3年確率の学習・その4

   
  硬貨の実験ではお金を使いますが、私はオセロゲームのチップを使用しました。なぜなら、硬貨の表裏は記録のミスが出るからです。これなら白を表と決めておけば便利です。一人に二枚配布して全員に実験させました。表・裏の確率は2分の1であることの確認がとれます。  
   
  くじの実験も楽しいです。プラスチック管を鋸で切断し、底に紙を貼ります。また、箸の先に色をつけてくじにします。10個くらいを準備しました。右の写真は、黒の布袋とピンポン玉のセットです。現在はカラーのピンポン玉が入手できますので、大変便利です。白・黄・朱があります。布袋は、生徒が作ってくれました。  
   
  左は玩具店で購入したさいころです。正多面体の物から、球のさいころまであります。子どもも不思議そうな顔をします。あたりはずれのくじの実験では、くじのカードに番号を付けておくと考えやすくなります。

右の表は「誕生日一致の実験」です。一つの部屋に23人いれば誕生日が一致する確率は70%近くになるそうです。以前、30学級の名簿で確認しましたが、ほとんどのクラスで一致する生徒がいます。これは教室で実験するとおもしろいです。黒板に月だけを書いておき、その下に生徒全員に誕生日を記入させていきます。多いときには、3組いたりします。