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2003年7月24日〜25日にかけて
シックハウスに関する調査行いました。

リビングにおいた調査採取装置です。
 三脚の下の白い装置が2系列で空気
を同時に採取するためのポンプです。
 一分間に100mlの空気を24時間採取
します。
 三脚には二つの種類の採取管がつい
ています。
二階の寝室においた採取装置です。
構成は一階のリビングと同様です。
はめた採取管はアルデヒド類(ホルマ
リンなど)を測定するためのWatersの
DNPH Shortと、トルエン等を採取する
ためのSupelcoのOrbo91がついています。
ポンプは非常に静かで安眠できました。
ポンプの種類は違いますが、黄色いバッグの中に2台の
ポンプを入れ室内と同様の採取を行います。
これにより、室内と室外の化学物質の量の違いがわかります。
逆光になっていますが、室外調査を行うときの
自作の採取管のシェルターです。
採取管に雨等があたるのを防ぎます。
黒いプラスティック製の容器の下をディスク
グラインダで切断して使っています。
今回の調査のメインであります。パッシブ法
です。使用したのは、株式会社オーピス
分析までセットで販売している、測定バッジ
です。
一つが、アルデヒド類用、もう一つがトルエン類など用
です。ろ紙に、化学物質がどのくらい吸着するかで、
シックハスウを起こす化学物質の量を調べます。
ポンプ等の装備の必要がなく調査が非常に簡単に調査
できます。興味がある方は、株式会社オーピス
のホームページをご覧ください。
シックハウスが気になるみなさんは、素人でも簡単に調査
できますので、ご自分たちで調査をしてみるは、いかがで
しょうか。
ハウスメーカーの方も、家を引き渡すときに調査しておくと
いいのではないでしょうか。
ここからは、個人的なコメントなのですが。パッシブ法は、
空気をポンプで採取するわけではなく、空気中に存在する
化学物質が、ある割合(係数)でバッジに付着するという前
提で測定します。オーピスさんが使用しているバッジは大丈
夫なのでしょうが、この係数の値やロット間のばらつき、分
析方法の詳細が非公開になっています。
正確な測定ができるものであったとしても、この非公開という
スタイルは、商売上の戦略か、はたまた精度の検証されるの
を嫌っているのか、私にはわかりませんが、このご時世のな
か好きにはなれない手法ですね。いくら良いものであっても、
ユーザーに技術情報を公開しないというのは、お金を払うユー
ザに対して、測定値に対する責任が曖昧だと思います。
(あ、でも今回は私が、お金払っているわけではないから、
文句はいえませんね。)

 今回の調査は、国が実施しているパッシブ法を用いた調査に便乗して、私たちの仕事の練習として、私の家のシックハウスに関する化学物質を調査したものです。みなさん興味あります?

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