校長先生の挑戦 草刈り俊介の紹介

平成17年4月の記録です。毎年のことですが、この時期は、体育大会前のため草刈りに集中します。人々は、私のことを「草刈り俊介」と呼んでいます。

4月6日(水)の午後1時から、プロムナードの草刈りをしました。正門から玄関までの、サクラとモチノキがある108mの距離に、雑草が生えています。昨年植栽されたかわいいアジサイがあり、草刈り機で切らないようにしなければなりません。ここは生徒と保護者がもっとも利用する道路です。午後3時までの2時間、黙々と働きました。左上の写真では、タオルを顔にまいています。これは小さな石が、顔に飛んでくるからです。

4月13日(水)午前10時から、草刈りを開始しました。右上の写真は、校庭東側の場所です。ここは高さ二段の石垣があり、上も下も刈らなければなりません。井芹中の運動場は三方向すべてに防球ネットがあり、草刈りがしにくい状態です。ここの防球ネットの長さは100m近くあり、簡単な作業ではありません。2時間かけて終わりましたが、石垣の上の段をしただけです。

4月14日(木)、今度は北側防球ネット周辺の草刈りです。こちらは60mほどの距離ですから、早く終わる予定でした。しかし、普段利用しない場所ですから、草の量が多いのです。10時から12時までの作業になりました。大規模の学校は、草が少ないようです。これは生徒がいつも草を踏んでいて、草の発芽と生長を抑えるからです。

草刈り機はとても便利ですし、作業の能率もいいです。しかし、2時間を超えると、手にしびれを感じます。エンジンの振動がハンドルから伝わり、手に悪影響を与えます。草刈りが長時間になったときは、トラックに積んでいる椅子を置き、しばらく休憩です。

左上の写真は、4月19日(火)の草刈りの様子です。校庭西側の防球ネットの周辺を、2時間かけて草刈りをしました。この場所は以前ツツジがあったらしく、切り株がたくさんあります。草刈り機のロープが株に当たると、ロープが切れてしまいます。しかも通学路ですから、ときどきは振り返りながら生徒がいないことを確認しなければなりません。2時間の作業で済んだのは、ネットの片側だけです。

4月22日(金)は、午前10時からの作業になりました。右上の写真が、草刈りの様子です。校庭西側の防球ネットの内側になります。ここもツツジが多く、しかもテストピースが埋められています。移動式のネットや体育施設もあり、作業困難な場所です。今日の作業も2時間でした。 

今年の運動場の草刈りは、東⇒北⇒西 と左回りにしました。行事の合間をぬって作業しますが、やっと終わったと思っていると、最初の場所は再び草が伸びています。5月は体育大会の練習を見学しながら、また草刈りをしなければなりません。