Topics及びNTイントラ関連ニュース 98年1月分


【98/01/31】ドメイン名変換がスムーズなWebページアクセス状況分析ソフト登場
 株式会社アイ・エス・ティからWebサーバに蓄積されたアクセス・ログファイルを、Windows 95(またはNT4.0 / 3.51)が稼働するマシン上で、分析/様々な形式の表やグラフで表示可能な新ホームページアクセス状況分析ソフト『NetIntellect3.0日本語版』が公開されています。98年1月30日(金)から販売され、通常販売価格:49,800円(WebTrendsユーザ特別優待販売:19,800円)です。当然、Microsoft Internet Information Serverはサポート対象です。特徴として、高速なログ解析処理と、日本国内の企業や団体3万件分のデータを収録した「組織データベース」を搭載により、ログファイル内のIPは自動的に企業名や団体名に置き換えられて表示されるというものがあります。現在使用中の「WebTrends」がここらを苦手としている(ログ解析でドメイン名変換まで指定すると、ループしたかと勘違いする程、処理が進みません)為、期待できます。「無償評価版ダウンロード」もありますが、私は「WebTrendsユーザ特別優待販売」にて、購入を申し込み済みです。

【98/01/31】熊本限定ローカル情報 私の自宅に親類縁者(^^;)から続々と連絡が...
 私が在住する熊本の地方紙「熊本日日新聞」98年1月30日付け夕刊の「けいざいウイークリー マルチメディア」のコーナーに、私のカラーの顔写真付き(^^;)で「イントラネットで情報共有」というインタビュー記事(縦4段横頁半分のサイズ)を掲載して頂きました。有り難うございます。コンピュータ関連雑誌や週刊誌に顔写真付きで掲載されても、親類縁者(^^;)からはまず反応がありませんが、さすが県民に強い地方密着型新聞の威力...あなどれません。

【98/01/30】IIS 3.0と「Active Server Pages 1.0」の組み合わせでのバグのレポート数件
 マイクロソフト株式会社から IIS 3.0と「Active Server Pages 1.0」の組み合わせでのバグのレポートが「Microsoft Technical Support -サポート技術情報」が何件か追加公開されています。特に何かと問題になるメモリーリーク関連の「[IIS]ASP.DLL 内のメモリーリークによるパフォーマンスの低下について」や、「IIS]Server.HTMLEncode 処理で日本語の文字化けが発生」に注目です。やはり、サポート技術情報のページも定期的にウォッチしないといけませんネ。(英語版Webページを追いかけるのが本当はベストなのですが...)

【98/01/29】IE「MK Overrun」セキュリティ・バグ対応公開(日本語版)
 マイクロソフト株式会社からこの「NTイントラ虎の穴」で【98/01/20】に報告した「MK Overrun 問題」の修正プログラム「MK Overrun 問題の修正プログラムがご利用になれます」が公開されています。これは、悪意のあるWebサイトで、特定の URL ("mk://" ) にブラウザがサポートする以上の文字数を含んでいる場合に発生し、場合によっては故意に悪意のあるプログラムを実行させられてしまう可能性もあるセキュリティ・バグで、NTも影響を受けます。尚、Windows 3.1 and Windows NT 3.5、及びMacintoshに対応した「Internet Explorer」は、対象外です。

【98/01/28】第2世代Pentium II 「コードネーム:Deschutes(デシューズ)」正式発表
 インテル株式会社から0.25ミクロン・プロセスにより製造される初めてのPentium IIである実質的に第2世代のPentium II「Pentium IIプロセッサの最上位製品(333MHz版)」を発表が1月27日付けで公開されています。Pentium IIで、初めて0.25ミクロン・プロセスが採用された為、クロック周波数の高速化が見込まれ、近い将来400MHz動作のタイプも投入が予想されています。詳細はまだ分かりませんが、デスクトップ(ノート型パソコン用Pentium IIも別途投入予定)への実装は、従来の「スロット1」ではなく「スロット2」に変更され、第2世代Pentium IIが4つまで並列動作可能になると噂されていました。(従来のPentium IIは2つまで並列動作。その為、4つ以上並列動作が可能な「Pentium Pro」の延命を図る?目的もあって97年8月19日に投入された「1Mバイト2次キャッシュ搭載Pentium Proプロセッサ」の役割が終わろうとしています。)99年に投入が予定されている次世代型64ビット・マイクロプロセッサ「Merced(開発コード名:マーセッド)」を補完するラインナップとして、幅広く使われていきます。尚、WindowsNTも、「Merced」が登場する頃には、64ビット対応がなされるはずです。

【98/01/27】「Exchange 5.5 および BackOffice 製品に関連する修正モジュール」正式公開(日本語版対応)
 マイクロソフト株式会社から「Exchange 5.5 および BackOffice 製品に関連する修正モジュール(J041091)」情報が追加された「Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 Service Pack 3 以降に修正されたモジュールのダウンロード」が1月23日付けで追加公開されています。障害内容は、プロセス外アプリケーションによるセキュリティホールの可能性,Explorer.exe のアクセス違反等です。少し以前からFTPサーバ上に修正モジュールは、アップされていましたがようやく正式公開です。

【98/01/27】「NTイントラ虎の穴」来訪者数 14万突破
 この「NTイントラ虎の穴」のトップページのカウンタ(来訪者の方)が14万を突破致しました。これからもご愛顧お願い致します。

【98/01/26】出荷が少々遅れていた「Post.Office3.1.2」の日本語版、いよいよ発売せまる
 株式会社オープンテクノロジーズから出荷が少々遅れていた、10万以上のメールボックスまで拡張可能なメールサーバ「Post.Office3.1.2」の日本語版が、1998年2月15日から発売されるアナウンス「Post.Office3.1.2日本語版 発売!」が公開されています。尚、「Post.Office 3.1の新機能」にもあるように大幅な機能拡張がなされていますが、今回のバージョンアップから「価格表」にもあるように、ライセンス数によって、価格が増大しますので、注意が必要です。

【98/01/25】「Systems Management Server 1.2 Service Pack 3」提供開始
 マイクロソフト株式会社から「Microsoft Systems Management Server1.2」の出荷後に発見された様々な不具合を修正したアップデートモジュール群の最新バージョン「Service Pack 3」「Microsoft Systems Management Server 1.2 日本語版 Service Pack のご案内」が1/14付けで追加公開されています。尚、この修正は「Systems Management Server 1.2日本語版」の製品パッケージには反映されていませんし、「MIPS版サービスパック」は提供されませんので、注意が必要です。

【98/01/24】パソコン通信とWeb経由両方からアクセスも実現可能な掲示板システム
 有限会社CNJからパソコン通信ホストシステム「ピディウス!」のBBS機能のノウハウを活かしたWindows NT対応のインターネット電子掲示板システム「ピディウス!IG」の紹介もある「C.N.J. ltd. Home Page」が公開されています。特徴として、パソコン通信ホストシステムのBBS機能を利用イメージや運用イメージまで、そのままWeb上で実現可能なことがあげられます。また、Windws95上で稼動するパソコン通信ホストシステム「ピディウス!」と併用することで、パソコン通信とWeb経由両方からもアクセス出来る掲示板を実現可能になっています。かなり珍しく、面白いアプローチの製品ですね。

【98/01/23】Netscape社が日本語版も含めて「Netscape navigator」「Netscape Communicator」を即時フリー化!
 Netscape Communications社からすべてのユーザーに対して「Netscape Navigator and Communicator Standard Edition 4.0」を、ただちにライセンス・フリー化する「NETSCAPE ANNOUNCES PLANS TO MAKE NEXT-GENERATION COMMUNICATOR SOURCE CODE AVAILABLE FREE ON THE NET」が1/22付けで公開されています。また、1998年の第1四半期の終りまでに公開予定の「Netscape Communicator 5.0」開発者リリースからは、ナント! ソース・コードも公開されるそうです。これは、Netscape社がWebブラウザ依存体質からビジネスを転換出来た為とされています。(1996年第4四半期に売上の約45%がWebブラウザだったものを、1997年第4四半期には約13%に迄圧縮出来た)尚、日本語化されていない「Netscape Communicator Professional Edition」はUS$29です。同日、Microsoft社から「Microsoft and DOJ Reach Agreement on Compliance with Court Order 」が公開され、連邦地裁仮処分に対して、司法省からのリクエスト版(IEのアイコン、および閲覧ソフト等インターネットアクセス関連の一部のファイルを削除した形態。しかし、動作に関してはほぼ問題ないとされるバージョン。従来はIE関連を削除した結果、問題が発生するバージョンをリリースするとコメントしていた。)も追加したWindows 95がリリースされることが決まりました。Netscape社は、実に絶妙のタイミングで発表しましたね。
(追加情報【98/01/23】:日本語のプレスリリース文「Netscape、次世代の Communicator のソース・コードをネット上で無償で提供する計画を発表」が公開されました。また、「NETSCAPE クライアント製品無償提供についてのQ&A集」もあります。今朝、一生懸命翻訳したんですけど、やっぱり日本語がいいですね。尚、関連記事(翻訳記事)にCNET社の「コミュニケーターが無料に」「法廷侮辱罪でMSと司法省が和解」があります。

【98/01/22】サブジェクト編集(ML名の付加等) も可能なメーリングリスト機能付きメールサーバ発売開始
 株式会社テクノコムから高機能インターネットメールシステムを低価格で構築できる「IMail Server」の新バージョン「IMail Server for Windows NT Version 4.0J」が公開されています。少々ローカライズが遅れていましたが、いよいよ98年1月24日(土)から発売開始され、価格は98,000円(ユーザ数無制限)です。特徴として、NT上で実質的に初めて、本格的なメーリングリスト運用が可能になりました。サブジェクト編集(ML名の付加等) /ダイジェスト(まとめ配信)機能 /ヘッダ・フッタ(トレイラー)機能 /参加者以外からの投稿禁止設定可能等、従来のNT版の日本語化されたメーリングリストしか知らない人が聞いたら、卒倒しそうな充実ぶりです。また、「WebMessaging」というオプションを追加すれば、Webブラウザからメールの読み書きも可能になります。しかも、すべてユーザ数が無制限です。この開発会社(有名な「WS_FTP」を作っている会社ですね)のブースをニューヨークで開催された「Fall Internet World 97」で見た時から、注目していました。私は、今すぐ製品評価の準備に入ります。

【98/01/21】「Microsoft Proxy Server」用インターネットフィルタリングソリューション
 アスキーネット株式会社からMicrosystems社のインターネットフィルター「Cyber Patrol」の機能を持ち、「Microsoft Proxy Server」上で動作する「Cyber Patrol Proxy」が公開されています。特徴として、「CyberNOTリスト」に30,000件以上のインターネットリソースが登録され、就業時間と休憩時間(昼休みや就業時間後)それぞれに、別々のアクセス規制を設定することも可能です。

【98/01/20】IEIE 4.0/4.01対象「MK Overrun」セキュリティ・バグ対応公開(英語版のみ)
 Microsoft社からこの「NTイントラ虎の穴」で【98/01/16】に報告したナントNT4.0も影響を受ける変種"Buffer Overrun問題"の修正パッチ「Fix available for MK Overrun issue」が公開されています。「MK オーバーラン」という名称は、 "mk://" という先頭文字列の極端に長いURLを使うことによりこの問題が発生する為です。また、Windows 3.1, Windows NT 3.5, Macintosh, Unixの各バージョンは対象外です。尚、日本語版への対応は、未定です。

【98/01/19】
 マイクロソフト株式会社から「Microsoft Windows NT Server 技術情報」に「Windows NT Server, Enterprise Edition 4.0評価ガイド」が追加公開されています。技術的な特徴である4GB RAMチューニング,8-way SMPへの対応,クラスタリング,Transaction Server,Message Queue Serverなどの新機能の概要が説明された資料です。ちなみに、一度紹介しましたが、同ページにある「Windows NT のインストールを安全に行うために」は必読です。表現は直訳風でややぎこちなく、記載してあるレジストリ情報も一部不正確なものはありますが、充分役立つ内容です。

【98/01/18】
 日新電機株式会社から暗号と認証の組み合わせにより、安全なリモートアクセスをソフトウェアで実現するどこからでも社内の情報を安全に引き出せるリモートアクセス用暗号通信ソフト「PowerVPN」を発売が公開されています。98年1月5日より販売され、最小構成が「スターターキット」として1,028,000円で提供されます。ネットワーク側の「PowerVPNゲートウェイ」と、リモートユーザ側の「PowerVPNクライアントソフト」搭載パソコンとの間で、データはすべて暗号化されますし、ユーザ認証については、ユーザ側のワンタイムパスワード生成トークン「SecureNet Key」と、ネットワーク側の認証サーバ「Defender Security Server」がワンタイムパスワードを確認します。ソフトウェアで実現とは、手軽でいいですね。

【98/01/17】
 jcol-M.KubotaさんからイントラネットのWindows 95/NT で動作するWWWサーバーに共用電話帳や掲示板などを作ることができるソフト「WDBS」が公開されています。クライアントの数、使用用途は無制限で、価格は29,800円( 1サーバーの場合)〜です。 汎用的な用途を実現する柔軟性の高いソフトで、様々の形態のデモサイトも公開されています。

【98/01/16】IE「MK Overrun」セキュリティバグ情報公開
 L0pht Heavy Industriesから「L0pht Heavy Industries Security Advisories」のページにMicrosoft Windows 95とWindows NT上でMicrosoft Internet Explorer 4.0/4.01が使用しているコンピュータの動作異常もしくは、任意のコードを実行させられる(システム破壊の可能性もある)セキュリティ・バグに関する「Viewing remote HTML content can execute arbitrary native code」が公開されています。悪意のある情報発信者の仕掛ける極端に長いURLにアクセスした際の、HTMLデコーディング・プロセスのバッファー・オーバーフローの処理の不備を突いたものです。この「モバイル虎の穴」で【97/11/15】に紹介した「res://」というURLの先頭文字を利用した"Buffer Overrun問題" に似ていますが、今回は、ナントNTも影響を受けます。また、Visual Studio (VC++,J++等がセットになっている)がインストールされていればInternet Explorer 3.0でも影響があると指摘されています。尚、Microsoft社からの情報提供は、まだ行われていません。関連記事にCNET社の「IE 4 URL bug resurfaces」があります。(翻訳記事が出た時点で、URLを差し替えます)

【98/01/15】
 富士通株式会社からプリンタ・コピーからファイリング・FAX・イントラネット連携機能まで拡張可能なプリンタ複合機「PrintPartner『WSPシリーズ』ラインアップ一新」が公開されています。WSPをクライアントサーバ環境で利用する場合、既存のNTサーバにWSP管理ソフトを追加するだけで、WSPを導入・運用することが可能です。また、Mailサーバとの連携でWSPの用紙利用状況を自動収集・管理でき、オプションでG4FAX通信も利用可能です。 こうした管理機能の充実は嬉しいですね。

【98/01/14】「Bonk(ボンク)」アタック修正公開(英語版のみ)
 Microsoft社から通称「Bonk(ボンク)」,Microsoft社は「Modified Teardrop=NewTear(新しい涙)」と呼ぶNTのセキュリティーホールに対する修正情報/モジュール「STOP 0x0000000A Due to Modified Teardrop Attack」が公開されています。対象は、NT Workstation version 4.0/NT Server version 4.0/NT Server Enterprise Edition version 4.0です(Windows 95は未対応)。NTは、この「Bonk(ボンク)」アタックを受けると、「ブルー・スクリーン」になって死んでしまいます。尚、いずれも日本語版に対するモジュール提供は、まだ行われていません。ちなみに、このアタックは「UDPパケット」を使用して行われる為、乱暴ですが、「UDPパケット」をブロックすることでも防げます。関連記事(翻訳記事)にCNET社のMSが「Bonk」パッチを公開やHotWiredの「マイクロソフトのBonk対策、出遅れの感あり」があります。

【98/01/13】トレンドマイクロ株式会社からリモート管理機能を強化したウイルス対策ソフトの新製品「ServerProtect for Windows NT Ver4.5」が公開されています。98年1月23日に出荷開始です。やはり、リモート管理は必須ですから、この機能の強化は嬉しいですよね。

【98/01/12】「簡易 TCP/IP サービス」「WINS」問題修正の正式公開(日本語版対応)
 マイクロソフト株式会社からこの「NTイントラ」で【98/01/06】に報告したNTのセキュリティーホールに対する追加の日本語版対応修正情報/モジュールを含む「Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 Service Pack 3 以降に修正されたモジュールのダウンロード」が公開されています。先行して紹介した「WinNT Simple TCP/IP サービスへの攻撃に対しサービスを拒否する」以外の日本語版対応修正情報/モジュールとして「不正な UDP フレームにより WINS が終了する」他があります。実は、まだ新規の「NTセキュリティーホール」情報はあるのですが、もう少し情報が揃ってから公開します。

【98/01/11】
 Pacific Software PublishingからWindows NTのIIS上で使用する「Email配信システム」の新バージョン「NewsMAIL 2.0」が公開されています。新機能の中でも特に、個々のメールを差し込み機能を使ってパーソナライズすることが出来るのは、さすが市販のアプリケーションというところです。例えば、いくら歓迎しない悪質なスパムメールでも自分の名前が入っていれば、ポイとは捨てづらいですよね。

【98/01/10】
 トランス・コスモス株式会社から6種類の暗号エンジンを搭載し、各種のファイルを暗号化し保存することを主たる目的とするため「金庫」というメタファを用いるセキュリティ・グループウェア「安心金庫PRO Group Edition」が公開されています。価格は、198,000円(10ライセンス・パック)〜です。暗号化されたファイルのアイコンは、そのまんま「金庫」であり、分かりやすい(バレバレ?)です。

【98/01/09】
 株式会社日立インフォメーションテクノロジーから米Marimba社のプッシュ型情報配信システムの「Castanetのご紹介」のページに「日本語版Castanet 2.0発売のお知らせ」が追加公開されています。日本語版の対象は、Windows95,Windows NT4.0以降で、98年1月9日から発売開始です。Castanetチューナー(クライアント)は無料でダウンロード可能です。尚、米Marimba社自身は、この「Castanet」を誇りを持って「プッシュ型」とは呼んでいません。

【98/01/08】
 ダイヤセミコンシステムズ株式会社からファイアーウォール機能を有するProxyサーバソフト「CSM Proxy Server Plus 4.0J, CSM Proxy Server 4.0Jリリース」が公開されています。「CSM Proxy 4.0J for Windows NT/95」の価格は、68,000円で、高機能版の「CSM Proxy Plus 4.0J」の価格は、136,000円です。尚、「CSM Proxy Plus 4.0J」は、「SmartFilter」とともに使うことにより、好ましくないホームページのフィルタリングをすることも可能です。 この機能は、企業/官公庁/学校等でインターネットを利用する際には、必須とも言える機能になってきていますよね。ファイアーウォール機能を有するProxyサーバソフトに、URLフィルタリング・ソフトウェアをオンするというアプローチは大正解だと思います。しかし、この「SmartFilter」は、27カテゴリデータ(USで65,000サイト以上+日本語サイトは約40,000サイト)を定期的にセットアップし続けない(当然、アップデート契約も必要)と完全に無効になって全てのページを通してしまうというのが、玉にキズです。

【98/01/07】
 この「NTイントラ虎の穴」のトップページのカウンタ(来訪者の方)が13万を突破致しました。これからもご愛顧お願い致します。現在、リンク集を大幅に充実中です。(過去に紹介した製品を全て反映しようとしています)Windows NTによる「インターネット」「イントラネット」構築・運営関連で日本で一番充実したリンク集になると思っていますので、ご期待下さい。

【98/01/06】
 Microsoft社からこの「NTイントラ」で【97/07/27】に報告した「簡易 TCP/IP サービス」が取付けられているNTのセキュリティーホールに対する日本語版対応修正情報/モジュール「Denial of Service Attack Against WinNT Simple TCP/IP Services」の日本語版対応パッチが公開されています。対象は、日本語版NT Workstation version 4.0/NT Server version 4.0です。英語版に遅れること5ヶ月でようやく公開されました。しかし、[Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 Service Pack 3 以降に修正されたモジュールのダウンロード ]でも公開されていない状況のものです。

【98/01/05】
 マイクロソフト株式会社から平成9年12月18日に開催され、「Microsoft Exchange Server」最新バージョン5.5に関する詳細な技術情報などが解説されたカンファレンス「Exchange Conference 97」が公開されています。当日使用された「PowerPointプレゼンテーション資料」がダウンロード用に公開されています。今後のマイクロソフトのメッセージング・コラボレーション製品戦略解説も含まれておりますので、必見です。

【98/01/04】
 話は変わりまして、この「虎の穴」の情報発信の方針ですが、従来と同様に他のニュースサイトの記事の紹介は、緊急性の高い海外からのセキュリティ関連ニュース等を除き、行いません。あくまでニュース・ソースからの原情報に私自身の付加情報を付ける形で、お知らせしていきます(公共性の高いニュースサイトとは異なり、対象には私自身の関心や好み,主観がバリバリ反映されており、その上で私自身の解説や感想を付加したいと思っています)。その為、毎日一件紹介というスタイルを踏襲し、このページでの情報発信の内容は、私自身の為のメモ代わりというややいい加減(^^;)なスタンスで行きますので、宜しくお願いします(今年はトラ年でこの「虎の穴」ページの飛躍?の年になればイイナと思っています)。それでは、年末/年始モードのコラムスタイルは今日で終了です。

【98/01/03】
 それでは、「Let's note mini」の困ったちゃんの部分の紹介です。ライバルの「FMV-BIBLO NC3 13」([富士通]*重量1.1kg,画面表示モード:SVGA,MMX Pentium 133MHz,256Kキャッシュ付き)と比較するとCPU廻りがやや貧弱なことが挙げられます。しかし、これはバッテリィのもち方等とのトレードオフ(「Let's note mini」は2.2V駆動の低電圧MMX Pentium 120MHz採用。ちなみに、将来のモデルチェンジ時にキャッシュを容易に拡張する為のマザーボード上の空きパターンも今回は無いらしい?)になりますので、充分許容範囲です(CPUパワー命!の人は「FMV-BIBLO NC3 13」です)。しかし、許せないには、ACアダプタのずうずうしいデカさ(108×58×28mm)です。(重量は310gでOKですし、100〜240Vのワールドワイド対応というのは、評価出来ますが...)私は、サブノート,ミニノートにはACアダプタを買い足すというポリシー(一個は常にバックの中に常備,もう一個は会社の机に常備します)ですので、ここは是非、横河電機の「モバイルACアダプタ Mobilemate,Mobilefellowシリーズ」のラインナップ拡充に期待するしかありません。東芝リブレット対応は済んでおりますので、次は「Let's note mini」対応をお願いします。絶対買います!(但し、プラグは折りたたみ可能にして下さいね)

【98/01/02】
 いつも愛用のゼロ・ハリバートン(通勤用と大きめの出張用の2種類があります)のアタッシュケースにモバイル関連グッツを詰め込んで移動しているのですが、今回のWindowsマシンリプレースにより、重量はどう変化したのでしょうか?ちなみに「Toshiba Libretto 50CT(ワールド仕様)」から「Let's note mini」へ変更した結果、本体の重量は、実測840gから1040gと200g程度重量が増しました。当然電源コネクタも携行していますが、約280gから310gと30g程度、計230g程度重量が増しました。しかし、重要なことは「Toshiba Libretto 50CT」には常に携行する必要が私にはあった「I/Oアダプタ」「マイクロソフト・マウス」「大容量バッテリ」を、もう持ち歩くことが無くなりました。この差の重量は大きいです。インターフェイスを削ったサブノート,ミニノートでは、当人の使用形態に合わせて重量比較をしないと意味が無いといういい見本だと思います。

【98/01/01】
 新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお付き合いお願い致します。(新春かくし芸大会を横目で見ながら作成しています)またまた「Let's note mini」のインプレッションです。やはり他のノートブックとの違いは、光学式トラックボールの採用です。ちなみに私は10台以上のノートブックを使用してきましたが、GUI対応のパソコンはMacintoshからです。Windows 3.1は嫌いでしたので、見たくも触りたくもありませんでした..(^^;) そのMacの「PowerBook」(私はPowerBook Duo 280C)は、トラックボールを採用しており、当然マウス無しで使用していました。しかし、その後使用するようになったWindows95対応のノートブックでは、ステック・タイプやタッチパッド・タイプのポインティングディバイスにどうしても慣れずに、ずっと外付けマウスを併用していました。その為、インターフェイスを削ったサブノート,ミニノートでは、外付けマウスを使用する為だけに、I/O(コネクタ)ボックスをいつも携行する必要がありましたが、今回ようやく必要無くなりました。現在は、「PowerBook」すらトラックボールを採用中止していますが、従来の機械式トラックボールのメンテナンスが必要という弱点を克服した「Let's note mini」の光学式トラックボールは、大納得です。尚、今年のこの「虎の穴」の目標は、雑誌に私の記事を寄稿することです。頑張りたいと思います。

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