校長先生の挑戦 特大へちま棚の製作 子どものためだ

今年の最初の挑戦は、4年生の理科教材にあるへちまをりっぱに育てることです。聞くところによると、教科書が新しくなり、ヘチマではなく、ツルレイシ(ニガゴウリ)になったとか。ツル性植物には変わりがなく、計画は実行しました。一番日当たりがよく、しかも理科教室の目の前に花壇があります。ここに棚を作ることにしました。竹林から孟宗竹を二本切り出し、7mに長さを揃えます。のり網に孟宗竹を通して、ひもでしばります。S先生とK先生が手伝ってくれました。

今度はM先生とK先生がやってきました。ネットがゆるまないように、横に木材を通して針金でしばります。ここまでしておけば、ツルレイシがたくさん実をつけても大丈夫です。たぶん台風がきても倒れないでしょう。一方私は、竹を設置する穴掘りです。今まで計画はあったのですが、ここの花壇にこだわる人がいて、困っていました。

ご覧の通り、二階の廊下まで届く「特大ヘチマ棚」が完成しました。平成14年4月の中旬、気持ちよく記念写真です。ヘチマ棚は別の場所にあったのですが、離れていたため授業のときは移動しなければなりませんでした。この後は、理科専科のM先生にまかせることにします。二階から見ていた子どもが言いました。「校長先生、これは非常階段ですか。」