モバイル関連ニュース 97年10月分


【97/10/31】
 松下電器産業株式会社からA5ファイルサイズで 8.4型TFTカラー液晶搭載で、800x600ドット・65,536色表示、MMXテクノロジPentiumプロセッサ120MHzを搭載した「Let's note mini(レッツノートミニ)新発売」が公開されています。11月21日より出荷開始で、価格は、328,000円です。気になる重量は、800x600ドット表示可能なSVGAタイプにも関わらずナント1.0Kgです。(1.0Kg以下のミニノートパソコンで初めて!!800x600ドット表示可能なSVGAタイプに対応です)特徴として、光学式トラックボール採用や、最大80MB搭載可能なメモリ、1.6GBの内蔵ハードディスク等があげられます。また、大容量バッテリーパック(オプション)装着で約8時間稼動可能です。サイズが極端に小さくない割には軽量であり、キーピッチも15mm確保(端っこの方のキー除く)出来ているので、ミニノートパソコンでSVGAを求めていた人には最適の機種の投入です。ちなみに私はVGA対応のToshiba Libretto 50CT(ワールド仕様)を仕方なく仮想SVGA800x600ドットモードで使用していますが、やはり作業をするには、最低800x600ドットの画面モードは必須ですね。以前、旧「Let's note mini」のユーザだった私には嬉しいニュースです。もっとも、奥行のサイズ(幅225x奥行172x高さ36 mm)がもう少し短ければもっと嬉しかったのですが..

【97/10/30】
 エプソンダイレクト株式会社からも開発コード「チャンドラ」の従来のハイエンドCPUを「MMX Pentium133MHz」に強化した人気のサブノート「Endeavor NT-100」にMMXテクノロジPentiumプロセッサ133MHz、2.1GB HDD標準搭載のパワーアップタイプ新登場が公開されています。「Endeavor NT-100」MMX Pentium 133MHzで(メモリ40MB)が252,000円です。(型番は変わらないのですね)【97/10/25】に紹介したフロンティア神代と比較した場合にアドバンテージは、ハードディスクが2.1GB タイプ標準搭載ということです。「チャンドラ」は内蔵ハードディスクの換装が面倒なので、嬉しいことですね。でも従来「チャンドラ」は、最大でも「IBM製9.5mm厚タイプ1.6GB」しか内蔵出来ないことに気がつきました。ですから「12.7mm厚?タイプ2.1GB」を内蔵しているということは、大ニュースですね!

【97/10/29】
 株式会社東芝から私の予想通りMMXテクノロジPentiumプロセッサ120MHz搭載した新型Libretto「Libretto 70」が公開されています。11月11日より出荷開始で、Libretto70 CTA(アプリケーション有り)が268,000円で、Libretto70 CTが238,000円です。特徴は、MMXテクノロジPentiumプロセッサ120MHz搭載し、新型キーボード採用し(キーピッチは従来の13mmから14.5mmへ変更)、ハードディスクが、1.6GB(これってIBM製9.5mm厚タイプ?)になったことです。これで、バッテリ駆動時間はやや伸びています。私は、Toshiba Libretto 50CT(ワールド仕様)を入手したばっかりで、悔しくないというと嘘になりますが、Pentiumプロセッサのクロックを現在の75MHzから133MHzにクロックアップして、ウサを晴らす(^^;)ことにします。そうすればキーピッチは14.5mm 対 15.0mmと0.5mm勝っていますし、いっそのことハードディスクを換装済のIBM製1.6GBタイプから、発表されたばっかりのIBM製3.2GBタイプに変更するのも一興です。しかし、こうなると子供の喧嘩と一緒ですね(^^;) ちなみに、期待していたワイド液晶タイプは出ませんでした(リブレットの場合大幅変更があると、型番を10きざみ以上に一気に引き上げる?ので、今回もマイナーチェンジ?)ので、もしワイド液晶が出たら?リプレースしたいです。

【97/10/28】
 ソニー株式会社からWindows95を搭載したパソコン上で地図の閲覧・地図データの検索・ルート探索が行なえるデジタルマップソフトウェア「Navin' You(ナビン・ユー)Ver.1.0」発売 が公開されています。11月21日から発売開始で、価格はソフト単独タイプが17,800円、GPSアンテナ,PCカードが付属したタイプが54,800円です。特徴として、画面上のカーソルで任意の方向に移動できる360°高速スクロールと、検索エリアを素早く拡大できる連続ズームを装備し、一般電話回線や携帯電話等を通じてATISセンターと接続し、リアルタイムな交通情報を受信することにより、地図上に渋滞・工事・通行止めエリアを表示でき、交通状況を考慮した最適なルート探索が可能な機能があるとのことです。こうしたユーザフレンドリーなモノ作りは、さすがSONYと言いたいです。テスト機を長期に借りるチャンスがあれば、レポートを作成してこのWeb上で公開したいですね。(モニター募集の懸賞があったら応募してみます)

【97/10/27】
 日本電気株式会社からTAとしては、AtermITシリーズの基本機能を継承しながらPHSによるワイヤレス通信機能を実現する「AtermIW60」が公開されています。11月中旬から発売開始で、価格は59,800円です。PHSとPIAFSデータ通信カードを搭載したノートパソコンや携帯情報端末などをワイヤレスでつないで、ISDN回線を通した最大32kbpsのデータ通信が可能です。当然、AtermIW60をPHSの親機として使えば、子機を最大6台まで登録出来る機能も有しています。【97/10/09】と【97/10/13】にこのページでお知らせした先行機種にも無い、優れた機能として2台の「AtermIW60」間のワイヤレス通信で、片方のTAのアナログポートを利用すれば通常の電話機でワイヤレス通信が可能となり、またデータ通信ではデュアルリンクワイヤレス通信機能により、最大64kbpsのNEC独自の高速通信を実現可能なことがあります。私はこれらの「PHS親機機能付きPIAFS対応ワイヤレスターミナルアダプタ」が今後ハヤルと断言します。(^^;)

【97/10/26】
 日本モトローラ株式会社から「32Kパルディオ311M」として12月上旬からNTT中央パーソナル通信網株式会社より発売される「世界最小32K対応PHS電話機を新発売」が公開されています。"CLAM SHELL"タイプ(折りたたみ式)を採用することで、世界最小のPHS電話機(世界最小62cc、超軽量79g)を実現しました。また私が一番気にするPHS本体によるローカルな留守録機能は、ちゃんと有しており3件OKです。(私の信条は「本体によるローカルな留守録機能を有しない携帯電話/PHSは、商品価値ゼロ」です)また、どうしても見たい本体の外観/詳細スペックは、NTTパーソナルの「32Kパルディオ新機種機能等一覧表」の中にあります。う〜ん、「物欲バリバリかきたてアイテム」です。

【97/10/25】
 フロンティア神代から開発コード「チャンドラ」の従来のハイエンドCPUを「Pentium 120MHz」から「MMX Pentium133MHz」に強化した「1997年10月20日 サブノート RT-21シリーズにMMX133MHzモデル追加」が公開されています。このニュース自体は普通なのですが、なんと「USキーボードモデルについて」という情報を発見しました。「英語キーボードモデルの販売と有償によるキーボード交換サービスを検討していますので、正式に決まり次第ホームページなどでお知らせ致します。」という内容のものです。現在の私の愛機を「Toshiba Libretto 50CT(ワールド仕様)」に変更してからUSキーボード以外のマシンを触りたくないという病気が進行中(デスクトップ機もUSキーミニキーボードに変更済)ですので、気になるニュースです。しかし、この情報の公開日が97/7/16というのが、ちと気がかりです。(^^;)

【祝!号外(97/10/24)】
 株式会社技術評論社が発行する「月刊 モバイルプレス 11月号」(創刊2号)の「モバイル人物図鑑」(ライター石川清さん)の記事において私を4ページにわたって紹介して頂きました。私のモバイルアイテム等に興味がある,または私の顔を見てみたいという奇特?な方は、書店でゲットして下さい。ちなみに文中のインタビューの会話で、「〜なのですよ。」という少々変な口調が出て参りますが、実際の私の口調とはちょっと違います。(^^;) またインタビュー形式だった為、文中に細かい部分で何点か間違いもありますね。(携帯電話経由接続では28.8Kbpsのモデムは使用出来ませんヨ〜) ...と言いつつも、石川さん有り難うございました。早速メールを色々な方から頂いていますが、モバイルアイテム(特に収納ケース関連)の詳細を公開して欲しいというリクエストも頂いておりますので、時間を作って準備するつもりです。

【97/10/24】
 日本電気株式会社から新世界標準パソコン「PC98-NXシリーズ」26機種が一斉に発売され、モバイルターゲットの「mobio NX」(1機種3モデル) が公開されています。価格は218,000円〜です。Windows95搭載パソコンとしては業界最軽量の約790g、かつ28.5mmの薄さを実現した軽量・コンパクトなミニノートパソコンです。東芝リブレットより一回り大きい感じです。CPUは狙いバッチリのMMX テクノロジ Pentiumプロセッサ120MHz,内蔵ディスクも約1.6GBで申し分無いのですが、ど〜して液晶が今時、STNカラー液晶なんですか??アララッです。

【97/10/23】株式会社東芝からパソコン通信サービス(NIFTY SERVEとBIGLOBE) に接続して電子メールを送受信できるPHS電話機として業界最小・最軽量を実現した「読めるPHS電話機」の発売についてが公開されています。11月25日から発売開始です。あの〜、最初GENIO(ジェニオ)と混同しちゃったんですけど、あれはPHS電話機じゃなくてポケットコミュニケータでしたね。
【97/10/22】
 マイクロソフト株式会社からInternet Explorer 4.0 で "Freiburg テキスト表示問題" として知られるセキュリティバグ対策の、10/21までの間にダウンロードした日本語版のパッチの不具合を記載した「"Freiburg" テキスト表示問題の修正プログラムがご利用いただけます」が修正公開されています。不具合に内容は、一部のダイアログボックスが正しく表示出来ないというものです。対象の人は、10/22以降に提供されたパッチを再度ダウンロードして適用する必要があります。私の使用しているNT環境(富士通FM-V ペンティアムプロ200MHzのデスクトップマシンに、NT Server V4.0を稼動させてます。普通個人でNT Server使わないってば! Toshiba Libretto 50CTワールド仕様には、個人データが全て入っていますが、LAN経由でディスク共有しています)には10/20時点でダウンロードしたパッチをあてていますのでビンゴ!ですが、不具合は残念ながら?出ていません。レアものとして自慢しようと思ったのですが...(^^;)

【97/10/21】
 インテル株式会社から普及価格帯で優れたマルチメディア性能を提供する小型ノートブック・パソコン向け「120MHz版MMXテクノロジPentiumプロセッサ」を発表が公開されています。10月20日から量産出荷され、(1000個出荷時)の一個あたりの価格は、21,890円です。ノートン・マルチメディア・ベンチマークなど、業界標準のベンチマークで、従来の同クロック周波数のPentiumプロセッサと比較して、システム性能が146%向上するとのことです。いかにも、次期 Toshiba Librettoに採用されそうなスペックですね。

【97/10/20】
 マイクロソフト株式会社からInternet Explorer 4.0 で "Freiburg テキスト表示問題" として知られるセキュリティバグから、ユーザーのコンピュータを保護するための修正プログラムを提供する「"Freiburg" テキスト表示問題の修正プログラムがご利用いただけます」が公開されています。セキュリティバグ内容は、ユーザーのコンピュータに損傷を与えたり、操作を可能にするものではありません。スクリプト実行を利用した悪意のあるWebサイトの仕掛けで、ユーザーのハードディスク内のテキスト、HTML および画像形式のファイルから、その内容を取得する(ファイルの内容を表示する)可能性があるというものです。 早速、公開された日本語対応も含まれるパッチ(注:このページはNetscape Navigator 4.xからは完全に見えません!)を適用(0.9MB)しましたが、私のNT環境では全く問題無く適用可能でした。日本語版を含めた素早い対応にはビックリしました。ただ、パッチが0.9MBもあるのは、ダイヤルアップユーザにはつらいですね。

【97/10/19】
 NTTパーソナルグループから10月よりインターネット経由で「きゃらメール」にメッセージを送ることが可能なインターネット経由で「きゃらメール」へのメッセージ送信が可能になりました!!が公開されています。送信可能な文字種別は、カタカナ、英数字等(最大69文字)で、ひらがな、アルファベット小文字で入力された場合は、カタカナ、アルファベット大文字に変換されて送信されます。(定型文は送れませんが、オリコウさんな仕様です。)また、送信したメッセージの文字数が相手契約者の設定している受付文字数を超えた場合、受付文字数のみのメッセージが送信され、超えた分のメッセージは送られません。「接続確認メールソフト一覧表」(私は使用中のBecky! もリストに入っています)が、あるのもニクイですね。

【97/10/18】
 シチズン時計株式会社からパソコン上で入力された個人情報データを、PCカードスロットを通じて取り込み、手軽に持ち運べ、いつでもどこでも液晶表示で情報確認が可能な「液晶表示付き小型PCカードを米国向けにOEM販売開始」が公開されています。重量はさすがの33g(電池込み)です。ほぼ名刺大の大きさで、薄さ約5ミリの軽量・小型の液晶表示付きPCカードで(PCMCIA Type2準拠)、住所,名前,電話番号,約束リスト等のメモ情報を作成できる独自PIMソフト(PERSONAL INFORMATION MANAGEMENT)とセットで販売されるそうです。個人情報の閲覧に徹すれば、使えそうですね。

【97/10/17】
 日本アイ・ビー・エム株式会社から9.5ミリ・メートルの超薄型で99グラムと世界最軽量のナント!「3.2GB」の2.5インチHDD「1平方インチあたり3ギガビットの世界最高の面記録密度を製品化」が公開されています。OEM製品として販売し、量産サンプルの出荷開始は、9.5ミリ・メートル厚の「3.2GB」の2.5インチ「3GN」が本年10月からで、サンプル価格は7万円です。私の愛機のToshiba Libretto 50CT(ワールド仕様)は、既に9.5ミリ・メートル厚のIBM製1.6GBタイプに換装済ですが、一気に2倍の容量に変更可能です。またまた、拍手喝采ものの登場です。全くいい時代に生まれてきたものです。値段がこなれてきたら、入れ替えたいと思います。尚、通常のノートブックパソコンは、12.7mm厚タイプがまだまだ主流です。

【97/10/16】
 ソニー株式会社から薄さ23.9mm、質量約1.35kgの薄型・軽量を実現したB5ファイルサイズ ノートブック型パーソナルコンピューター「“VAIO(バイオ)” 『PCG-505』発売」が公開されています。11月20日より販売開始され、価格はオープン(30万円前後?)です。MMXテクノロジーPentiumプロセッサー133MHz、10.4型SVGA対応TFT液晶、17mmピッチ/2mmストロークキーボードを搭載しています。また、筐体にマグネシウム合金を採用し、軽量化とSONYらしい洒落たデザインを実現し、大切な用件や思い付いたアイデアなどを音声で録音できる“ボイスメモ機能”等、SONYらしさ満載です。

【97/10/15】
 株式会社東芝からPHSサービスを利用してPOS(販売時点情報管理) システムや計測装置など各種機器とのデータの送受信を可能にする「業界最小のPHSデータ通信用アダプタの発売について」が公開されています。容積を27ccに小形化し、最大125ミリアンペアの低消費電力化を実現したPHSデータ通信用アダプタです。デジタルカメラや携帯情報端末等への組み込みなど新たな分野への応用も可能な為、12月からのサンプル出荷ではありますが、楽しみなアダプタです。

【97/10/14】
 松下電器産業株式会社からMMXテクノロジ Pentiumプロセッサ(166MHz)搭載カラーサブノートパソコン「Let' note 新発売」が公開されています。10月10日に発売開始され、価格は428,000円(税別)です。ハードディスクは2.1GBに増強されましたが、なんと言っても大チェックポイントは、VRAMが強化されて2MB(従来は1.1 MB)になったことです。(ハードディスクは、自己責任でユーザが大容量タイプに換装すればいい話です。しかもLet' noteは換装しやすい機器です。)これで、ディスクトップに唯一劣っていた外部CRT出力時の同時発色数が、17インチCRTで現実的な1,024×768ドットモードで65,536色(従来は1,024×768ドットモードで256色)となりました。一度手放した「Let' note」ですが、このVRAMの強化点だけでも再入手したくなりました。私はサブ(ミニ)ノートに、机上では外付け「CRT,キーボード,マウス」を装着し、モバイル実践時にはそれらをサッとはずして最新データを常に持ち歩くという信条であり、サブ(ミニ)ノートにこそVRAMの強化を行うべきだと認識していましたので、開発者に拍手喝采です。

【97/10/13】
 NTTからPIAFS対応ワイヤレスターミナルアダプタ「INSメイトW2セット」が公開されています。セット価格は126,000円(税別)です。ワイヤレスデータ通信を実現するコードレスパソコンアダプタの替わりに、PIAFS対応PHSのPCカード(接続可能なPHS、機能については制限あり。供給元の松下関連はOK?) 経由でも接続可能です。また、接続装置とダイレクトに接続したPC(サーバ)に対して、各種PIAFS対応PDA(携帯型情報通信端末)により、屋外からPHS網を経由して接続することも可能です。いや〜、これでリモートアクセスも簡単ですね。【97/10/09】に紹介したシャープのISDNネットワークステーションメディアパレット(これは、「INSメイトW1セット」としてNTT販売中)とどちらを選択するか迷っちゃいますね。

【97/10/12】
 ソニー株式会社から従来機より記憶容量アップで最大24分の連続録音を実現し、ジョグダイヤルで素早く録音用件の検索・再生が可能な「“簡単デジタルメモ機”の ICレコーダー『ICD-50』発売」が公開されています。重量は約70g(乾電池2本含む)です。11月10日より販売開始され、価格は19,800円(税別)です。用件は最大495件まで録音でき、用途にあわせて「アクション」「スケジュール」「シークレット」等、5つのファイル(各ファイル99件まで)に整理して保存することが可能とのことです。そして、ソニーの切り札?のジョグダイヤルを搭載し、液晶ディスプレイを見ながらジョグダイヤルを操作して、録音用件の中から聞きたい用件を素早く、簡単に検索・再生できるなど、使い勝手が大幅に向上しています。パソコン接続キット(1998年春発売予定)構想も提示され、大きく変貌しています。

【97/10/11】
 株式会社富士通静岡エンジニアリングから外出先のオフィスから安心して簡単にE-mailが読める携帯用E-mailリーダ「Pocket Mailer V1.0」が公開されています。10月6日より販売開始され、シェアウェア(1ライセンス1,800円)として公開されます。「Pocket Mailer」はフロッピィディスクに入れて持ち運べる高機能な携帯用メールソフトウェアであり、フロッピィディスク1枚にメール送受信に必要な全ての機能が収められているとのことです。パソコン毎の設定が不要なため、外出先で借用したパソコンの環境変更をする必要がない為、ある意味で究極のメールツール(フロッピィディスク1枚でOK!)ですね。

【97/10/10】
 株式会社アーク情報システムからCD-ROMドライブなしでCD-ROMが使えるようになる、モバイラー待望のユーティリティ・ソフトウェア「CD革命/Virtual」が公開されています。価格は12,800円(税別)です。CD-ROMの全セクタをそのままハードディスクに仮想化し、ハードディスクの中に『仮想CD-ROMファイル』を作成します。このツールを使えば、オリジナルのCD-ROMを使用することなく、そのデータにアクセスすることができます。しかもオリジナルのCD-ROMを効率的に圧縮(最高80%、平均50%程度)し、ハードディスクの容量確保にも貢献するとのことです。私の携帯パソコンにもCDは搭載されていませんので、是非試してみたいユーティリティです。

【97/10/09】
 シャープ株式会社から業界で初めてPIAFS,PHS親機も内蔵し、パソコン・電話・PHS・FAXをISDNに簡単接続可能な「ISDNネットワークステーションメディアパレット<JD-MA1>を新発売」が公開されています。10月8日に発売開始され、価格は98,000円(税別)です。子機として増設した32Kbpsデータ通信対応PHSをノートパソコンにセットすると(PHSデータカードが必要)、ワイヤレスでISDN回線に接続できるので、家中どこからでもインターネットや電子メールが楽しめる“家庭内モバイルコンピューティング”が実現出来るとのことです。ただ残念なのは内線の32Kワイヤレスデータ通信経由で、外部へ通信可能なモードが、あまり意味の無い「非同期V.110モード」と普及していない「PIAFSモード」になることです。内線の32Kワイヤレスデータ通信経由で、同期PPPモードを是非サポートして欲しかったところです。また、子機として増設可能なPHSは、基本的にシャープ製のみになる点も注意が必要です。しかし、業界で初めてPIAFS,PHS親機を内蔵したことは拍手喝采ものです。

【97/10/08】
 ニフティ株式会社からコンテンツを汎用のWWWブラウザーで利用する「インターネットからWWWブラウザーでサービス利用」が公開されています。コンテンツを汎用のWWWブラウザーで利用可能な「ニフティサーブ インターウェイ(NIFTY SERVE INTERWAY)」の接続ルートを10月1日(水)から拡大するそうです。これにより、ニフティサーブ会員はプロバイダーや社内 LANなどのインターネット経由でもニフティサーブのコンテンツを利用できるようになります。

【97/10/07】
 Microsoft社から「Microsoft Internet Explorer 4.0」の環境を改善する7つのユーティリティ集「PowerToys Set for Internet Explorer 4.0」が公開されています。このページは、残念ながら英語情報で、英語のツールですが、これらのツールの概要説明やナント!日本語化する為のファイルも用意された「Win95J祐基のホームページ」も公開されています。有り難うございます。

【97/10/06】
 富士通株式会社から新携帯情報端末INTERTopが、平成9年度「グッド・デザイン商品」 (Gマーク)の情報・通信機器部門においてINTERTopが、Gマークの「グッド・デザイン金賞」を受賞が公開されています。金賞の受賞は、富士通としては初めてとのことです。レッド・ブルー・シルバーの3色をそろえた冷蔵庫?のようなカラーバリエーションやデザイン性と、堅牢性を兼ねた波打ったアルミ合金ボディは、やはり「楽しい商品」化に寄与していますよね。

【97/10/05】
 株式会社東芝から日本で最初のPHSの位置情報を使ったサービス「駅のナビゲーションサービス」(10月6日) 開始!が公開されています。PHS(α-DATA32)がもつ基地局番号通知機能を日本で初めて利用したインターネット情報サービスです。駅前探険倶楽部では、情報を検索する前に駅名選択が必要でしたが、このサービスを使えばPHS(α-DATA32)を介して自動的に利用者のいる位置の最寄り駅の名前が選択されるそうです。PHSの可能性を広げる付加価値サービスですね。

【97/10/04】
 日本電気株式会社(NEC)からMIPSアーキテクチャに基づきNECが独自に開発した高性能/低消費電力の64ビットRISC型マイクロプロセッサ・コア「VR4110」による「WindowsCE2.0に対応したハンドヘルドPC用高速RISC型マイクロプロセッサの発売について」が公開されています。なんとCPU性能は130MIPS(100MHz動作時)という高速処理と、低消費電力化をともに実現し、消費電力当たりの性能を従来製品の2倍以上!に向上させているとのことです。こうした強力なCPUは、真打ちともいえる「Windows CE 2.0」の期待感を高めていきます。

【97/10/03】
 Microsoft社からWindows CE 2.0と開発ツールを正式発表した
「Microsoft Announces Release of Windows CE 2.0」が公開されています。32ビットカラーサポートや組み込み機器などで必要なモジュールのみを選択出来る機能が新規にサポートされています。サポートプロセッサはPowerPC,Intelの486,Pentium等が追加されています。また「Pocket Internet Explorer」も、HTML 3.2に対応する為「フレーム」や「テーブル表示」がようやく可能になります。まさに待ちに待った新バージョンです。気になる日本語バージョンは98年第1四半期迄にはリリースされそうですね。

【97/10/02】
 IBM社からポケット・サイズの「PCコンパニオン」「新携帯型情報端末『WorkPad』を発売」が公開されています。米3Com社の子会社であるPalm Computing社とOEM契約を締結し、携帯型情報端末『IBM WorkPad』を、米国市場で販売するとのことです。個人情報管理ソフトウェア「Lotus Organizer 97 GS」と「Lotus Notes」を接続するアプリケーションを提供するすることが、ポイントです。日本での提供?が気になります。

【97/10/01】
 マイクロソフト株式会社から「Microsoft Internet Explorer 4.0 」日本語版製品版のダウンロードページ「Internet Explorer 4.0 のセットアップ 」が公開されています。午前中はこのページがまだ公開されていませんでしたが、昼食から帰ってきて12:40にこのページに気づきました。製品そのもののサイズは24,077KBありますので、ダイヤルアップユーザは素直にCD-ROMを入手した方が良いかもしれません。(私は1Mbpsでインターネット接続していますが、混み合っているせいもあり、1時間掛りでダウンロード中です)まあ、ダウンロードしようにも現在(12:40)日本のどのサイトも「Too many user」ではじかれていますが...。

【97/10/01】
 シャープ株式会社から2.5型液晶モニターを採用してコンパクト設計で、デジタルカメラ・プリンタ・パソコンなどとコードレスでデジタル画像の送受信が可能な「光通信新規格「IrTran-P」対応液晶デジタルスチルカメラ“液晶デジタルビューハンター”新発売」が公開されています。重量は約190g(バッテリー含まず)、発売時期は10月16日で、価格は60,000円(税別)です。従来機より容積比約38%の小型化を実現したロングサイズのタバコ箱並のコンパクトボディに、2.5型の低反射TFT液晶モニターを採用しています。また、レンズ部分が270度回転するので、ハイアングルやローアングルの撮影から、撮影者自身の対面撮影も簡単とのことです。これで、取り外し可能な記憶媒体を採用してくれれば....良かったのですが。


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