NTのTCP/IPプリントサービスは,BSDのlpd互換です。 lpしかない場合には,freeのlprをインストールしてください。
NTには,物理的には複数のプリンタを,論理的には一台のプリンタ に見せる機能があります。この場合,この機能を使ってどのプリンタを 使うかをユーザではなくシステムに委ねるとよさそうです。 ちなみにこの機能をプリンタプールと呼びます。設定方法は プリントマネージャのヘルプで「プール」を検索してみて下さい。
プリンタも含め,全ての資源にUNCだけではなく, \\ドメイン名\UNCエイリアス くらいの別名が付けられてもよさそうなものですが...。 困りました。現状では,「UNCが一時的に変更になりました といういアナウンスを出し」ユーザに徹底させるしか道はありません。
できないようです。 共有ディレクトリは,共有名の末尾に$を置けば表示されないのですが, プリンターは表示されてしまいます。
利用できなくする事は出来ますが,表示そのものを禁止する事は 残念ながらできません。
プリントマネージャの監査の設定で,イベントログに 印刷の記録が残せるようになります。 また,イベントビューアでは,ログをテキストファイルに落とす こともできます。 というわけで,標準のツールでも,GUIの手動操作+テキスト処理で 原理的には可能です。
プリンターに対する「印刷」権限と「文書の管理」権限は 論理和をとって考えられるものです。 また,文書をスプールから消すには,「文書の管理」の権限が 必要。というわけで,デフォルトでCreator-Ownerに与えてある 権限を削るとおかしな事になる場合があります。 また,プリントサーバのスプールに権限が足りないと 印刷できない場合があります。こちらも,うっかりしやすいです。
多分このプリンタは,PDCやBDCでない平のServerかWorkstationのもの でしょう。ローカルアカウントがあるこれらのマシンの場合には, 該当マシンでのみ管理を行うことができます。 逆に,PDC, BDCのプリンターは,権限がある限りドメイン内の 全てのマシンから管理が出来ます。
レジレストリで 「HKEY_LOCAL_MACHINE」の \SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Providers\NetPopup REG_DWORD を 0 に設定します。
WS側にドライバが無いと,Server側から取ってくるようです。 そのために,ServerのプリンタドライバのディレクトリはCPU別の 共有ディレクトリになっています。 # ちなみに,NT 3.51からは Windows 4.0用(=Win95)の # エントリも密かにあるようです。
Windows NT対応とTCP/IP(LPR)対応とは内容が異なりますが, Intel,AXIS,日新電機などで各種の製品が出ています。 サポートプロトコルによっては, 1)NetBEUIをサポートしているもの 2)NetBIOS over TCP/IPをサポートしているもの ここまでが普通の意味でNTに対応しているものです。 ここからは,NT対応とは書いていませんが,実際にはNTから問題無く使えます。 3)AppleTalk Asante等 4)lpd 5)Netware
NT対応と言っているのは,プロトコルが対応しているということで, NetBEUI,NBT対応をしているということです。 NTにある「サーバサービス」がプリンタで稼動している訳ではありませんので, プリントサーバにはあくまで, 1)自分でなる 2)サーバを立ててこいつにプリントサーバをさせる か,しないと「プリンターの接続」では現れない物がほとんどです。 ちなみに,BetBEUI, NBT対応の場合の多くは, net use DEVICE名 UNC で接続が必要であり,こういう物の場合には, ユーザ毎にログオンスクリプト等で設定が不可欠です。