最低限,TCP/IPに関する知識が必要です。どの程度までの知識が必要になるかは 人によって変わってくるでしょうが,最低, ・NT Serverのマニュアル,TCP/IP編 は必読と思われます。(別売です。あるいは,Resource Kit のネットワーク編でも可。) さらに,以下の2冊は,「積読」でもいいです から用意しておくといざという時には役に立つはずです。 ・TCP/IPネットワーク管理 (蟹の絵の本) Craig Hunt著,村井純監訳, インターナショナル トムソン・パブリッシング ジャパン ISBN4-900718-01-7, 4700円 ・DNS and BIND (バッタの絵の本) Paul Albitz & Cricket Liu著 浅羽登志也/上水流由香監訳,アスキー ISBN4-7561-0314-6, 4800円 # 原著はO'Reilly & Associates, Inc.から出版されています。 DNSに関しては,自分でサーバを立ち上げていなくても,ネットワーク管理者と しては仕組みを熟知しておく必要があります。 さらに,メールサーバを動かすとなると,sendmail関連の知識が必要になる かもしれません。その場合には, ・「sendmail解説」 (コウモリの絵の本) Bryan Costales, Eric Allman, Neil Rickert共著 村井純監訳,オーム社 ISBN4-900718-07-6, 7000円 を読むしかないでしょう。 あとは「必要に応じて」勉強してください。
特に問題はありません。
何をしたいかによるので,完全な回答は不可能ですが, プロバイダに繋ぐ事を考えますと, ・DNS ・mail ・remote接続のための道具 が最低必要です。 あとは本当に目的に応じてというしかないでしょう。 NTでどれぐらいソフトがあるのかを知りたければ,まずは,URL http://www.primenet.com/~buyensj/ntwebsrv.html をご覧ください。
UUPC/Extended 1.12p がNTに対応しています。 入手先は, ftp://ftp.clarkson.edu/pub/uupc/upc12pn*.zip
EMWAC fingersなどははいかがでしょうか? 入手先 ftp://emwac.ed.ac.uk/pub/fingers/fsi386.zip EMWAC fingersはフリーソフトです。(残念ながらIntel版しかないようです。)
以下の5つが知られています。 # いづれも設定にはORAのDNS&BINDの熟読が必要。 ・3.51 Resource Kit のDNSサービス Microsoftのオリジナル。WINS連携が売り。現在はbeta版が Resource Kit 3.51 Updateに付属。動作CPUは Intel x86, Alpha, MIPSと3種類ある。 入手先: Windows NT Resource Kit 3.51 Update 1,2 Resouce Kit Utilities ・BIND 4.9.3 software社がフリーソフトとして配布しているBIND 4.9.3ベースのBIND。 Intel x86, Alpha, MIPS, PowerPCの全てのプラットホームに対応。 入手先: http://www.software.com/prod/bindnt/bindnt.html ・FBLI DNS 1.5 米FBLI社が配布している BIND 4.9.3 beta17ベースのNTへのPort。 シェアウェア(99.95$)。 入手先: http://www.fbli.com/DNS/DNSPAGE.htm ・DNS 1.2 Metainfo社が販売している,BIND 4.9.2ベースのUNIXからの移植。 日本では,アスキー・ネットワーク・テクノロジー(ANT)が,取り扱って いる。Intel x86,Alpha版があり値段は84,000円。他に,Purvayorとの パッケージになっているものもある。期間限定の試用版を配布している。 現在はWINS対応はしていないが,2.0で対応予定とのこと。 関連情報 http://www.metainfo.com/ http://www.ant.co.jp/dns.html ・bind4.9.3 DNSシステムに関する研究に援助している vix.comがNT用にportingして配布 しているフリーウェア。UNIXのBIND 4.9.3Relの正式移植版。 入手先 ftp://ftp.vix.com/pub/bind/release/4.9.3/contrib/winntbin.zip
代表的なものには以下のようなものがあります。 ・NTMail Internet Shoppperが開発した, シェアウェアのNT用SMTP/POP3サーバ。Intel, Alpha版がある。 既にバージョン3まででており,かなり安定している。 sendmail.cfの知識は必要なく,設定はコントルールパネルから行える。 オプションのソフトとして,Mailing List Serverがある。 NT 3.5xで動作する。また試用版あり。 http://www.net-shopper.co.uk/software/ntmail/index.htm ・post.office Software.com のSMTP/POP3サーバ。 NT版(Intel, MIPS)とUNIX版がある。 このパッケージの中にfingerサーバもある。sendmail.cfの知識は必要ない。 設定は,リモートからE-mailかWWWを使って行える! 45日間限定の試用版あり。NT3.5xで動作。 http://www.software.com/prod/po/po.html ・Sendmail with POP3 for Windows NT Metainfoが開発したNT用のsendmail。 Intel, MIPS, Alpha版あり。POP3サーバが付属している。 その名の通り,sendmailの移植版。NT 3.51以上で動作。MLのための仕掛けも付属。 http://www.metainfo.com/MetaInfo/Sendmail/Homepage.htp 日本では,ASCII Network Technology が扱っている。 http://www.ant.co.jp/sm_index.html ・EMWAC IMS EMWACが開発中のNT専用SMTP/POP3 サーバ。(Intel, MIPS, Alpha) 現在は,まだ,ベータテストバージョンである。 フリーウェア。NT 3.51以上で動作。MLもあり。 http://www.emwac.ed.ac.uk/html/internet_toolchest/ims/ims.htm ftp://emwac.ed.ac.uk/pub/IMS/ ・Resource Kitのメールサーバ 誰でも持っているが,使った報告が一度もない謎のメールソフト。 ・Exchange Server Microsoft の BackOffice の中核をになう統合情報交換システム。 http://www.microsoft.co.jp/bkoffice/exchange/index.htm ・AltaVisa DEC純正のメールソフト。名前からは強力そう気がする。 http://altavista.software.digital.com/products/mail/nfintro.htm
Windows NTではUNIXのようなsendmailから標準入力経由でいろいろと細工する という方策が取り難いので,現在のところ,多くの場合,メールサーバに 付属する専用ソフトでメーリングリストを取り扱っているようです。 ですから,メールサーバの方をご覧ください。
メールサーバソフトに同封されているようです。 詳しくはメールサーバの項目をご覧ください。
・NNS NetManageが開発したフリーのNNTPニュースサーバ。 INNの持つ機能をほぼカバーしている。 http://www.netmanage.com/netmanage/nns/ ・Intranet Forum Server NetManageが販売している,NNTPニュースサーバ。 Intranet Server というパッケージには,他にも,DNS, WWW, NFS, LPD, 等が入っている。 http://www.netmanage.com/netmanage/intra_server/ ・DNEWS http://world.std.com/~netwin/
・沖リモートコンソールパック ・InterAccess Telnet Server for Windows NT ・Ataman Telnet, rexec, rsh
標準で FTP Serverは付属しています.また,NT Serverで動かすことのできる, マイクロソフト社の Internet Information Server 1.0にも付属しています.
インストール時に組み込んでいなければ, コントロールパネル−>ネットワーク−>ソフトウェアの追加 で行います。組み込み前には, カレントディレクトリ 匿名接続の許可・不許可(許可なら匿名接続ようアカウントを予め用意しておく) を決めておく必要があります。組み込み後は,再起動。
ディレクトリの出力フォーマットはデフォルトではMSDOS形式なので, これをUNIXの ls -l 形式に変えます。そのためには, レジストリエディタでレジストリのキー HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ftpsvc\Parameters\MsdosDirOutput の値を0にします。この後,FTPサービスを一旦停止・再起動。 また,勘違いしやすい点として,付属のFTPサーバには,仮想ディレクトリの 機能がないことが上げられます。 つまり,ftp URLは,ルートからの実ディレクトリで記述しなければいけない ということです。例えば,d:\ftp\pubがホームディレクトリの場合でも, URLは ftp://host.domain/ftp/pub/..... です。
必要ありません。というか,anonymousとftpは予約語です。
セキュリティという面から言えば,FATは危険です。 lsはUNIXと異なり,「FTPサーバ」が行いますから, 危ないコマンドを起動される心配はありません。 (その分,自由度が減って,柔軟なサービスが提供できません。) ドメインに参加しているマシンでは,出来る限り,PDCやBDCで サービスを行わないで,anonymousアクセス用アカウントは, ローカルアカウントにすることくらいでしょうか。
EMWACにありますのでどうぞ.
EMWACにありますのでどうぞ.
・EMWAC HTTPS ・WebSite ・Netscape Communication Server ・Netscape Commurce Server ・Alibaba ・IIS 等などがあります。あまりに多くて,紹介しきれません。 # NT 4.0 からは,NT Server には IIS 2.0が,NT Workstation には, # Peer Web Servicesが標準装備されます。どちらも,現在のIISの改良版であり, # NT 4.0 の時代では,この標準装備品が評価の基準になるでしょう。
EMWACが提供する Web Serverのソフトです. Windows NTの場合はデーモンではなくサービスと言いますので, httpdではなく httpsということです. EMWAC HTTPSの設定に関しては,EMWAC HTTPS ガイドブックという日本語の解説があります。
EMWAC Internet Mail Services for Windows NT (以下ではEMWAC IMSと略す)は,GOPHERS, HTTPS等でお馴染みの,英国エディン バラ大学内,European Microsoft Windows NT Academic Centre (EMWAC)で開発中の,Windows NTで動作する,フリーなインターネ ットメールサーバです。x86版,alpha版,MIPS版があり,最新版は EMWAC FTPサーバ ftp://emwac.ed.ac.uk/pub/IMS/ から入手できます。8月18日現在の最新版は,バージョン0.86です。
EMWAC = European Microsoft Windows NT Academic Centre は 英国のエディンバラ大学内にあるWindows NTのためのソフトウェア 研究を行っている組織です。DEC, MSもスポンサーになっています。 また,NT関連のWWW,FTPミラーサーバを多数運営しています。 さらに,現在は EMWAC Czech Republic EMWAC Hungary EMWAC Italy 等とヨーロッパ各地にEMWACのWWWが立ち上がっています。 研究開発は英国中心なのでしょうが,組織としてはEU並みにヨーロッパに 広がっているようです。 EMWACが大変有名なのは, NTを Internet Serverにするためのソフトが多くあるから です。NTを Internet Serverとして利用するのでしたら一度訪ねることをお薦めします。 HTTP Server(Freeware), Gopher Server(Freeware), WAIS Server(Freeware),WAIS Toolkit based on freeWAIS 0.3, Internet Mail Services(Freeware), Finger Server(Freeware) があります。 これらのサーバに関する情報は,http://emwac.ed.ac.uk/html/toolchst.htmから得られます。
alibaba(シェアウェア)があります. http://www.csm.co.at/csm/alibaba.htmから評価版を入手することができます.