共通教具  〜  教具作成の素材紹介 1999.4.11

 

       

左は「白表紙」と呼んでいるB4より広い厚紙です。これをカードのように使用することで、生徒に指導することができます。横40cm×縦27cmの厚紙を二分の一や四分の一に切って使用します。
右は「クラフト封筒」です。学校にはいつも準備されている大きな封筒です。カードの整理に大変便利です。しかもサイズはいろいろあります。

       

左の電卓は、ソーラーです。関数や統計・確率の授業のときはいつも黒板に貼っておきます。裏にマグネットをつけています。その隣は、自作の指示棒です。
右はカラーゴムひもの両端にマグネットを取り付けたものです。直線を示すのに便利です。対頂角・平行線の角・線分の比等で使用しました。

       

左は一番のお気に入り「伸びる手ゴムひも」です。これは実によく伸びます。スーパーや玩具店で「伸びる手」あるいは「カメレオンの舌」という名で販売されています。定価は百円から三百円程度です。2m位伸びても張力が弱いので、マグネットを弾き飛ばすことはありません。利用価値が高い教具になります。三年生の「円の学習」二年生の「平行四辺形」「等積変形」で威力を発揮します。私はいつも授業のときには、このひもを持ち歩いていました。穴あきのマグネットも市販されていますので、両端に二個取り付けています。

右は穴あきのマグネットにひもをつけただけです。二個所に結んで輪を作りました。「携帯用コンパス」です。輪は、チョークの大きさになっています。中はひも状のマグネットです。円周や弧の上に乗せますと、見やすくなります。柔らかくて曲がります。下は、穴あきのマグネットに取っ手がついているものです。「伸びる手ゴムひも」と組み合わせて使用します。たとえば、円周上にいくつも並べてひもをかければ、円周角の説明ができます。

       

左は玉磁石です。個人で購入してたくさん持っています。角の説明に便利です。図形の学習では、板書を消したり付け加えたりで大変ですが、マグネットははずすと元の状態にすることができる良さがあります。大きいマグネットは、「統計」学習に便利です。
右はプラスチックの角説明器です。裏に磁石を貼っています。平行線の学習で利用したのですが、扱いにくいと感じました。

       

左は、マグネット棒です。黄・赤・青・白の四色です。長さは30cmです。これを15,15と10,20に切断します。合同と相似の学習で、対応する辺に板書代わりに乗せます。三色あれば十分です。普段はブリキ板につけて持ち運んでいます。
右はおなじみの両面テープ付きのはぎとり式のマグネットシートです。カードの裏に貼ります。

       

いかにして教具を整理するかは、重要な課題です。捨てる人がいますが、私は、丁寧に作成して保管しています。十年は使えます。手作りですから扱いやすく、なくなっても気になりません。方程式のカードは、左のような長封筒にいれます。「定理のカード」は大封筒にいれます。このとき問題も封筒に貼り、解答も記入しておけば時間短縮にもなります。