天草の地蔵美術館

平成16年3月28日(日)に、熊本県天草・大矢野町を訪問しました。ここは、「どらねこ」という名前のレストランです。ホウムページで検索していたときに、偶然このお店のことを知りました。このレストランには、二つの美術館が併設されているのです。一つは「招き猫美術館」であり、もう一つは「地蔵美術館」です。バイクででかけた私の目的は、地蔵美術館の見学です。

このお店は国道266号線沿いにあるのですが、目立たないために通り過ぎてしまいました。三角町と大矢野町を結ぶ天草五橋の一号橋を渡って1.1kmの地点にあります。普通の橋が架けられている左奥にあるのですが、右手にきれいな海が見えるため、左側の看板に気付かないのです。さて、この涅槃の猫の下をくぐり、階段を登ればレストランになります。

お店の中に入ると、数多くの招き猫が招いてくれます。店の奥に出口があり、地蔵美術館への通路となっています。土蔵のような建物の中に、約二千体の地蔵が展示されています。展示は2時からということでしたが、外から見ることはできます。陶器の手作りの地蔵が、所狭しと並べられています。顔の表情が素晴らしく、しかもいろんな形になっています。招き猫も地蔵も撮影禁止でしたので、建物だけの紹介とします。

こちらの写真は、地蔵美術館の入口前のようすです。等身大の大きな地蔵に、手のひらに乗るような地蔵が並んでいました。私もひそかに地蔵作りを夢見ています。いくつか作成したのは、木工品でした。紙粘土・土粘土・樹脂粘土といろいろ考えてはいますが、まだ実現していません。最終的には、宇土の馬門石を彫って造ろうと予定していますが、いつのことかわかりません。退職後になるかもしれません。ホームページ作成は平成16年4月。