校長先生の挑戦 シイタケ栽培に挑戦

平成17年2月26日(土)のことです。念願のシイタケ栽培に、朝から一日かけて取り組みました。このページは、そのときの様子を紹介したものです。来年の春、シイタケが取れるかもしれません。

A 大きな枝は、クヌギです。三の岳に生えていた物で、地域のSさんからいただきました。台風で倒れたということで、長さ1mほどに切ってあり、学校へ届けてもらいました。枝は15本あり、大きなものは直径15cmを超えます。

 準備したものは、電動ドリル・金づち・専用のドリル刃・シイタケ種駒です。ドリルの刃は9.2mmあり、種駒の直径と一致しています。最初は充電ドリルで穴を開けましたが、木が硬くて刃が回りませんでした。

C ホームセンターで手に入れた種駒は、一箱400個入りでした。長さ2cmほどですが、しっかりシイタケの菌に覆われ、白いカビが生えているように見えます。

 ドリル刃の特徴は、穴の深さが一定になるようにストッパーが付いていることです。穴の深さは4cmほどあり、種駒の先が空間になるよう設定されています。

 一番ワクワクする場面です。枝の縦方向に、5個穴をあけました。間隔は25cmほどになります。これを90度ずつ回転して、4列穴をあけました。次に、その間に4個ずつずらして穴をあけました。結局、一本の枝に36個の穴をあけたことになります。

 ドリルであけた、直径9.2mmの穴です。深さはすべて一定しています。

 私は食い物に関しては貪欲ですから、ハンマーを握る手にも力が入ります。頭の中は、すでに生えてきたシイタケを想像しています。シイタケの生を炭で焼いて食べることと、収穫が多すぎたら乾燥させようという思いで一杯です。人間は欲が深く、市場に出すことも考えるのです。これからの人生、年金だけでは生活できないのです。

B 種駒の写真です。菌を持った駒を打ち込むことで、菌がクヌギの中で生長していきます。収穫までには、一年以上かかるとか。ホームページもたくさん検索し、しっかり知識を獲得したのです。

C さて、枝15本にしっかり駒を取り付けました。シイタケの生育には、適切な環境が用意されなければなりません。しかし、自宅の庭ですから、解説書のようにはいきません。できるだけ日陰になる場所に、三本ずつ組みました。この後湿度を保つために、寒冷紗をかけました。数ヵ月経過したら、北側のブロック塀に立てかけるつもりです。

この日は祝賀会もあり、途中三時間ほど中断したのです。後半は酔っ払っての作業でした。何とか駒打ちの作業が終わり、ホッとしています。、皆様にシイタケを収穫している写真を、一年後に届けたいものです。湿度・気温・風通し・日光・病気とさまざまな要件が考えられますが、管理を一生懸命すればいいでしょう。