校長先生の挑戦 京陵中学校に着任 京陵中学校

住み慣れた井芹中学校を離れ、新しく熊本市立京陵中学校へ転勤しました。ここでの勤務は、平成18年4月1日(土)からの始まりです。ただし、土曜日と日曜日だったため、実際の勤務は4月3日からとなりました。

歴史が古いため、緑の多い学校です。特に正門横の大きなクスは樹齢200年は越しているもので、江戸時代からこの地域を眺めています。校庭にはサクラとクスが多く、サクラの花が私を迎えてくれました。花壇も手入れがよく、プランターがたくさん利用してありました。

右の写真は、広い校長室です。半分は応接室であり、保健室と事務室に囲まれています。校長室前を通る生徒は少なく、静かな環境になっています。この部屋を工作室にしたいのですが、来客を考えると無理なようです。理数大好きモデル地域事業の教材は、この部屋に置くことになるでしょう。

クスの若葉が新緑に輝いていますが、実は大量の落ち葉で悩んでいます。4月は毎日のように落ち葉が集まりました。生徒会や部活動の生徒が、一生懸命清掃活動をしています。生徒はリヤカーと一輪車を総動員して、体育館西側の空き地に運んできます。

その落ち葉が、うず高く積み上げられ、2トントラック三台分以上になりました。焼却することはダメですから、別の方法を考える必要があります。腐葉土にしている人もいますが、時間がかかります。数年前の落ち葉もありますので、市の収集車に出すことを考えています。事務の先生にお願いして、90リットルビニ袋を入手しました。

次に目に留まったのは、不燃物置場です。鉄・プラスチック・電器製品が、かなりの量になっています。机と椅子のパイプがあったり、使用しない長靴が捨ててあったり、空き缶類も散乱しています。とにかく不燃物と可燃物に分ける作業が必要ですし、金属パイプ類とプラスチック類は切断しなければなりません。

学校を美しくするためには、まず一番汚い場所を整理する必要があります。汚い場所がいつまでも放置してあると、学校の評判が悪くなります。右の写真で頑張っているのは、学校主事の平野先生です。私と一緒に学校をきれいにすることを約束してくれました。今年一年間で、何とかこの体育館西側を整備したいと考えています。できれば八組と九組に、ある程度の実習用の花壇をプレゼントしたいと計画中です。この後どうなったのかは、報告いたします。