Gustavo "Guga" Kuerten/ぐがのみち
2000 Vol-8
Vol-8では”貴重な経験の毎日だった”と語るシドニー・オリンピックの 模様をアップしています。 (USオープン&オリンピック騒動の模様は Vol-7へ!)
おまけ!
続いて、女子(室内)バレー会場にもお出かけ。こちらはブラジルチームの勝利で盛り上がった だろうが、試合終了後は、会場の子供たちに取り囲まれて大サイン大会になっちゃったらしい。
”敗戦もグガから笑みを奪わない”
これでおしまい...だけど
ベスト8で再びレースリーダー
「前のゲームと比べると、ずっと集中することができた。試合が進むごとに理想的な状態に近づいて いるし、まだ良くなるよ。」「メダル獲得の可能性については自信がある。」「死ぬまでプレー するよ。金メダルにとりつかれているんだから。」−−−これだけ”先”のことに対しコメントするのは 珍しいのではなかろうか。いつもは目の前のゲームにだけ集中して、あまり大きいことは言わないもの だが。それだけ本人も入れこんでいるのか、それとも、自分にプレッシャーをかけて更に集中を はかろうとしているのか...。
テニス競技スタート!
(20日には、男子柔道90Kg級でカルロス・ホノラトが銀メダルを獲得したが、また”お祝い ポスター”を作ったりしたのかな??)
6−4,6−4,1時間18分の試合は、しっかりしてるんだか、ぼさっとしてるんだか、よく わからない試合だったが、押さえるべきところを押さえていたのは、さすが。とにかく35%のサービス 確率では苦しいが、これも大切なところではちゃんと入るんだな。今後はもっと確率を上げないと 致命的になるが、わずかに長いというケースがほとんどだっただけに、調整は可能だろう。
「実質的な初戦だったから、ちょっと神経質になってしまった。思っていたより難しい試合に なってしまったよ。」と語るように、本人も今ひとつの出来を自覚しているようだ。「次はもっと ゲームに集中しないと。特に、調子が下がった時にね。」
「スタートは互角だったけれど、すぐに相手が勢いづいてしまったし、我々もチャンスを与えて しまった。」と語るグガは、23日(土)にシングルス3回戦が控えているだけに、「終わったことは 終わったこととして、次に集中しなければ。」−−−しかし、ダブルスのみの参戦だったオーシンスは 当然ながら失望が大きく、「毎週行われているツアーとは違う。オリンピックのゲームなんだ。 こんなに早い段階で良いプレーが出来ないまま去るのは、とても辛いよ。」
ドロー決定&開会式
確かに、参加前のゴタゴタは余計なプレッシャーになっていると思うが、それよりも自分自身の 内なるプレッシャーの方が大きいのではないかな。しかし、それは必要不可欠のものであると思う。 ずっと夢だ夢だと語りつづけていた舞台だけに、ずっしりと受けとめて戦ってほしい。
選手村でエンジョイ中
選手村では、到着早々にたくさんのケーキで誕生日を祝ってもらったそうだ。「何本のロウソクを 吹き消したかなあ?もう48歳になったみたいだよ。チョコレートケーキに、キーウィーケーキに、 キャロットケーキに...もしかしたら、僕が痩せっぽちだから太らせようという魂胆なのかもね。」 とご機嫌のバースデーボーイ。
選手村で同室となるのはダブルスパートナーのオーシンスだが、彼は移動の途中。同じ棟にはまだ 2〜3人の選手しか入村しておらず、いまのところ静かな選手村らしい。
15時から早速コートに出て練習を始めたそうだが、移動途中に、アルゼンチンとコートジボアールの 選手団に捕まってしまい、ちょっとしたパーティになっちゃったそうだ。
練習中止で空き時間がとれた午後には、この日キャンベラからシドニー入りした競泳チームを訪問。 練習風景をビデオに撮った後、記念写真を撮ったり撮られたり、友人の シェレルらと談笑したりと楽しく過ごしたようだが、「男ばっかりだよねえ。体操チームを見に行ったら 女のコがいっぱいだったのになあ。」と文句(?)も忘れなかったそう。