校長先生の挑戦 ふれあい活動に満足 子どもは地域の宝

山北小学校名物行事は、老人クラブと共催する「ふれあい活動」です。11月16日(土)の午前8時前には、校区の老人クラブの方100名ほどがやってきます。この日は児童165名とともに、いきなり団子を作ったり伝承遊びを楽しみます。の写真は開会式の様子です。すでにクドにはお湯が沸騰し、コンテナ7ケースのカライモの皮はむかれています。
写真は、子どもたちとおばあちゃんが一斉にいきなり団子を作っている場面です。孫のためには気合を入れて作ります。7つの地区ごとに分かれて作りますが、全体では1500個ほどの団子になるようです。なぜか殺気立っていますから、私はいつも離れています。

子どもたちも皮にあんことイモを乗せ、延ばしながら包みます。写真がその様子です。子どもたちはイモだけの団子やあんこだけの団子も作って楽しみますが、蒸し器に入れば行方不明です。この後はおじいちゃんが火の番をしながら、蒸し上げます。
写真は、火起こし体験です。史談会の協力で、勾玉作りもできます。団子が完成するまでの1時間半は、希望の竹細工作りなどが楽しめます。竹馬・竹かびん・水鉄砲・竹笛・竹とんぼ・紙鉄砲・ぶんぶんごま・ささ舟・お手玉・あやとり・折り紙・わらぞうり・押し花と何でもできるので、子どもたちも満足です。

写真5は、竹かびん作りを見守る子どもです。作り方を指導しながら、おじいさんも満足そうです。さて私は何をしていたかといいますと、お手玉の練習です。1時間かけて、片手で二個のお手玉を扱えるようになりました。おばあちゃんに笑われたり、教えられたりの練習風景です。
12時になるといきなり団子が蒸され、いよいよ全員で会食です。イモが大きいので数個だけにしますが、今年のイモは味も色も最高でした。どれだけ食べても不足することはありません。残った団子は老人クラブの方が、自宅に持って帰ります。写真7に団子が見えますが、一つずつ笹の葉で巻いてあります。子どもたちは団子を口にほおばり、遊びの続きを楽しみます。