フェリーで佐世保へ 

一ヶ月ぶりの県外ツーリング・一人旅になりました。平成1511月23日(日)は、三連休の中日です。せめて一日はバイクで走りたいというのも人情です。今回の目的は「佐世保独楽本舗」をたずねることと、フェリーと高速を利用して西九州を回ることです。出発に際し、服装に気をつかいました。天気予報で冷え込むことがわかっていたため、冬用ジャケットにしました。その中にはハイネックシャツとトレーナーを着込みました。ジーンズパンツの中にもインナーを着用しています。

 

午前9時に自宅を出発し、熊本市→熊本港→島原港→諫早市→大村市→佐世保市のコースです。熊本港ではフェリー待ちの観光客であふれていました。さすがに観光シーズンです。このようなときバイクで便利なのは、遅れて行っても先頭に並べます。

九商フェリーの出発は、9:55でした。決して倒れないように、車輪止めが3個とロープがかけられました。安心です。
島原港までの一時間は何もすることがありません。デッキではかわいい女の子が、カモメにエビセンをやっていました。カモメも慣れていますね。さて、島原港に到着して出発したのは11時10分でした。

国道251号線を利用して、諫早市へ向かいました。途中で国道57号線になりますが、諫早市でのUターンのような交差点からは、国道34号線になります。海岸線に沿って北上し、大村市を通過したのは12時半でした。出発が遅かったこと、フェリーの出発が遅かったこと、国道が渋滞していたことなどが重なり、計画よりも大幅に遅れてしまいました。佐世保市に到着したのは、午後2時近くになってしまいました。

記録(往) 熊本市自宅(9:00・0km)→ 熊本港(9:10・8km)→ 熊本港発(9:55)→ 島原港(10:50)→ 島原港出発(11:10・8km)→ 諫早市→ 大村市(12:34・70km)→ 東彼杵町(13:05)→ 昼食→ 佐世保市の独楽本舗(14:10・121km)

この左の写真は、「佐世保独楽本舗」のお店です。以前購入した独楽の箱に、住所と地図を記した紙を保存していました。ところが場所が異なっていました。お店は仮店舗でした。おまけにシャッターが下りていて、休みでした。ついていないときは、こんなものですね。意気込んで出発したのに、到着までの時間はかかってしまうし、お店は閉まっています。お店に電話をしてみれば、留守電になってました。

経費 行きのフェリー料金は1810円。西九州自動車道の料金は510円。昼食代は500円。九州自動車道の料金(武雄→熊本)は2850円。土産は一切なし。

高速道路で、休憩している写真です。うなだれて肩を落とし、むなしい表情をしています。頭の中は真っ白です。3時前に佐世保を出発し、西九州自動車道に入りました。この道路は、武雄JCTに接続されていて、大変便利です。ただし、最高速度は70kmに設定されていますし、料金所が二ヶ所もあり困りました。バイクは、料金支払いが面倒です。

長崎自動車道と九州自動車道は、それほど混雑していませんでした。皮肉なものです。武雄ITから熊本ITまでは、ノンストップです。暗闇が迫るのが5時半ですから、できるだけ早く帰宅することを心がけました。夜は走らないことにしていますし、まして高速道路での夜間通行は避けなければなりません。自宅に到着したのは、午後5時37分でした。全行程311kmの、当てがはずれたむなしい旅でした。長い人生、こんなこともあるでしょう。

記録(復) 佐世保市(1:50・121km)→ 西九州自動車道→ 武雄南IT(3:28・150km)→ 長崎自動車道→ 鳥栖JCT→ 熊本IT→ 熊本市自宅

反省 西九州を一周しようという計画を立て、行きはフェリーと国道を利用して、帰りは高速道路を利用しました。島原から佐世保市までが遠かったですね。往復とも高速道路が良かったと思っています。服装に関しては不備はなく、寒い思いはしませんでした。グローブも用心のため、冬用を二つ持参しました。一人旅は気ままですが、話し相手がいないことと、事故の場合対応できない不安があります。