こんなもの作りました 廃油石鹸が完成

山北小学校の4年生は、環境問題に取り組んでいます。その課題の一つが、廃油せっけんを作ることです。PTAや婦人会でも取り組んでいますが、私は実際に作った経験がないのです。これではいけないと、平成14年12月4日の午後に挑戦しました。
写真は給食室からもらった廃油、苛性ソーダ、空のペットボトル、量り、給食に出たプリンのケース、計量カップ、ジョウゴです。これで材料と道具はそろいました。この他準備した物には、軍手があります。

 ペットボトル(2リットル容器)に苛性ソーダ45gを入れます。そして、水100ccを注ぎます。このとき熱が発生しますので、水道の水を流しながら冷やします。ふたはしないでください。苛性ソーダを、ぬれた手で触れると危険です。
 ある程度冷えたら、次に廃油330ccをペットボトルに入れます。今度はふたをして、10分間くらいふります。苛性ソーダと廃油が混ざり、次第にどろどろになります。色は茶色ですが、これは廃油の色です。
 プリンの容器を並べて、ペットボトルの石鹸を流します。容器の六割程度まで入れたところ、9個必要でした。さて石鹸はゼリー状ですから、固まるまで4日間ほどそのままにしておきます。

いよいよ完成です。12月9日に確認したところ、ちゃんと固形せっけんになっていました。プリンの容器を破り、石鹸を取り出しました。初めてにしては満足すべき結果でしたので、いろいろ工夫した石鹸作りをしたいものです。
材料や道具に関しては、次の 
廃油石鹸の作り方」 をご覧ください。