校長先生の挑戦 ヤクルト祭に合唱部

熊本市井芹中学校正門前に、大きな工場があります。それは、ヤクルト本社熊本工場です。例年のことですが、地域の方が楽しみにしている「ヤクルト工場祭」が、平成17年5月15日(日)に開催されました。

ヤクルトから依頼があり、本校合唱部に出演してほしいとのこと。地域の行事には積極的に参加している田尻先生は、合唱部員28名を引率し、得意ののどを披露したのです。このページは、本校合唱部の活躍を紹介するページです。

井芹川沿いにある正門には、大きな入り口が特別に作られていました。中に入りますと、広い駐車場にいくつものテントが張ってあります。そちらの方へ行きますと、はしご車の前に行列ができていました。訳を聞くと、はしご車の搭乗体験ができるとか。その奥には起震車もあり、家族連れが地震の体験をしていました。

会場をうろうろしていますと、本校生徒もたくさんいました。大きな声で挨拶してくれます。強い陽射しのため、テント内が賑やかです。ステージの前に行きますと、本妙寺保育園の太鼓演奏です。そろいの法被に、ねじり鉢巻。20人の園児が、見事なバチさばきをしていました。保護者の方の撮影もすごく、私の前は何も見えません。

スケッチ大会の表彰のあと、いよいよ本校合唱部の番になりました。昨年は12名だったのに、入部者が多かったようです。本校合唱部は九州合唱コンクールで、見事に金賞を取った実力を持っています。写真は合唱しているところで、手話を交えています。

合唱の練習をする期間が短かったため、指導者としては反省の弁もありましたが、なかなかの腕前です。30分間の持ち時間を活用し、上級生が楽しい話もしました。ステージが狭かったことや、観客の話し声が聞こえたことが残念でした。しかし、屋外だからやむを得ないところです。

合唱部担当の田尻先生は、クラリネットの達人です。大観衆を前に、二曲演奏しました。楽器が演奏できる人は、見ていてうらやましく感じます。生徒が歌った最後の曲は、ヤクルト祭のために作詞作曲したものです。歌詞の中にはヤクルト製品とその効果を入れ、一人ずつ歌いました。きっと参加賞にヤクルト製品をもらったことでしょう。