校長先生の挑戦 改革案の推進報告1 京陵中学校

平成18年4月に熊本市立京陵中学校に着任し、その後6月3日に「京陵中学校改革案」を発表しました。とても一人ではできないような作業計画でしたが、本校の先生方と友人の協力で、少しずつ前進しています。今回は、その中間報告になります。

京陵中学校改革案は、作業の内容を25項目示しました。それは、校庭の樹木剪定と除草、校内の工作、梅干作りなどでした。報告はこれまでの写真を利用して、簡単な説明をつけました。

山北の友人がやってきて、中庭での作業をしてくれました。友人五人は分担して、プランターの移動と整地、そして校庭の草刈りをしたのです。山北小学校を去って四年になりますが、人と人のつながりは大切にしてきました。わざわざこの日のために、草刈り機を購入した人もいたのです。(8月22日)
土の混ざった枯葉が積み上げられ雑草が伸びていた中庭も、きれいな更地になりました。山北の友人は重機も持参したので、石ころと枯葉を埋めてくれました。これで、ここ一帯を公園のようにすることができます。京陵中改革案の第一歩を踏み出しました。(8月22日)
樹木剪定をしたいと考えていましたので、一人で挑戦しました。写真はテニスコートでの、下枝落としです。暗がりになっていたので、女生徒は近づきませんでした。ボールが転がっても取りに行かないのです。現在はテーブルもあり、生徒の荷物置場になっています。一日一善かな。(6月20日)
樹木剪定の二つめは、高鉄棒と遊具の上にかぶさっている枝です。剪定した木は、サクラとクスです。はしごを使い、かぶさっている枝を切り落としました。少しずつと思ったのに、済んでみると大量の枝を処分していました。この後ハサミで細かく切り、生徒と一緒に袋につめました。(8月11日)
学校の階段下に、いくつもの椅子がありました。地域の方にいただいた椅子ですが、カウンターにあるような高い椅子です。ボルトをはずしたところ、簡単に脚部が取れました。なかなか頑丈な脚部でしたから、テーブルの脚になると考えました。早速工作に取り掛かり、校長室前の廊下に設置したのです。観葉植物と人形を置きました。(5月31日)
椅子の脚は10個ありましたから、次に製作したのはテニス部用の台です。ボールを入れたかごを置くために、脚を1個にしました。それは脚の部分が回転するからです。女子テニス部にプレゼントしたら、いつのまにかペットボトル用の台になっていました。(6月1日)
6月上旬に作成したものです。これは職員用昇降口に置いた、2枚の踏み板です。事務室の先生に、カンナをかけた杉板15枚ほど購入してもらいました。古い踏み板は壊れていたので、中庭に運びました。肥料を乗せる台にするのに、大変便利です。この工作をしたころから、今度の校長は工作好きだと思われたようです。(6月2日)
気まぐれに作った、ウェルカムボードです。玄関から入ったとき、正面におきました。井芹中の売店に飾ったものと同じ図案です。(7月24日)

その他の作業も、着々と進んでいます。次の報告は、9月からの作業の様子になります。