとうございました!特に、家族みんながグガ・ファンでみんなで応援しています!というコメントには大きなエネルギーをいただきました。

8月末のUSオープンでは、ダブルスのみとはいえMSマイアミ以来の公式戦参戦となり、練習1回+試合1試合だけとはいえ実際に見学することができたのはラッキーでした。その時のグガの姿から感じたことは、かなり言葉を絞り込んだとはいえ観戦記の方に全て書くことができたと思っています。

今年のUSオープン観戦記は、私としては珍しく短期間で書き上げたのですが、それはこれが自分にとってひとつの試金石かな・・という気持ちがあったから。

’97年のローランギャロスでグガ・ファンになってからは可能な限りネットで情報をチェックし、’99年夏からはHPで情報アップも始めたのは、得た情報をシェアできれば、自分の目で見てきたことをシェアできれば、意気が上がらない時期でもポジティブなグガの言葉を紹介できれば・・という思いが常にあったからで、これは今も全く変わっていないけれど、最近はどこかに義務感を感じていたことも確か。義務感自体は悪いことではないけれど、個人のHPを続けていく動機としては良いものではなく、”とにかく聞いて!聞いて!”という気持ちが一番であるべきだと思います。

その意味では、今回のUSオープン観戦記は義務感からは離れて、特にグガ関連の部分は正直な”聞いて!聞いて!”の気持ちだけで書いたもので、HPにアップするものとしては自分では満足しているけれど、だからこそ何かしらの手ごたえ(=反応)がなかったら、伝える力が欠けているのだと判断しなければならないな・・と考えました。

考えたことはもうひとつあります。’99年夏からずっと更新を続けていくうえで、グガの負けが続いた時などは、しばらく情報から離れて良いニュースが聞こえてから戻りたいなぁ〜〜と思うことが多々あったのですが、その度に、いかん!ファンが逃げてどうするのだ!と熱血漢に転じてきました。いわばファンとしての自分に課題を与えていたわけですが、これは良かったと思っています。気持ちのうえで逃げなかったから感じられることがあったと思うし、良い時だけきゃ〜♪と騒ぐのではなく、良い時も悪い時も一定のスタンスでみてきたからこその感慨もありましたしね。

でもここらで一度は気楽な気持ちで見守るのも良いのではないかと・・・。今まで長期間放置することなく更新できたし、ファンとしての課題は(自己採点だと甘くなっちゃうけれど)クリアーできたのではないかと思うし、参戦の情報などは私がアップしなくてもどこからでも入手できるので、シェアしたいという気持ちや、更新しなきゃという気持ちからは一旦離れて、まっさらの状態で新シーズンを迎えたいと思います。

書きたい!伝えたい!は私の本能のひとつなので、きっとすぐにそんな気持ちになるだろうけれど、せっかく伝えたい気持ちがあっても伝わらないのでは意味がないので、しばらく時間をかけて伝えるための術や力も見直すつもりです。


それでは・・・、2007年シーズンも1年間どうもありがとうございました。来る2008年シーズンは、HPの展開に関してまだ白紙ですが、常に希望を持ってグガ応援!に励みます。

2007年12月24日(月)
クリスマスは夢みるとき・・・
・・・ということでブラジルのテニス関係サイト Tenis News に各選手の夢見る少年少女時代の画像が紹介されていました。グガの幼少時の画像は既出のもので、他の選手の画像もファンの人にはおなじみかもしれないけれど、こうしてまとめてみるととっても可愛い〜ですね。

↓ URLはこちらです。
http://www.tenisnews.com.br/modules.php?name=News&file=article&sid=13488

サフィンを除いては誰だかパッとわかりました。サフィンの妹のディナラちゃんはこうしてみるとお母さん似だわね。

2007年12月18日(火)
共同事業?!
( photo from Globo.com )

11月末よりカンボリューのパソスさんのアカデミーでトレーニングしているはずのグガですが、懐かし〜?!のパートナーDiadoraとの5年契約が発表されました。自分のブランドGUGA KUERTENとのコラボレーションになるはずで、来年早々の1/3にはフロリアノポリスでコレクションが発表される予定。

配信されたいくつかの画像をみると、かなり細っそりとしていた顔もちょっと戻ったかな?! それにDiadora印を身に付けているところをみるとやはり懐かしいですねぇ。

身体的コンディションに関しては特に大きな改善はない様子。パソスさんいわく落ち着いて練習しているそうだけど、レポーターの遠まわしの質問に対する遠まわしの回答をみると、やはり今は正式なコーチ&プレーヤー契約はないような感じです。昨年10月から半年の間にコーチとして出来ることは全てやったし、今のグガはプレーを止めることも含めて何でも自分で選択する権利がある・・・といった趣旨のパソスさんのコメントは、今夏からずっと変わっておらず、そこからも特に変化はないんだろうなと思われます。

2008年には”いくつかの”トーナメントでプレーするというグガのコメントにも変化はないので、1/3のコレクション発表時には来シーズンの予定に関しても何らかの発表があるのではないでしょうか。まだしばらく”待ち”の姿勢でいきますね。

2007年11月19日(月)
来週から練習再開
11/19(月)には社会的活動やスポーツ振興に貢献した団体/個人を讃えるIGK恒例の表彰式でホスト(&歌手役?!)を務めながら笑顔もみせ、その前にはイベントに関連した雑誌のインタビューも受けるなど、徐々にルーティンへ戻っているようで、来週からは練習も再開するそうです。イベントにも参加してくれたアンドレ・サ&マルセロ・メロも一緒にトレーニングするのかな?

すっきりと短髪になったせいでもあるだろうけれど、どの角度からみても顔がほっそりしてます・・・。

2007年11月10日(土)
(無題)
ギレルムさんの葬儀の様子はいくつかの記事で伝えられましたが、総じて現在の一家ことを気遣う様子が感じられたし、”写真は撮らないでほしいという遺族からの要請により写真撮影はしなかった”という記述があって、気がかりだったことが少しは減りました。グガも憔悴した様子だった・・・というのは当然だけど、それを写真に撮られるのはあまりに気の毒ですから(ただし、葬儀前日にお花を手向ける様子は1枚掲載されていました)。

私もしばらくは何もアップしないつもりだったけれど、私と同じことを心配している方々もいらっしゃるかもしれないので書いておきました。

今週グアヤキル(エクアドル)で開催されていたチャレンジャーのラペンティ(エクアドル)対オルナ(ペルー)戦の前には、ギレルムさんの冥福を祈って黙祷が捧げられたようです。ジュニア時代からグガとは交流があるラペンティは、弟さんのことも少年時代から知っているだけに、突然の訃報に心を痛めている様子。

2007年11月7日(水)
(無題)
11/7(水)に弟のギレルムさんが呼吸不全のため亡くなったそうです。11/3(土)に28歳の誕生日を迎えたばかり。11/5(月)には家族や友人やIGKの仲間などを招いて誕生日パーティが行われたそうだし、グガが週末にサーフィン見学を楽しんでいたことからも、急変だったことがわかります。せめてもの救いは、グガはもちろん近年は長男のラファエルさんもディベロッパーの仕事でブラジルを離れていることが多いなか、家族全員が病院で看取ることができたと伝えられていることでしょうか・・・。

ギレルムさんのご冥福をお祈りするとともに、しばらくの間はご家族が静かな時を過ごせますように。

2007年11月5日(月)
観客のひとりとしてエンジョイ中
( left photo@Ader Oliveira / right photo from Globo.com)

先週末からは地元サンタ・カタリーナで開催中のサーフィンのWCTに入り浸っているようで、連日画像が出ています。添付左は11/3(土)のもので、右のケリー・スレーターと一緒の写真は11/5(月)のもの。このところは足腰の故障のせいで自分でサーフィンする機会はほとんどなくなったそうだけど、観る側としては十分に楽しんでいるようです。

Globo.comにはビデオも出てました。URLをコピーしておきますが、改行されてしまうので、コピー&ペーストする場合は2回に分けてくださいね。 (URL : http://video.globo.com/Videos/Player/Esportes/0,,GIM750840-7824-
GUSTAVO+KUERTEN+ACOMPANHA+A+ETAPA+BRASILEIRA+DO+WCT,00.html )

2007年10月27日(土)
ベルシーには出ません
依然としてゆっくりとアップできないので、ささっと行きます。
MSマドリードでは”居残り”は早めに切り上げて、週末にはブラジルに戻ってF1のブラジルGPに姿をみせたようです。多分これはIGKのお付き合いの関係。ライコネンのチャンピョン決定のお祝いパーティ会場にはサレッタも来ていたようだけど、一緒に行ったのかな?

MSパリ(ベルシー)のダブルス出場はほとんど決まりのようだったけれど、一旦帰国することになったからか、結局出場は無しになったそうです。まぁ、ダブルスだけのためにまた渡欧するのも大変だしね。

10/26(金)にはIGK恒例のイベント(社会的活動に貢献した団体を讃える表彰式)の開催要項発表が行われたけれど、今年のブラジル・オープンの対ヴォランドリ戦も調査対象試合のひとつとなっているせいか、チャリティに関する報道よりも、ATPの八百長疑惑に関するコメント(=”テニスのみならずスポーツ界全体のためにも、この問題は早急にしっかりと調査されるべき”)の方が大きく扱われていました。今季のヴォランドリが怪我を訴える試合が多かったため調査対象のひとつになっているわけだけど、怪我は怪我だと思うけどねぇ。

最後におめでたいニュース。年下の選手がどんどん妻子持ちとなるなか、でもまだ”先輩”が残っている〜と思っていたけれど、フェルナンド・メリジェニも12月にご結婚!だそうです。お相手は女優さん。おめでとう〜

2007年10月17日(水)
初袖なし実戦
( left photo from Tenis Virtual/right photo from AS.com )

今週は色々とバタバタしており画像探索の旅に出られないので、MSマドリードのダブルス画像はこんなところで・・。”袖なし先駆者”のモヤとペアを組むからには、衣装も揃えないと!ってことで袖なしウェアーでのプレーになったんだろうけれど、公式戦で袖なしを着るのは初めてですよね?!

実戦で袖なしだったからじゃないだろうけれど、10/16(火)にフェデラーと居残り練習した時には試合用のウェアーを着ていたようです。

2007年10月15日(月)
惜しい!
MSマドリードのダブルスは3−6・6−4・10−12(TB)で敗退。4度のマッチポイントがありながらマッチ・タイブレークで落とすとは惜しいなぁ。傍からみていてもなかなか良い出来だったらしいし、本人も感触が良かったらしく、予想していたよりも内容はずっと良かったと評価しつつも、自分たちの方が良いプレーをしていたのだから勝たなくちゃ!と逃した勝機を悔やむコメントもあり。

結果は残念だけど、毎度ながらたくさん応援してもらったようだし、地元のスポーツ紙もしっかりと取り上げてくれているし、しばらく会場で”居残り練習”しつつ、イベント等にも参加して貢献するつもりではないでしょうか。

公式には来週以降の予定は未定になっているけれど、試合後のインタビューで”ベルシーや来シーズン・・”というコメントを口にしているので、MSパリのダブルス参戦はほぼ決まっているのでしょう。せっかくだから来週も参戦できるといいけどね。

2007年10月13日(土)
MSマドリード
10/13(土)にマドリード入り。今回はダブルスのみだけど、指折り数えてみたらマドリードに登場するのは2003年以来4年ぶりですよ。時の流れの早さと、不在期間の長さを強く感じますね。

誘ってくれた友人カルロス・モヤと初めてペアを組む初戦の相手はナルバンディアン/カニャス(アルゼンチン)組。ガンガンとリターン勝負になりそうな組み合わせです。いきなりブライアン兄弟と当たるよりはいいよ〜と語っているようだし、勝負にもこただわりつつ楽しんでプレーしてほしいです。画像も出るといいな。

2007年9月28日(金)
デ杯&その後
9月も終わろうというのに36度になったりする気温に遅い夏バテ気味です。今年は秋はないんだな、きっと。

3連敗でアメリカ・ゾーンTへの出戻りが決まったデ杯対オーストリア戦は、リザーブ同士の対戦となった最終戦でアンドレ・サが一矢を報いて最終結果は1−4。2008年は4月にコロンビアとウルグアイの勝者と戦うことになります。最近は他国の若手選手の調査も欠かしていない様子のグガのいわく、コロンビアの方が有力だそうな。

デ杯対オーストリア戦にはブラジルテニス連盟の会長も現地入りし、”グガにデ杯キャプテンの職をオファーしたのではないか?”という噂の真偽を問われていたけれど、それに関してはすでにグガ自身が否定しているし、会長も復帰しようと頑張っている選手にそんなオファーができるはずないではないか!・・と完全否定。ただし、グガが現役を終える日が来たら、翌朝6時にはドアを叩いてブラジル・テニスのために働いてくれるように要請に行く!そうで、グガの方も自分の役割や働く場について考えなければならないけれど、そのオファーには応えるつもりだとハッキリとコメント。まだ先のことだから抽象的だけど、より選手に近い場で若手選手の手助けをし、スポーツとしてのテニスの普及に貢献したいそうで、引退の日がきてものんびり過ごすつもりはないってことですね。

グガの”次の役割”に関しては、パソスさんも、コート上で選手と一緒に働いて次世代の選手をトップへ引っ張り上げてほしいと期待しているようです。ウィンブルドンの時期以降は、すでにプロとしての選手&コーチ契約はなくなっているのかな?!と思わせるコメントが出てきていますが、仮にプロとして関係はなくなったとしても師弟関係は今後も続いていくのでしょう。どうやらパソスさんは、今年のローランギャロスや7月の欧州クレーには参戦してほしかった様子ですけど・・。

さて、周りの目はプレーを止めた後に向いている様子だし、本人も覚悟はしているのでしょうが、まだ復帰を探る道は続きます。デ杯の後は一旦ブラジルへ帰国し、MSマドリードでモヤとダブルスを組む予定。他に2大会ほどダブルスでプレーしたいと語っているので、リヨン/バーゼルとMSパリあたりにワイルドカードを申請しているのでしょう。

さてさて、デ杯繋がりであとひとつ。
オーストリアへの出発直前にチームからの離脱を余儀なくされたマルセロ・メロには、ドーピングプログラム違反により2ヶ月の出場停止処分が下りました。6月のクィーンズでの検体に違反成分が含まれていたそうだけど、ごくごく一般的な風邪薬に含まれるもので、違反成分としてリストアップされた時期とリスト配布方法にも情状酌量の余地があるということで、処分としては軽微なものに留まって何よりだけど、初めてデ杯選手に選抜され、秋の成績次第ではダブルスのマスターズ参戦も狙える勢いだっただけに、残念!

2007年9月22日(土)
0−3×3
( photo from EFE )

今週末は3連休なので、最終日まで勝負が絡んでくれても構わなかったのに、留守にしている間にあっさりと退けられてしまいました。絶対的に不利が伝えられていたとおり、3試合連続で1セットも取れずに完敗です。もっとも、トップ100どころか年度末にはトップ150に何人名を連ねられるか?!を危惧されている状態では、ワールドグループ復帰は難しいですよね。

明るい話題といえば、先鋒として登場した19歳のベルッチがかなり健闘したことで、相手のメルツァーやオーストリア・チームのキャプテンからもお褒めの言葉をいただいていたけれど、世界では同世代がトッププレーヤーとしてブイブイ言わせているのだから、これからは自分が引っ張るぐらいの気持ちで頑張っていただきたいものです。

グガとアンドレ君のペアは、デ杯ではそれなりの実績があるけれど、対戦ペアの一角のノウルはUSオープン優勝直後で乗っているし、ふたり共に左利きのペアはやり難いし、最初から自分たちのペースが掴めなかった様子。3セット目が一番良かったという点はグガのコンディションを考えると明るい一面ではあるけれど・・。その3セット目では、1週間の間にまた伸びちゃったような髪が邪魔になったらしく、途中で前髪をチョキチョキのシーンがあったようです。鉢巻きを持っていけばよかっただろうにねぇ。このあたりにも実戦勘の欠如が感じられます?!

ふたり共に左利きのペアといえば、今回の対戦は最近のテニス界では珍しく左利きのオンパレードで、オーストリア・チームは全員が左利きで、ブラジル・チームもシングルスでプレーしたベルッチとメロが左利き。対戦の機会が少なくて相手がボールの回転に戸惑う分左利きは有利といわれるけれど、これだけ揃うと有利も不利もなさそう。

2007年9月20日(木)
ダブルスに出場!
( photo from EFE )

デ杯プレーオフ対オーストリア戦の組み合わせが決定。現地入り直前に2選手が戦線離脱というハプニングに見舞われたブラジル・チームは、シングルスに思い切って19歳の若手トーマス・ベルッチを起用し、ダブルスにはコンディションに不安があるものの実力と経験のグガが登場することになりました。

Sep 21 Day One
Thomaz Bellucci (BRA) x Juergen Melzer (AUT)
Ricardo Mello (BRA) x Stefan Koubek (AUT)

Sep22 Day Two
Gustavo Kuerten/ Andre Sa x Julian Knowle/ Juergen Melzer (AUT)

Sep23 Day Three
Ricardo Mello (BRA) x Juergen Melzer (AUT)
Thomaz Bellucci (BRA) x Stefan Koubek (AUT)

がんばろ〜!

2007年9月19日(水)
組み合わせの(奇)妙
( photos@Marcelo Ruschel / POA Press)

9/19(水)も順調に現地練習。チームが滞在しているホテルは山岳風景が綺麗なとっても良いロケーションのようで、チーム全員リラックスして調整ができているようです。しかし、キャプテンのコスタ氏は誰がプレーするかに関してはまだ口を閉ざしており、木曜日の組み合わせ抽選直前まで明らかにしない方針。

組み合わせといえば・・・、↑あなたは何をする人ぞ?って感じのチームリーダー。一品一品は普通のスポーツ用アウターみたいなんだけどねぇ・・・。

2007年9月18日(火)
デ杯動画URL集
( photos@Marcelo Ruschel / POA Press )

後発だったマルコス・ダニエルもインスブルックに到着し、9/17(月)〜9/18(火)の練習も順調に進行しているようです。グガはすっかりコーチ陣の一員のような雰囲気で、やはりUSオープン以降は、本人のコメントからも周りの扱いからも”次の役割”への関心が大きくなっているような気がします。

今回のデ杯練習&記者会見の模様はちょこちょこと動画でアップされていますので、まだご覧になっていない方用にURLを紹介しますね。

@ 9/12(水)に始まったサンパウロでの練習時に収録されている Globo Esportes の短いインタビュー。まだサレッタもマルセロ・メロも一緒に練習できていた時なので、表情が柔らかくていいです。
【 http://video.globo.com/Videos/Player/Esportes/
0,,GIM730037-7824-GUGA+COMPOE+A+EQUIPE+DO+BRASIL+DA+COPA+DAVIS,00.html 】

次の3本は記者会見の様子。このサイトは普段は契約者しか視聴できないけれど、新バージョンのテスト期間ということでフリーで観ることができます・・・が、テスト期間ということはセキュリティも含めて不具合もあり得るということなので、各自の判断のうえで視聴してください。

A 現在のブラジルテニス界の選手層の薄さを憂うコメント。サッカーのナショナルチームのように、キャプテンが選択肢の多さで悩むようにならないと・・・。
【 http://videos.uol.com.br/video/guga-compara-chico-costa-a-dunga-e-pede-mais-opaaes-na-davis-0402E49173E6 】

B 来年になっても高いレベルでプレーできないならば・・と、初めて公に引退の可能性を語った場面。ここでは来年のいつまでとは言及していないので、来年の早い時期である可能性もあるということですね・・・。
【 http://videos.uol.com.br/video/guga-estabelece-2008-como-limite-para-voltar-a-jogar-bem-0402D48173E6 】

C こちらはサレッタのコメント部分。グガが喋る横で落ち着かないサレッタ君・・・と思っていたら、31歳も落ち着きがないのだった。
【 http://videos.uol.com.br/video/para-saretta-brasil-tem-totais-condiaaes-de-bater-a-austria-0402D89173E6 】

D 記者が YouTube に投稿しているインスブルックでの練習風景。これはマルコス・ダニエル用の練習かな?
【 http://www.youtube.com/watch?v=0_PQGYazgew 】

E 同じく YouTube から。アンドレ君がラケットをバットにしてクリーンヒットを狙っているけれど、そんなところで寝そべっていたら後頭部にクリーンヒットしそうだ〜
【 http://www.youtube.com/watch?v=SCMUYCTcM0A 】


2007年9月16日(日)
インスブルックで練習開始 (問題場面ではありませんのでご安心を〜)
( photos@Marcelo Ruschel / POA Press )

後発のマルコス・ダニエルを除き、9/16(日)からデ杯プレーオフの決戦会場で練習をスタート。2選手の離脱以前はブラジル・チームとしては珍しく出場選手が確定していたのに、すっかりわからなくなりました。グガのダブルス出場もあるかも・・と予想する記事もあるけれど、ダブルスでも5セット・マッチは難しそうな・・。

添付画像は練習前の入念なストレッチだと思われますが、インドアなのになぜサングラス? そしてストレッチ中でもカメラを向けられるとピースサインを出さずにはおられない31歳です。

2007年9月14日(金)
対戦前にピ〜ンチ
9/14(金)にインスブルックへ飛び立ったはずのブラジル・デ杯チームだけど、フラビオ・サレッタが右肘の故障によりチームからの離脱を余儀なくされ、代わりに内転筋の炎症で戦線離脱中のマルコス・ダニエルがチーム入りしたものの、今度はダブルスを担うはずだったマルセロ・メロが個人的な事情を理由にオーストリア行きを取りやめる・・というダブルのトラブル。

とにかくチームを離れることになった2選手はとってもお気の毒。特に、空港までやって来てからの離脱となったメロは、初めてのデ杯召集に大喜びで張り切っていた様子だったので、よほどの事情だったのでしょうね・・・。

もともと不利な状況だったプレーオフだけど、これで益々大変だ。しかし、そんな状況だからこそ”チームの精神的支柱”としてのグガの役割も大きくなりますね。USオープン以降、現役を終えた後にもテニスに貢献できる役割を担いたいという気持ちをチラチラと表明しており、いずれは指導者としての仕事も考えているはずだから、将来の自分にとっても大切なプレーオフになりそうです。

しかし・・・、5〜6年前には、ここまで頑張ってプレーを続けてくれるとは思わなかったし、現役を終えたら少なくとも数年はテニスからは離れるんだろうなと思っていたのに、プレーできない時間を過ごすごとにテニスというスポーツが大好きになっている様子ですよ。

2007年9月12日(水)
来年もチャレンジ!
( right photo@Paulo Liebert/left photo from Tenisbr@sil )

9/12(水)よりブラジル・デ杯チームはサンパウロに集合して練習を開始し、同日に記者会見もこなし、9/14(金)にはプレーオフ対オーストリア戦の地インスブルックへ向けて出発する予定。ホームのオーストリアが選んだ決戦の舞台はもちろんインドア・カーペット。

今回はすでにリザーブ役が決定のグガだけど、やはり注目度は一番で、記者会見の内容を報じる記事の中心もやっぱりグガ。今後に関するコメントの中で、来年になっても十分なコンディションを得られず高いレベルのプレーができないならば、キャリアの終え方を考える・・と、初めて公に引退の可能性を口にしたことで見出しになっているけれど、今までの状況を考えれば、来年もまだチャレンジしてくれるんだ!というコメントですよね。もちろん晴れて戦えるコンディションを取り戻せたら、あと3年プレーしたいそうです。

実質的には故障との戦いはもう5年続いており、この2年間はほとんど大会でプレーできない状態だけど、そんな中で良いこともあるよ・・と、税金が安くなったことを挙げていたそうで、会見における(笑)のツボもしっかり押さえていた様子。

2007年9月10日(月)
誕生日おめでとう!
ブラジルよりもニューヨークよりも半日早く日付が変わったので、”31歳の誕生日おめでとう!”。

近年は誕生日が巡ってくる度に、”故障から解放される1年になりますように!”と願ってきたけれど、しつこい故障との戦いは想像以上に長引いていますねぇ。もちろん想像以上に長引いているのも、想像以上に長く戦い続けてくれているから。並の根性だったらもう何年も前に戦いを放棄しているはず。

昨年の今ごろは”全てが改善されると確信している”と語っていた今後の見通しに関するコメントが、9/3日分のエントリーでご紹介したように”全てが良くなっていくという確信はない”・・と、言葉としては真逆に変化しているけれど、我慢を強いられている現状では当たり前だし、出来ることは全てやっているという気持ちがあるからこその”人事を尽くして天命を待つ”的コメントだと思います。

ファンとしても諦めずに、今年の誕生日も”故障から解放される1年”を願います

2007年9月9日(日)
観戦記始めました
どうしようかな?と迷ったけれど、USオープンに関しては観戦記の形でまとめることにしました。今回は観戦自体がおとなしめ?!だったので、今までよりも普通の旅行部分が増えるはずで、観戦記と言えるかどうかは微妙ですが。

今日のところはまだ画像なしですが、2日分をアップしました。これまでと同様に小さな文字がびっしりのページですが楽しんでいただければ幸いです。

2007年9月5日(水)
今年はダブルスで・・

( photo@Bensona Management )

9/5(水)はUSオープン会場でモヤやジョコビッチと練習したようです。上位進出選手と一緒に練習することができて、”フラッシングメドゥ居残り”の甲斐もあったというものですね。

2005年のローランギャロスでの練習では、うわぁ・・という感じが何とも初々しかったジョコビッチが、今や輝けるトップ選手のひとりですからねぇ。今回は”一緒に練習させていただいた”という感じでしょうか。(ちょっと遠〜い画像だけど、2005年RGでの練習風景はこちらからどうぞ。)

この後は、来週の月曜日には31歳!の誕生日を迎え、水曜日からサンパウロでデ杯の練習が始まるので、しばらくはニュースには事欠かないでしょう。デ杯の後に考えると語っていたMSマドリードのダブルスは出場することにしたそうで、長年の友人モヤとの初コンビが楽しみです。

その後も”別のマスターズシリーズでまた誰かと組む”らしく、MSパリ(ベルシー)にも参戦するってことだけど、まだシングルスではプレーせず、南米チャレンジャー・シリーズ参戦もないそうです。ただし、昨年同様にエキシビション扱いの最終戦(ブラジルのアラカジュで開催)には登場するかも・・。

2007年9月3日(月)
貢献
( photo from Globo.com )

ダブルスだけとはいえ3月以来の復帰で久々にインタビューやコメントがたくさん出ているので、いくつかの記事からコメントを拾ってみました。

−ダブルス戦で、スタンディングオベーションを始めとして観客から大きなサポートを受けたことに対して・・・
「とても驚いたし、ひとりの人間として満たされた思いだ。人々は僕がいつもコート上でみせてきた姿勢とやる気を気に入ってくれていたのだと思う。僕はまだテニスに大きく貢献することができると思うし、プレーするために力を注ぐのは犠牲を払う価値のあることだ。」

−ダブルス戦後の具合について・・・
「少し疲れたし痛みもあった。でもそれは全て予想されていたことだよ。テニスは、家族と健康に次いで僕にとっては全てといえるものだ。僕は出来る限りのことをしてきたし、テニスは僕にたくさんのものをもたらしてくれた。だからお返しをしなければならないと思うんだ。」

−復帰の見通しについて・・・
「全てが良くなっていくという確信はない。これまでに何度も復帰を試みてきたからね。力は尽くしているが、今は時間が復帰できるか否かをおしえてくれるのを待つだけだ。もちろん復帰したいよ。いつもダブルスだけをプレーしたくはないからね。」

−サイン会の後で人気の高さを問われて・・・
「ファンからの愛情を受けるのはとても嬉しいことだ。たくさんの人がやって来て、身体の具合はどうかとか、いつ復帰できるのかとか、何度も試合をみたよとか、(戦線を離脱していることが)寂しいと言ってくれる。僕はこの場を楽しんでいるよ。トレーニングして、ツアーに関わって、様々な形でテニスに貢献しようとしているんだ。」


このエントリーのタイトルとしても挙げましたが、元ネタは違っても、一様に”テニスへ貢献する”という言葉が何度も出てきたのが印象的です。メロ&サ組の練習に参加したり、ミミちゃん(タミラ・パシェック)の試合を応援したり・・・と、すでに様々な形で貢献しているようだけど、完全復帰を果たして、グガならではのテニスを思う存分に披露してくれることが最大のテニスへの貢献ですよね。

2007年9月2日(日)
ほのぼの

どれをどこから書こうか迷いますが・・・、まずは8/30(木)のダブルス1回戦後のお話から。

対マルセロ・メロ/アンドレ・サ戦は、同国対戦になっちゃったし、第11コートの第4試合、しかもカニャス対リー、クレモン対ヨハンソンという絶対長くなるぞ〜!の後に組まれてしまい、夕方からサンダーストームという天気予報に、翌日には帰国しなければならない私はハラハラしちゃったけれど、サンダーストームの気配は全く無しの良いお天気だったし、早々に試合が終わったルイ・アームストロング・スタジアムに”格上げ”されたし、アームストロングのおかげでアンドレ君たちはウィナーズ・インタビューを受けることができたし、同国対戦だったからこそアンドレ君に来て来て・・と呼ばれたグガのインタビューも聴くことができたし・・・で、全て良い方へ転じてくれました。

↑ナイトゲームだったのでボケちゃってますが・・、右の画像は、たどたどしい(=初々しい)メロ君のインタビューの受け答えにおおいにウケてるサイン中のグガです。身長203cmで強力サーブのメロ君は練習相手として重宝されているのか、有力選手たちの練習でも大活躍で、特にジョコビッチとの練習は爆笑ものでした。その様子はまた後日・・。

ウィナーズ・インタビューでマイクを握らされてモジモジ君のメロは、お願いっ!という感じでサにマイクを渡し、13歳からマイアミにテニス留学のアンドレ君は達者な英語で対応していたけれど、グガとの対戦に関して聞かれると、ファン対応に大忙しだったグガを呼びつけて?!、そこからほのぼの感が漂う中でグガのインタビューになりました。

現在の身体的コンディションに対する質問には、シングルスもダブルスもミックスダブルスにも参戦したかったけれど、まだ望むコンディションには達しておらず、十分な強さがないと判断して見送ったけれど、もう2年間もグランドスラムから離れているので、是非ここに来て雰囲気を味わいたくてダブルスに出場したこと、今日大きなスタジアムでプレーできて、皆の声援とエネルギーを感じることができてとても幸せだと語って観客に感謝し、ここでまた大きな声援と拍手が起きました。

ブラジル選手にとってはUSオープンはアメリカで開催されるメジャー大会でホームみたいなものだけど、その1回戦で同国対戦になったのは残念!で、メロとサはウィンブルドンで凄い試合を勝ち取ったし、急速に成長しているペアで、今日の試合だけ悪いプレーをしてくれないかな〜と期待したけれど、そうはいかなかったね・・とふたりを讃え、彼らが勝ち上がって僕もハッピーだよと語りました。

この部分は”I'm very happy by them.”でした。英語的には”I'm very happy for them.”の方が正しいのでしょうが、彼らがハッピーなら僕もハッピーというよりも、ふたりのパフォーマンスや結果がmake me happyという感じで、気持ちとしては”by”がピッタリなのでしょう。

気になる今後に関しては、”Hopefully、また来年戻ってきたい”と語って、この日一番の大きな声援を受けていました。hopefully付きだけど、戦う意志は十二分でも身体の故障という自分の意志ではいかんともし難い要因が絡んでいるので、hopefullyが付くのは仕方がないかな。

昨夜(日付としては今日)帰宅してから記事をチェックしたところ、まだ今後に関しては何も言えず、9月のデ杯が一番大事と語っていたようだけど、ダブルスだけ戦っていくつもりはなく、シングルスで戦えるべくUSオープンでのトレーニングを活かしたいそうです。MSマドリードでダブルスを組もうとモヤが誘ってくれているらしいけれど、これもデ杯が終わってから考えるのだそう。

2007年9月1日(土)
ただいま〜です

USオープン観戦から帰ってきました。3度目のNY、3度目のUSオープン観戦は、色んなことが良い方へ良い方へと流れて、とっても楽しい旅になりました。感謝!感謝! 

お天気ひとつを取っても、出発前の予報では前半は雨続きだったし、現地へ着いても2日ほどサンダーストーム来襲!の予報だったのに、サンダーストームどころかサンサンのお天気続きで、TVのお天気マンも、「ご覧ください!マジックのようにレーダーから嵐の雲が消えました。どこにも見当たりません。」な〜んて驚いていたほど。やはりブラジルから太陽を連れてきてくれたのかな?!

もちろん、楽しい観戦になったのもグガが参戦してくれたから。今回は観戦記は書かないつもりで出かけたけれど、何らかの形でみてきたものをシェアできればいいな・・と考え中です。

←とりあえず、アーサー・アッシュ・スタジアムを背景にハィ、ポ〜ズ!・・・ではなくて、練習中によそ見している1枚を。

今回のUSオープンは、ダブルスだけとはいえ3月のマイアミ以来の参戦になるし、生でプレー姿をみるのは2005年ローランギャロス以来2年3ヶ月ぶりだったので、ちょっと目頭が熱くなっちゃうんじゃないかしら〜〜なんて予想していたのに、全然変わらぬ飄々とした雰囲気で登場してくれたもので、おっ、来た来た久しぶり〜!という感じでした。基本的に悲壮感は背負ってこない人なんですね。

今回はそんなに旅疲れはないけれど、夜中に帰還してまだ気が張っているせいだろうから、とりあえず一度しっかり寝て、日曜の間にアップできるものはトライしてみます。

2007年8月21日(火)
デ杯プレーオフ
デ杯プレーオフ対オーストリア戦のブラジルチーム・メンバーが発表されました。フラビオ・サレッタ、リカルド・メロー、アンドレ・サ、マルセロ・メロの4選手に、練習生としてランキング上昇中の若手トマス・ベルッチが加わり、練習生としてはちょっと年くってるけどグガもリザーブとして名を連ねています。キャプテンのコスタいわく、グガの存在はチーム全体の精神的支柱としてとっても重要とのこと。

今シーズンはサ&メロ組のダブルスがエストリル優勝やウィンブルドン・ベスト4等の結果を出してきたので、ダブルス要員としても出番は無さそうだけど、デ杯だったらニュースも画像も一杯出てくるだろうから、ちょっとした楽しみが増えました。

2007年8月16日(木)
ダブルスに出るかも??
↓のエントリーで参考にした記事がどうも含みがありそうなので、もしかしたらそうなのかな〜と思っていたのですが、USオープンのダブルスに出場するかもしれないそうです。男子シングルスのワイルドカードは既に全部確定済みだけど、ダブルスはどういう扱いなんだっけ?・・・と疑問を持ったらいつもは調べに走るのですが、Blogでお知らせしたとおり、現在自宅PCが瀕死状態で最小限しか使えないので、調査はお任せ?!します。

招待枠をゲットできるのか?ゲットできてもプレーできるのか?プレーするのか?・・はまだ流動的だけど、とにかくプレーする/しないに関わらずニューヨークには行く・・・と再び書かれています。公式ではないけれど署名記事で断言しているので、行くんだろうな・・と思うけれど、これまでの”準備が出来たと確信できるまではプレーしない”という姿勢とはちょっと違う感じですね。下向きの気持ちで想像すると、USオープンとしては最後になるのかな・・になってしまうので、上向きの気持ちにシフトして、足の具合にちょっと良い感触が出てきたので、3セットマッチのダブルスならプレーできそうだし、出場できなくてもグランドスラムの会場でトップ選手たちと練習できる機会だし!であろうと思っておきます。

いつも”勝手に想像しない”と自分にくぎを刺しているのに、長らく公式には何にも出してくれないもので、連日の想像大会になっちゃいました。

2007年8月13日(月)
スウェーデンA
別の記者による記事が出ました。グガがスウェーデンに行ったのは整形外科医のペール・レンストレム氏とそのチームによる措置を試みるため。レンストレム氏はATPの医師団のひとりで、ウィンブルドン期間中に”ミーティングがあるから”とロンドンに渡ったのは、氏の検査を受けるためだったようです。

”措置”がどんなものかが気になるけれど、いわゆる外科的なものではなさそう。措置をとれば必ず改善されるというものでもなさそうで、”奇蹟を待つようなもの”という一文もあります。これまでに何人もの医師と理学療法士のお世話になっても完全な回復がならなかった故障だから、その一文もわかるけれど、とにかく考えられる処置は全て試したいという意志の力が奇蹟を呼び込むことを祈ります。

この記事で謎なのは、再来週開幕のUSオープンのワイルドカードは申請していなかったが、”プレーする/しないに関わらずUSオープンには行く”と書かれていること。昨日のエントリーで参考にした記事には”USオープンには参加しない”と単純に書かれていたのに対し、動詞の時制に含みがありそうな書き方だけど、そこを深読みできるような文法的知識はないので、実戦の地で練習に参加して様子をみるために行くのだろう・・と解釈しておきます。

2007年8月12日(日)
スウェーデン
公式ではないけれど、記者がグガの広報に確認をとったところ、現在グガは足の故障に対処するためにスウェーデンに行っているそうです。医療的なものか、理学療法なのかはわからないけれど、似たような故障を引き起こすアイスホッケーが盛んな国だけに、お目当ての医師か療法士に会うための渡欧なのでしょう。

ロンドン→サントロペ→ブラジルへ帰国→スウェーデンという動きだけ追っても、改善を求めて必死であることがわかります。それだけ状況が厳しいということだけど、諦めていない!ということでもありますね。

日本の温泉療法は効果ないかしら?
 
2007年8月10日(金)
ニュースはないです
先週は、スポンサーとの絡みなのか見本市のパーティに顔を出したようで、毛糸の帽子にマフラーという室内とは思えない完全防寒仕様の姿が紹介されていました。相変らず足腰の具合や今後に関する公式なコメントは全くなし。

一発逆転?!の復帰の報がないかな〜と日々チェックはしていますが、少なくとも当分はなさそうですねぇ・・・。復帰とは反対の報もあり得ると覚悟しているけれど、先月はパン・アメリカ大会でサレッタが金メダル!のめでたいニュースがあったし、来月はデ杯プレーオフが控えているので、当分の間は話題になることは避けるつもりかもしれません。

今後もニュースはチェックして、何か信頼できる情報がみつかったらこのページでお知らせするつもりですが、今も定期的にこちらをチェックしていただいている方はどれくらいいらっしゃるのでしょう? 最近は意気が上がるニュースがなくて私も少々(かなり?!)寂しい思いをしていますので、”今もGuga応援中!”で、ちょっとお時間がある方は、是非、このページトップのメッセージフォームかメール( yuuyuu970@hotmail.com )で声を聞かせてくださいね。

2007年7月27日(金)
CMビデオ
昨年は苦節?!2ヵ月半を強いられたけれど、今年は早めにアップしてくれました。Grendeneの子供向けサンダルGUGA KUERTENの新CMが下記のURLで視聴できます。昨年版同様にボーイスカウトの引率者っぽい役柄だけど、昨年版同様にあんまりリーダーとしては活躍できていないような・・。背の高さでは大貢献してますけど。 (URLはリンクさせていないのでコピー&ペーストしてくださいね。)

http://www.grendene.com.br/www/advertising/advertising_final.aspx?advertising_id=91

このページの更新は久々になりましたが、ニュースは日々チェックしております。ロンドンの後はフランスのサントロペに行ったようだけど、トレーニングのためか、医療的なものか、単なるお休みで羽を伸ばすためかは謎。今週はブラジルに戻っているようで、パン・アメリカ大会のテニス男子シングルスで決勝進出を決めたサレッタにエールを送るコメントが出ています。

2007年7月10日(火)
セミファイナリストは帰還
ウィンブルドンのサ/メロ組は結局準決勝止まりではあったけれど、久しぶりに結果で楽しませていただきました〜 ペアの一角マルセロ・メロがブラジルに帰国し家族の出迎えを受けている様子が Globo.com のビデオで紹介されています。お兄さんのダニエルの姿も久々に拝見(それにしても”身長差”兄弟だな)。

さて、肝心のグガの今後に関しては、ロンドン方面から流れてくる情報は芳しくないものが多いけれど、私は今までと同じく本人のコメントとして公式に出てくるのを待ちます。

2007年7月6日(金)
ブラジル・ペア準決勝へ
おぉ、サ/メロ組が準決勝へ駒を進めました〜 欲を出すと固くなるというけれど、プロなんだからここまできたら思いっきり欲を出さねばね!・・と言うまでもなく、当人たちは決勝へ行くんだ!の決意を語っているようです。

サ/メロ組が頑張っているのは芝の上だけではなく、ウィンブルドン期間中はフェルナンド・メリジェニのBlogでウィンブルドン日記を提供しています(URL : http://blogdofininho.blog.uol.com.br/index.html)。”グガがやって来た”の項では3人で記念撮影の画像もありますよ。日記はふたりの連名になっていて、主語も複数になっているけれど、この項を書いているのは内容からみると”203cmの巨人”メロの方でしょう。

2007年7月4日(水)
28−26
( photo@M pozetti/IPS )

雨のいたずらで5日がかりになったアンドレ・サ/マルセロ・メロのダブルス戦は、トータル102ゲーム、最終セット54ゲーム、試合時間5時間58分というとんでもない数字を残し、しかも勝者としてフィニッシュ! おめでと〜

アンドレ、マルセロ両君ともに、週末からグガと一緒練習できた事はとても助けになったと語ってくれています。アンドレ君の記者会見でのコメント(↓)の最後は、今の状況が状況だけにカラッとは笑えないけれど、確かに教える側でも良い仕事ができそうですよね。でも、それは将来!

"We were lucky to have Gustavo Kuerten here with us. Guga watched the game and gave us some help with the match and also gave us the confidence to believe we can go out there and win. With results like this he might get a full-time coaching job, but we think he will probably be too expensive!”

2007年7月3日(火)
ロンドン滞在中
週が明けてもまだロンドン。大会の雰囲気を体感して練習にも参加したかったようだけど、ウィンブルドン本戦のスケジュール消化もままならない天候だから、”練習生”にはなかなかコートが回ってこないんじゃないかな。アンドレ君たちのダブルス戦もえらいところで止まったままだし。

ブラジルへの帰国便は予約していないらしく、そのままヨーロッパに留まって復帰の線はないかな〜?!と期待したいところだけど、残念ながらいまだ右足の状態は芳しくなく、頑張ってトレーニングしているけれど、1時間半程度のプレーで疲労を感じてしまうようです。3月初旬のインディアンウェルズでは2時間半の練習ができていると語っていたから、やはりその後のマイアミあたりで問題を抱えちゃったのかな?? なかなか厳しいですね・・・。

ウィンブルドン女子シングルスでディメンティエワを破ったミミちゃん(タミラ・パシェック)と一緒に5月からツアー生活中のパソスさんと話し合いの場を持つこともロンドン訪問の目的のようなので、そのうちに今後の見通しも語られるかもしれないけれど、後半戦で復帰するならここからかと思われた7/16〜のシュツットガルト参戦は、マネージャーによると可能性は低いようです。

2007年6月30日(土)
ロンドンにいます
7/1(日)にフロリアノポリスを通過するパン・アメリカ大会の聖火リレー走者を辞退するコメントに、”ロンドンでATPのミーティングに参加しなければならないから”とあったので、はて??と思っていたら、確かにロンドンに行ったようで、ウィンブルドンのアンドレ・サ/マルセロ・メロ組の応援をしていたようです。

参戦していないのにわざわざ出張しなければならないATPのミーティングとは何ぞや??だけど、次にハンリー/ウリエット組と対戦するアンドレ君たちの練習にも参加するようなので、久々に練習姿の画像が出ないかな〜 

2007年6月15日(金)
パソスさんコメント訂正
来月リオで開催されるパン・アメリカ大会のブラジル・テニス代表はサレッタとアルベスとダニエルに決まり、グガは”外れた”ことになるけれど、何度も遠まわしに辞退の意向を表明していたので、これで落ち着いて練習できるでしょう。

(注釈:コンディションと実戦勘が揃っていたら当然出場したかったけれど、今回は国を代表して戦うには準備が整っていないし、他のブラジル国内上位ランキング選手が揃って出場に意欲的だったため、早い段階から引きの姿勢だったけれど、大会側とブラジル・テニス連盟がなかなか諦めないので情報が錯綜しておりました。)

7月のパン・アメリカに間に合わないならば、後半戦早々の復帰は無理か?という心配の声もあるけれど、代表選手として戦うのと、個人でツアーに参戦するのはまた別の話なので、じっくり待つしかないですね。

5/28付けのエントリーで、”もし準備が整えば(=コンディションが良くなれば)、ウィンブルドン後の夏のヨーロッパ・シリーズに参戦するかもしれない”というパソスさんのコメントを紹介しましたが、最近のパソスさんコメントによると、どこで復帰するかに関しては具体的には発言していない!そうで、ヨーロッパ・クレーではなく、北米・ハードを目指している可能性もあり??

2007年6月10日(日)
初々しいプレゼンター
( photo@Michael Spingler/AP)

ショートカットにスーツ姿の”現役”プレゼンターは、慣れない立場にちょっと落ち着かない様子だったけれど、しっかりとお務めを果たしていましたね。シャツにジャケットくらいかな?と思っていたら、しっかりネクタイ着用で頑張ってました。服装というのはその場に対する敬意の表現とみられるから、スーツ着用で登場したことはとても評判が良かったようですよ。

最初に登場した時には、うぁ〜、この期に及んでも(=三十路になったのに)七五三か?!と思っちゃったけれど、長身じゃないと着れない難しいスーツではありますね。もっと無難に着こなせそうなスーツはいくらでもあるだろうに、チャレンジャーやな〜

スピーチ内容はダバディさんがしっかりと訳してくれたので省略。2001年の優勝スピーチの時も思ったけれど、フランスの人もあれくらいのたどたどしさで話してくれると、フランス語永遠の初級者にはありがたいんだけどな。

ブラジルからの”弾丸ツアー”は大変!だけど、土曜日の夜はコレチャら久しぶりに会ったお仲間たちと夕食を楽しんだり、決勝日のVIP席では同行したお母さんに優勝カップと並んで写真を撮ってもらったり・・と、短いながらもパリ滞在を楽しんだようでなによりです。

↓年々ビデオが充実してきているTF2のサイトに、決勝直前の”おかえりなさい!”で始まるショートインタビューがアップされました。おなじみのレポーターさんは、いつもは気を利かせて英語で訊いてくれるのに、今回は緊張する立場にないものだから、フランス語で迫ってます。 「どちらが何セットで勝つ?」という質問には、「フルセットで、ナダルが有力だけど今日はフェデラーも良いプレーをするだろう。」という無難なお答え。
(URL : http://roland-garros.france2.fr/reportages-videos/rg-2007_main.php3?date=2007/06/10&id_article=141)

TF2のビデオページにアクセスしたら、是非”カラオケTOP10”もチェックしてくださいね〜 イメージどおりに弾けている人もいれば、イメージを打ち破って弾けている人もおり、みんな若者なのね〜

2007年6月10日(日)
確認済み
ローランギャロスの優勝トロフィー・プレゼンターは”Surprise!”が慣例だったため、主催側も当日まで秘密にしておきたかったようだけど、すっかりバレバレになってしまったため、”初優勝10周年を讃えて優勝セレモニーに招待された”と公式に確認されています。guga.comでも発表済み。”プレンゼンターは引退した選手という慣例を破って・・”といちいち書いてあるところがおかしいけど。

ちょっと無理強いされたっぽい感じもあるけれど、日常生活のお祝いでも、お祝いされる側は礼儀として受けとることが多いですもんね・・。当日の会場で暖かい声援を受けてエネルギーをチャージできれば、1泊4日の”弾丸ツアー”の甲斐もあるというものです。10周年のお祝いということなので、女子の時とは違った趣向もあるのかな? 

とりあえずは、どんな衣装?!で登場するかを楽しみにしてます。

2007年6月9日(土)
パリ入り
tenisbr@silが単独で予想していたとおり、土曜日の午前中にパリへ到着し、ローランギャロスのIDをもらったそうで、こりゃやっぱり男子優勝者へトロフィーを授与することになるのかな。なんでも日曜の夜にはパリを離れる日程だそうで、雨天順延になったら困りそう。

現役選手がトロフィー・プレゼンターになる例はなく、本人がこの点で難色を示していたため、女子のプレゼンターがメアリー・ピアースになったのではないか?といううがった見方が書いてあったけれど、実は、私もピアースが登場した時点で、こりゃありえるかも!と思いました。

女子決勝セレモニーの短いスピーチでピアースも”来年は・・”と語っていたことだし、思い出だけではなく、未来への思いも語られることでしょう。

2007年6月7日(木)
”来年”という言葉
対象がスポーツ選手であれ映画スターであれ、長い間ファンでいると、時々どうしても”こうして欲しい””こうであって欲しい”という我がままな気持ちを抱くことがあり、その度に、いかん!イカン!そのまま、そのまんまをみるのだ!と自分を戒めることがあります。私にとってのグガは、年齢だけは十分過ぎるほど大人になってからファンになった存在だから、そのあたりは自分なりに冷静に対処しているつもりだけど、そうできるのも、この青年が肝心な時にはいつも願う方向に進んでくれるから。

6月8日はグガのローランギャロス初優勝から10年ということで、ブラジルの各スポーツサイトでは特集が組まれ始めており、その需要に応えるためか、グガ自身のローランギャロスの思い出コメントがプレスリリースとして発表されています。'97年の各試合に関するコメントも興味深いけれど、今日のところは次のコメントだけで十分!

「もちろん(今年の)ローランギャロスでプレーしたかった。でも毎日そのことを考えてふさぎこんでいるわけにもいかない。今年がダメで、それでもそこへ行きたかったら、プレーするんだ、来年にね。」

今年のローランギャロスには参戦しないという決断を発表したのが3週間前。2年連続の苦しい決断だったから、”来年目指して頑張れ!”という言葉をかけるのは酷だと感じていたけれど、ようやく本人の言葉として目にすることができたのだから、もう思い切り願ってもいいよね。来年はあるよ! 右足の関節&筋肉細胞がんばれ!

2007年6月2日(土)
10周年企画??
tenisbr@silのみの情報だから信憑性についてはクエッションマークだけど・・・、フランステニス連盟がグガのローランギャロス初優勝10周年を記念して何やら企画中だそうで、第2週になったらグガがパリ入りするのではないか?と書かれています。男子優勝者へのトロフィー・プレゼンターの可能性もあり?なんて書かれているけれど、それは20周年記念の時の方がふさわしいでしょう。

通常だったら出場していない大会に第2週目から姿をみせることはあり得ないけれど、今回はワイルドカードの件で主催側に義理があるし、本戦2回戦でエナンに負けちゃったけれどジュニアでは優勝候補のミミちゃん(=タミラ・パシェック)にパソスさんが同行しているので、練習コートを十分に使える第2週に会場で練習するという可能性もあり得なくは無い?? 

先週からTV放送はほとんどカバーできていないので(HDも満杯になっちゃったし)、もしwowow放送の中で何か触れられていたらどなたか教えてくださ〜い。

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