●  放牛石仏を求めて   

放牛石仏(放牛地蔵)
放牛という僧が、熊本市を中心に玉名、菊池、上益城、阿蘇などの街角や道路の分かれ道に石仏を建てました。これらの石地蔵は、「放牛石仏」あるいは「放牛地蔵」と呼ばれています。ほとんどの石仏(地蔵)に番号がつけてあり、107番まで確認されています。石仏(地蔵)を建立した放牛については、悲しい史実が残っています。製作の年代は、享保7年(西暦1722年)から享保17年(1732年)の11年間です。

今回のリンクです⇒ 馬見原の火伏地蔵

放牛石仏とは何か、いつの時代かなどご存知ない方もおられると思います。放牛石仏についての詳しい内容を知りたい方は、まず下記の放牛石仏についての資料集からご覧ください。最近は放牛石仏以外の地蔵も紹介しています。

 第1章 放牛石仏とは何でしょう。

放牛石仏の概要 鍛冶屋町の事件 放牛上人の生涯 石仏の製作年代
 第2章 放牛石仏はどこにあるのでしょう。
石仏所在地一覧 石仏所在地分類 放牛石仏の巡礼・1 放牛石仏の巡礼・2
放牛石仏の巡礼・3 放牛石仏の巡礼・4 放牛石仏の巡礼・5 地図で見る〜市内
地図で見る〜市外 消滅した石仏の解説

 第3章 放牛石仏の形や特徴を知りましょう。
石仏のお姿一覧 石仏の持物一覧表 放牛石仏の持物解説 放牛石仏身長計
石仏の印相一覧 混合仏の考察 放牛石仏の道歌 道歌の解釈その1
道歌の解釈その2 道歌の解釈その3 放牛道歌のまとめ

放牛石仏の特徴・1 放牛石仏の特徴・2 放牛石仏の特徴・3 放牛石仏の特徴・4

 第4章 放牛石仏に関する資料です。

地蔵菩薩の話 地蔵に関する用語集 阿弥陀と印相 釈迦と印相
 第5章 放牛が活躍した時代を調べましょう。
放牛の時代背景 肥後の町並み 享保17年の飢饉 肥後の四街道
豊後街道と石仏 豊前街道と石仏 薩摩街道と石仏 日向街道と石仏
 第6章 放牛石仏の疑問点を推理しました。
疑問点の整理 推理・放牛の願意 推理・春日町の六体 推理・混合仏の謎
推理・同一番号の謎

推理・無番号の謎

推理・墓石と地蔵 推理・楽天知命

 第7章 各地のお地蔵さんを紹介します。

新町の地蔵祭 うと地蔵まつり お地蔵さん工房

球磨・セキソの地蔵

まてまて地蔵まつり 地主神社の地蔵

六角堂の地蔵

鈴虫寺の幸福地蔵
天草の地蔵美術館 阿蘇・福の神地蔵 阿蘇・首なし地蔵

小泉八雲と地蔵

馬見原の火伏地蔵

 第8章 放牛石仏を訪問しましょう。

石仏訪問の楽しみ 放牛石仏の捜し方 石仏撮影の工夫 私が作った地蔵1
石仏の研究者たち 参考にした図書 幻の第61体地蔵 石仏訪問紀行文1

 第9章 放牛石仏の会を紹介します。

放牛石仏の会を紹介 石仏の会年間計画 永田先生の期待 永田先生の疑問

私が現地に行き、実際に調査をした石仏を紹介します。印刷すればほとんどが、A4サイズで1ページになります。

 第10章 それでは、一体ずつご紹介します。

001体・出仲間8丁目 002体・近見町 003体・迎町 004体・未発見
005体・春日4丁目 006体・池田1丁目 007体・坪井4丁目 008体A・島崎6丁目
008体B・島崎5丁目 009体・春日3丁目 010体・消滅 011体・未発見
012体・未発見 013体・春日3丁目 014体・室園2丁目 015体・京町1丁目
016体・細工町4丁目 017体・河内町 018体・山室1丁目 019体・破損
020体・紺屋町3丁目 021体・松尾町 022体・池田1丁目 023体・楠野町
024体・飽田町 025体・横手4丁目 026体・黒髪7丁目 027体・迎町
028体・未発見 029体・大江1丁目 030体A・下硯川町 030体B・二本木3丁目
031体・北迫町 032体・梶尾町 033体・横手5丁目 034体・池亀町
035体・久木野村 036体・植木町 037体・未発見 038体・横手4丁目
039体・二本木3丁目 040体A・泗水町 040体B・河内町 041体・河内町
042体・戦災紛失 043体・迎町1丁目 044体・清水本町 045体・琴平2丁目
046体・破損 047体・黒髪2丁目 048体・春日2丁目 049体・西合志町
050体・泗水町 051体・七城町 052体・未発見 053体・琴平本町
054体・池田1丁目 055体・未発見 056体・本山1丁目 057体・小沢町
058体・春日2丁目 059体・七城町 060体・蓮台寺3丁目 061体・未発見
062体・八幡5丁目 063体・河内町 064体・富合町 065体・西合志町
066体・菊陽町 067体・坪井5丁目 068体・紛失 069体・本荘2丁目
070体・破損 071体・池田1丁目 072体・玉東町 073体・横手3丁目
074体・植木町 075体・西合志町 076体・長洲町 077体・益城町
078体・池田1丁目 079体・春日3丁目 080体・釜尾町 081体・菊鹿町
082体・薄場町 083体・宇土市 084体・河内町 085体・松尾町
086体・島崎2丁目 087体・川尻6丁目 088体・上高橋町 089体・戸坂町
090体・小沢町 091体・池上町 092体・大江4丁目 093体・画図町
094体・貢町 095体・戸島町 096体・徳王町 097体・河内町
098体・矢部町 099体・池上町 100体・池田1丁目 101体・未発見
102体・河内町 103体・嘉島町 104体・近見町 105体・稗田町
106体・津浦町 107体・益城町

消滅した石仏の解説

 第11章 無番号の放牛石仏をご紹介します。

無番号1体・春日1丁目 無番号2体・春日3丁目 無番号3体・春日3丁目 無番号4体・春日3丁目
無番号5体・島崎7丁目 無番号6体・花園7丁目 無番号7体・西梶尾町 無番号8体・菊鹿町

 第12章 放牛上人の遺品をご紹介します。

放牛上人の墓 放牛の道しるべ 光永寺の石うす 蓮台寺の台石
浄専寺の水盤

今後予定している内容です。お楽しみに。

私の計画と期待 お気に入り石仏 八雲の鼻欠け地蔵 木彫りの恵比寿
親鸞と浄土真宗 浄土真宗と経典 石仏建立の推移 他力について考察
放牛物語・第1章 放牛物語・第2章 放牛物語・第3章 放牛物語・第4章
肥後農民のくらし 推理・放牛の他界 植木町の地蔵祭 推理・他力と佗力
推理・未発見石仏 幣立神宮の地蔵 推理・放牛の修行 石仏発見の歴史

平成11年から放牛地蔵に興味をもち、熊本市を中心に地蔵をさがしました。そして、平成11年9月7日にホームページを開設しました。平成13年9月に大幅な改訂作業に入り、前回よりも充実させました。
そして平成15年2月、再度放牛石仏の研究を再開しました。これまでの資料をもとに、分析していく予定です。

放牛地蔵に関する資料は、郷土史サークル・「放牛石佛の会」の皆様方のご好意により、貴重な研究資料を使用させていただきました。お礼申し上げます。