校長先生の挑戦 勤続30年表彰 残りわずか

 

いつのまにか、教職について30年が経過してしまいました。昭和46年4月、阿蘇町立乙姫小学校に赴任してから30年の月日が経ちました。その当時は給料も安く、毎月下宿のおばさんにお金を借りていたのを覚えています。当時の教え子も40歳になりました。バレーボールがしたくて、町の青年団にも入って練習していたのも楽しい思い出の一つです。

阿蘇町立乙姫小学校に3年、高森町立草部南部小学校に2年、高森町立草部中学校に1年、熊本市立花陵中学校に10年、熊本市立城南中学校に9年、熊本市立西原中学校に2年、熊本市教育委員会に2年、そして、ここ玉東町立山北小学校で2年目を迎えています。現在53歳ですから、残り7年となります。まだまだ努力が足りません。

 

平成13年11月2日、玉名市の合同庁舎で表彰式が行われました。多数の来賓の方が見守る中、厳粛に会は進行しましたが、私も緊張してしまいました。学校に帰り、職員室に顔を出したところ居合わせた先生方が拍手をしてくれました。そこでご覧のような記念撮影となりました。恥ずかしい反面、実は嬉しかったのです。

私にはそれほどの実力も実践もありませんが、いつも感じることがあります。それは、いつも人との出会いに恵まれているということです。私の周囲にいる人が、いつも私のことを思ってくれたり、育ててくれました。どこの学校へ行ってもそうでした。保護者の方も含めて、職場の仲間がいつも私を支えてくれていたような気がします。山北小学校も同じです。

一期一会という言葉があります。これからも出会いは大切にしたいと思います。そこそこに年齢を重ねましたので、これからは地域の方やお世話になった方に恩返しをしなければなりません。これからもよろしくお願いします。