校長先生の挑戦 PTA花の大作戦

 

本校のPTAの皆様は、学校に対して協力を惜しみません。体育大会終了後の奉仕作業も、大変お世話になりました。そして今回の生活委員を中心とした、花の移植作業をご紹介します。

この作業は、平成16年6月6日(日)の午前10時から行われました。休日というのに、30名以上の方が軍手と帽子、そしてスコップ持参で集合しました。梅雨時というのに、晴天でしかも強い陽射しの中の作業となりました。

作業の内容は、育苗箱の小さな苗を黒いビニポット(直径9cm)に移植するというものです。花苗は、センニチコウとメランポジュームの二種類です。苗が育った育苗箱は30ケースほどあり、大変根気のいる作業です。1ケースに28個ずつのポットを入れ、それを次から次と並べていきます。いつ終るかわからないほどの苗の量でしたが、皆様方は黙々と移植をしてくれました。

 

作業が完了したのは、12時半でした。中庭を見渡すと、多くのケースが並びました。これだけの作業は、とても一人では不可能です。花の移植作業に参加していただいた方に、厚くお礼申し上げます。

28本の苗が入ったケースは、何と188個ありました。苗の数は5000本を超えています。1ケースを1500円で購入した場合、25万円の費用が必要です。それだけの経費がかかることを、労力で提供していただいたことになります。7月中旬から花壇に定植しますが、学校花壇に咲き誇る花を想像すると嬉しい限りです。その花を見て、また心優しい生徒も育つでしょうし、美しい学校にもなっていきます。