地主神社の地蔵・京都市

平成15年10月29日(水)から三日間、関西方面に2年生修学旅行に同行しました。29日に京都市の清水寺を見学したのですが、隣接した地主神社(じしゅじんじゃ)に、お地蔵さんを見つけました。地主神社は、縁結びの神様として有名です。

地主神社への階段を上がり、一番奥にこの地蔵があります。境内は狭く、階段は混雑しています。説明書きによりますと、最近地中から見つかったようです。高さ50cmほどの、地蔵座像です。顔も磨耗していましたから、一度埋められたのでしょう。普通の地蔵の場合、手には宝珠を持ちますが、はっきりしませんでした。

色が赤味がかっていますが、これは夕日の影響です。実際には灰色で、安山岩のようです。境内の説明書きを紹介します。

水かけ地蔵さま  このお地蔵さまは、長い年月地主神社の地中にて修行され、近年お出ましになった徳の高いご利益のあるお地蔵さまです。厳しい難行・苦行のためお顔や、お体をなくされていますが、それだけに皆さまの願いをかなえて下さる不思議な力をお持ちです。お地蔵さまに、お水をかけて、お願いしてください。必ず皆さまの願いをかなえて下さいます。
世界文化遺産 京都 地主神社

このお地蔵さんを拝む人はほとんどいませんでした。清水寺からやってきた女子高校生で、境内は混雑していました。おみくじやお札を買う人であふれ、足の踏み場もないほどです。好きな人と結ばれたいと願うのは、やはり乙女心なのでしょうか。