校長先生の挑戦 体育大会の奉仕作業

23日(日)は素晴らしい天候に恵まれ、井芹中学校の体育大会が実施されました。今年から毎年実施するということで、保護者の方には大変喜んでいただきました。雨天続きの練習期間でしたが、全員が全力で走る姿に感動しました。

しかし、体育大会の内容だけでなく、体育大会終了後の風景にも感動したのです。他校には見られない本校のよさを、皆様にご紹介します。平成16年5月23日(日)のことです。

体育大会前に、保護者の皆さんには文書による呼びかけがあっていました。学校の呼びかけに応じて、百名近くの方が作業をしてもよいという返事をいただきました。体育大会は3時には終了しましたので、その後打ち合わせをして、作業開始です。花苗の撤去と除草、側溝の泥上げ、施設のペンキ塗りに汗を流していただきました。

上の写真は花壇の作業です。花が終った株を引き抜き、所定の場所に捨ててもらいました。女性の仕事になりましたが、何千という株が撤去され、草取りもできました。本校の花壇は校舎を取り囲むようにいくつもありますから、大変な労力です。あるお母さんにお礼を述べたところ、「この程度でしたら、いつでもお手伝いしますよ。」と話されたのが、大変印象に残りました。

この写真は、側溝のふたをあけて泥を取り除いているところです。この泥上げ作業は、開校以来初めてではないでしょうか。取り除いた土は、そのまま水たまりができるくぼ地に運んでいただきました。このほか運動場の体育施設が古くなっていましたから、ペンキ塗りもしていただきました。
昨年から学校に対しての協力も多く、日毎に校舎と校庭が美しくなっています。PTAの奉仕作業、アトムの会の奉仕作業と何度もしていただいています。暑い中で我が子の応援に疲れていた方が、さらに作業で汗を流す姿は、これまで経験したことはありません。