MS-DOS時代に使えた,ある拡張子のファイルを別の拡張子のものに 一斉に付け替える, ren *.ex1 *.ex2 は若干修正されていますが通ります。 ただし,「.」を二つ以上含むファイルに適用する場合には注意が必要です。 ren *.ex1 *.ex2 を sample.ex3.ex1 というファイルに適用すると, sample.ex3.ex2ではなくsample.ex2 になってしまいます。
MS-DOSのワイルドカードは, abc*.txt ですと,8.3形式に合わせて, abc?????.txt というような形で展開されますが, Windows NT では, ?????と5文字という決めうちはもはや行われず,任意の文字のゼロ個以上の 組み合わせを探すようになっています。 また,全てのファイルを表す際には, MS-DOSでは, *.* であったのが, Windows NT では * *.* 両方使えます。 ただし,「.」の扱いには注意が必要です。MS-DOSでは,「.」は ファイル名中には含まれていなかったのですが,Windows NTでは, さすがにそういうことはなく,「.」も普通の文字として扱います。 問題は,右から数えて最初に出くわす「.」の扱いです。 右から数えて最初の「.」は,この文字より右側が拡張子であるという 事を表すために使われます。 従って,厳密に言えば,「.」が一つのときと「.」が二つ以上の時とでは, 「.」は平等ではありません。 このことは,バッチコマンド for ... in () do 構文やren を使うときには 問題となります。
共有名の最後のバイトが、16進数で5Cになっていると問題があるようです。 例としては「表」という漢字です。
コントロールパネル−>ネットワーク−>バインドで, バインドしているプロトコルの順番を、TCP/IPが優先するように設定して みてください。
標準コマンドでは使用出来ません。 リソースキット付属のPOSIXコマンドln.exeを使えば可能ですが、 ファイルシステムはNTFSが必要です。 なお、パス名は POSIX 形式で指定しなければならない ことに注意して下さい。例えば "C:\USERS\DEFAULT" は "//C/USERS/DEFAULT" のように指定します。
現在の権利設定がどうなっているかわかりませんが、Administratorと いえどもセキュリティ機能はバイパス出来ません。 対処方法ですが、ファイルマネージャを使って権利設定を変更してくだ さい。もし、この時「現在のセキュリティを見るだけの権限しかありま せん」と言われたら所有権を取得してから作業を行なってください。
ディスクアドミニストレータで「ドライブ文字を割り当てない」にすれば、 NTからは見えなくなるようにできます。
起動時に CHKDSKがかかるのは異常ではありません。しかし正常というわけで もなく、そのドライブが dirtyな状態ですと起こります。 正しい手順でシャットダウンしなかった場合や、特定のアプリケーションが原 因で発生します。一度、手動で CHKDSK /Fを行なってみてください。
発生します。 NTFSに対応したフラグメントの解消ツールもありますので参照してください。
どちらの速度もほぼ同じということになってますが、一般に小容量ディスクでは FATが、大容量ディスクでは NTFSが有利になります。
FTPでつかわれるセキュリティの設定は、コントロールパネルのFTPサーバで、 セキュリティボタンを押すと出てくるウィンドウで設定します。 一度そちらのセキュリティを確認してみてください。
アクセスの為の権利があれば出来ます。 NTFSだからといってLAN上のクライアントから見れないわけではありません。
移動というのは,ファイルのコピー&削除という形で行われます。 随って,移動先のディレクトリのアクセス権が基になって, アクセス権が設定されます。移動前に,移動先のディレクトリの アクセス権をまずよく確かめてください。
FATであれば,可能性がありますが, NTFSであれば,無理です。
可能です。ネットワーク経由・フロッピーディスクなどからコピー出来ます。 ただし、NTFSに書き込まれると、それ以降そのファイルはNTFSの機能に影響さ れるようになります。
デフォルトでは、作成者がファイル・ディレクトリのオーナーとなります。 また、所有権は他の人に与える事ができませんので、一旦所有権を取得する権利 を別のユーザに与え、そのユーザが所有権を取得することによりオーナーとなる 事が出来ます。
NTFSの構造などに関しては、以下の本が参考になるかと思います。 INSIDE Windows NTファイルシステム Helen Custer著 小畑喜一/五十嵐宰監訳大西照代訳 アスキー出版局定価1,500円
convertコマンドを使用するすれば出来ます。 ただし、一旦NTFSに変換してしまうと、FATへはフォーマットしないと 戻せません。マニュアルをよく読んでから実行してください。
残念ながら出来ません。一旦バックアップを取った後に、FATでディスクを フォーマットして復元させる必要があります。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control \FileSystem\Win31FileSystemの値を1に設定すればロングファイルネームは 無効に、0に設定すれば有効になります。 ただし、これをパーティション単位で設定する事は出来ず、全てのパーティション に対して設定されます。
NTではクラスタをディスクアロケーションの基本単位として使用しており、 ディスクのサイズによってNTFSのフォーマットユーティリティが自動的に 決めています。このアロケーションサイズですが,具体的には, chkdsk をすると表示されます。
ストリームとはバイトの単純な並びです。NTFSではユニット名、所有者、 タイムスタンプといったファイルに関連した情報をファイルの属性として 実装されています。そして、その各情報が単純な並びから構成されている 為、複数のデータストリームを持っている事になるのです。
使えます。SUBST.EXEはSYSTEM32ディレクトリに入っています。
出来ません。エクスポートサーバとなれるのはWindows NT Serverを実行 しているコンピュータだけです。(ドメインコントローラでなくても可)
複製の確認はデフォルト5分です。間隔の調整は \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ Replicator\ParametersのIntervalキーによって、1〜60分の間で調整出来ます。
NTでは、ロングファイル名を付けた際に、これまでの16bitアプリケーション でもそのファイルが使用出来るように、短いファイル名を自動的に生成します。 16bitアプリケーションからは短いファイル名を使用してアクセス可能です。
Win95のVFATとNTFSは構造が異なりますので,相互に覗く事は 無理です。また、文字数の最大値はVFATが254文字,NTFSが255文字です。
NT3.51から,NTFSでの圧縮が標準でサポートされます。 ディレクトリ単位や,ファイル単位などの指定も可能です。 ファイルマネージャで指定できます。
DOS(Win95)を共用する方はFATにしないと中が見えません。 NTだけで利用の場合でも,トラブル復旧時にDOSのテクニック を利用したい人はFAT(DOSのconfigユーティリティで しかハードウエアの設定ができないカードが以前はあったが そういうのを利用したい場合も), セキュリティを厳しく設けたい人はNTFSのみという構成が 良いのではないでしょうか。
NTFSではできません。
システムやブート情報が入っていなければ,(純粋にデータ だけなら)可能です。
共有名のおしりに$をつけると,その共有名は見えなくなります。
ディレクトリサービスはNTで一番遅れている分野です。 NT 4.0では改善されるといいですね。
ユーザのホームディレクトリが一貫して構成されている場合には, Resource Kit Utilitiesの diruseでできます。
ユーザにフルコントロールを許すと, ユーザの権限で管理者のアクセス権を剥奪する事が出来ます。 こうなると,管理者はディレクトリ単位で所有権をもぎ取り, 管理者にフルコントロールを与え直さなければ, 覗けも,消せもできません。 不用意に,ユーザに強大な権限を与えないでください。
NTFSの場合,ファイルマネージャのセキュリティの設定で, ファイル単位でアクセス権が設定できます。