マイクロソフト社から，Gateway to SMTP Version 3.0が提供されています。 このゲートウェイを使用することで，MS MailネットワークとUNIX SMTPメール システムとの接続が可能になります。
そんなことはありません。それどころか，サーバーのパフォーマンスを考慮すると かえって別々の専用マシンを用意したほうが良いくらいです。SMSとSQL Serverを 同一のマシンにインストールして運用することも可能ですが，双方ともにメモリが 多ければ多いほど，CPUが多ければ多いほどパフォーマンスアップが望めますので 極力，別マシンにインストールすべきでしょう。
そんなことはありません。SQL Server以外のアプリケーションを稼動させることも 可能です。しかし，SQL Serverの様なサーバーアプリケーションを稼動させる場合 パフォーマンスを重視するならば，SQL Server専用マシンにするのがベストです。
SQL Server 6.0は NT Serverプラットフォームでしか稼動しません 姉妹品の SQL Workstation は NT Workstation NT Server双方で稼動可能です。
Gateway to FAX Version 3.0は，MS Mailクライアントから通常のメール の操作方法でFAXの送受信を実現する，MS Mailのゲートウェイオプション 製品です。MS Mailからの送受信以外にも，WordやExcelの印刷イメージを FAX送信することが可能です。
SQL Server 4.21a US版では，SYBASE社のMacintosh用DB-Libraryによる接続と Microsofto提供の Apple ODBCドライバーによる接続が保証されていましたが 日本版では保証されていませんでした。しかし，SQL Server 6.0バージョン から，Macintoshクライアントがサポートされました。Macクライアント用の ODBCドライバは Microsoft社のパートナーである，Visigenic社から供給され ます。 http://www.visigenic.com/news/pwrmac.html
マイクロソフト社の提供する，分散コンピューティング構築に必要な機能である ネットワークプラットフォーム(NT Server 3.51)，RDBMS(SQL Server 6.0)，ホス ト接続(SNA Server 2.11)，電子メールシステム(Mail Server 3.5)，システム管理 (Systems Management Server 1.1)からなる製品群です。これら全てを統合した BackOffice 1.5としての購入と個別の購入が可能です。
Windows NT Workstationを含む，BackOfficeプロダクト(NT Server,SQL Server,SNA Server,Mail Server,SMS等)を総称しアドバンストシステム製品と呼び，アプリケーシ ョン製品(Excel,Word,Access等)，パーソナルOS製品(MS-DOS,Windows,Win95等)，言語 開発ツール製品(VisualBasic,Visual C++)と区別します。
原則的に BackOfficeプロダクトはマイクロソフトソリューションプロバイダー (SP)ラージアカウントリセーラー(LAR)を通しての購入になりますが，一般店頭 であっても例外的に取り扱い商品のCP(マイクロソフト認定技術者)を保有している マイクロソフトオフィシャルディーラー(MOD)でも購入は可能です。
「Microsoft Support Network｣（マイクロソフトサポートネットワーク)，略して MSN Windows 95のリリースと同時に一躍有名になった，「The Microsoft Network」の略称 も同じ MSNですので混同しがちですがご注意下さい。MSNでは製品を購入して最初の 問合わせから９０日間は従来どおり無償サポートを提供し，その後，ユーザーの要望に 応じて，年間契約をベースにしたサポートと，個別の問合わせ毎に課金するスポット サポートの２種類の契約によりサポートサービスを提供いたします。ただし BackOffice プロダクトを含むアドバンストシステム製品には９０日間の無償サポートはありません 詳しくは，以下に問い合わせ下さい。 MSN（マイクロソフトサポートネットワーク）事務局 フリーダイヤル： 0120-37-0196 FAX電話番号： 03-5454-8100
エンドユーザーにマイクロソフト製品を中心としたビジネスソリューションを提供する マイクロソフト社のパートナー企業で，ソリューションプロバイダ(以下 SP)はマイクロ ソフト社製品に関する高い技術力とノウハウを持ち，エンドユーザーのニーズに適した 利用環境を提案・提供します。
Windows NT Workstationを含むアドバンストシステム製品のサポートは有償です。 従って，詳細な技術情報，トラブルシューティングを得たい場合には，サポートを 受けることが効果的です。しかし，絶対ではありません。これはユーザー個々の 技術レベルに大きく左右されます。
MSDN Level 3により，アプリケーションの開発・テストを目的としてBackOffice製品を 提供するサーバーテストプラットフォームが利用可能です。BackOffice Test Platform には，NT Server，SQL Server,SMS,SNA Server,Mail Serverなどの各種サーバー製品の テスト専用版が含まれ，Test Platformと関連技術情報は常に更新され，3ヶ月ごとにレ ベル3会員に定期頒布されます。
MSDN Level 2により，BackOffice対応アプリケーションを開発するための開発キット Microsoft BackOffice SDKが提供されます。BackOffice SDKには、技術的な説明書と 豊富なサンプルコードが含まれており，BackOffice対応アプリケーションの開発を支援 します。
マイクロソフト社は国内三大手パソコン通信上(Nifty Serve,PC-VAN,Ascii Net)で マイクロソフトステーションを開催しており，Windows NT & BackOffice専用の フォーラムを運営しています。また，MSN(The Microsoft Network)においても同様 のフォーラムを開催し情報を提供しています。この他にも Nifty-Serveにおいて BackOffice/NT関連を扱うフォーラム(FWINSE/FWINSD,FWINNT等)もあります。
BackOfficeプロダクトで，分散コンピューティングのために設計された，優れた 拡張性を備える高性能なリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。 SQL Server 6.0はレプリケーション，パラレル処理，2フェーズコミット，分散 サーバーの集中管理など，分散コンピューティングで要求される機能をすべてを 提供する統合プラットフォームです。
これは SQL Serverに限った話ではなく，一般的なクライアント／サーバー 方式の RDBMSシステムを開発する場合に共通しますが，クライアント部分に 何を使用するか，即ち，Visual Basicでフロント部分を開発するか？または Visual C++ 4.0で開発するか？ Access for Windows 95を用いるか？が一点。 クライアント部分に何を用いて開発するかが決定したら次は，そのフロントと SQL Serverの接続方法を決めなくてはなりません。ODBCで接続するか？又は DB-Libraryを利用するか？が二点目です。この段階で開発者が ODBC接続を 選択した場合，さらにODBCドライバを経由する方法とODBC APIを直接コール する方法を選ばねばなりません。フロントアプリを Visual Basic，接続方法を ODBCとした場合，ODBCドライバ経由でしたら他に必要な物はありませんが，ODBC APIをコールする場合には，ODBC SDKが助けとなるでしょう。また，接続方法に DB-Libraryを選択した場合は，SQL Server Programmer's Tool Kit(PTK)が 助けとなるでしょう。PTKには DB-Library for VB(VBX)が付属します。C言語 による開発用には DB-Library for Cが付属します。ODBC SDK，PTK共に MSDN Level２で供給されます。開発者にとって，やはりMSDNは欠かせないものです。 特に，SQL Serverによる C/Sアプリ開発の場合には，各種の開発者向け情報が 必要にになりますが，MSDNはそれらを提供してくれます。この他に，フロント 部分の開発ツールによっては，専用の SDKや接続モジュールが必要になる場合 もあります。というように，開発方法と開発ツールの組み合わせによってかなり のバリエーションが考えられるということになります。
SQL Serverプログラマーヅツールキットでは以下の開発環境と資料が提供されます。 Programming DB-Library for C Programming DB-Library for Visual Basic Programming Open Data Servecies Programming SQL Distributed Management Objects Transact SQL Reference SQL Server 6.0以前は PTK単品で提供されていましたが，6.0から単品での販売は 無くなり， SQL Server 6.0 Workstationもしくは，MSDN Level2にて提供され るようになりました。
可能です。ネットワークインターフェースを装備していないマシンの場合 MS Loopback Adapterをインストールすることで稼動可能な状態にする事が できます。SQL Serverは Alerter,Messengerサービスを利用しているので ネットワーク環境がない場合，これらサービスを利用することができません そのため，Loopback Adapterをインストールすることで利用可能な状態を 作ります。しかし，SQL Serverをスタンドアロンで稼動させるのは，大抵 デモ用途での場合に限られますので，開発環境として稼動させる場合には SQL Server 6.0 Workstationの使用をお勧めします。
１ユーザー対応，NT3.5 Workstationで稼動可能という点を除き，NT3.5 Serverで 稼動する SQL Serverと同じ SQL Serverの完全実装版です。SQL Server Workstation 版はローカルまたはネットワーク環境のシングルユーザ対応版で，NT3.5Workstation 用に最適化されたプロトタイプ開発をターゲットにした製品で，SQL Server PTK プログラマーヅツールキットも付属しています。
SQL Serverの歴史は 1987年までさかのぼります。当初，サイベース社 マイクロソフト社， Ashton-Tate社の三社によって IBM/Microsoft OS/2 で稼動する Sybase SQL Serverの開発が開始されましたが，暫くして Ashton-Tate社が離脱し，これに伴いマイクロソフト社がＰＣプラット フォームでの開発権利を引継ぎました。1992年になってマイクロソフト 社は SQL Serverのコア部分の開発作業を引継ぎ OS/2プラットフォーム から Windows NTへ移行すべくカーネルを大幅に書き換えました。この間 マイクロソフト社とサイベース社は SQL Serverの開発パートナーとして 協力体制を敷き MS SQL Serverと Sybase SQL Serverは DB-Library APIや Transact SQLを含めて互換性を維持していました。しかし 1994年 両者の提携が切れ，MS SQL Server 4.21a，Sybase Syste10からは双方 独自の路線を歩むことになり，マイクロソフト社は Windows NTオペレー ティングシステムと SQL Serverを密に結合させ，BackOfficeプロダクト との連携を強化した独自の SQL Server 6.0を世に送り出したのです。
ODBC or DB-Library ?という選択は開発者に委ねられることになります。 双方それぞれの利点がありますし，開発ツールによっても異なりますが 代表的な接続方法としては以下の方法があります。 (1) MS Access - ODBC接続，ODBC API，パススルークエリー等 (2) Visual Basic - ODBC接続，ODBC API，DB-Library for VB(VBX) サードパーティー提供のミドルウェア等 (3) Visual C++ - ODBC接続，ODBC API等
ODBC 1.0 SDKはパッケージで提供されましたが，ODBC 2.0 SDKからは MSDN Level 2での提供になりましたので，入手するには MSDNの会員に なる必要があります。
Accessをフロントとして SQL Serverに接続する場合，接続方法だけでも ODBCドライバ経由，ODBC API，パススルークエリーと多義に渡ります。また 求める処理が検索主体なのか更新主体なのか？によっても最適化の方法が 異なり，この他にも種々の条件によってパフォーマンスが左右されますので 一口で，こうすれば最適化できるという答えはできません。マイクロソフト 社から「ACCESS C/Sアプリの最適化」という技術文章がパソコン通信上の マイクロソフトステーションで提供されていますので，参考にして下さい。 因みに，Nifty Serverでは SMSBACKの Lib#17に登録されています。
その名の通り，MS Accessで作成した MDBを SQL Serverに移行させて C/S方式にアップサイズする為の Accessアドインタイプの支援ソフトです。 SQL Serverへの移行のみならず，SQL Serverの定義情報を Access 2.0 から操作も可能です。ただし，対応する SQL Serverのバージョンは4.21a で最新の 6.0には残念ながら使用できません。6.0に対応したバージョン を開発中との情報もありますが，Accessも 2.0から Access for Win95に バージョンアップされましたので...
MSDN Level2で提供されています。この他に http://www.microsoft.com ではオンラインで KBを検索可能です。また，ftp.microsoft.comには KBドキュメントはストアされています。
サードパーティーから WebとSQL Serverを連携するためのツールが提供されて いますが，マイクロソフト社から近く Internet Information Server(IIS)と SQL Server 6.0 or 6.5を連携する SQL Server Internet Connectorが提供 されます。
SQL Server KBを参考にして下さい。KBには製品カテゴリーがあり SQL Server のカテゴリーは SSrvで，さらに細かく，Error Logならば SSrvErr_Logという ようにカテゴライズされていますので，これをキーワードに検索してみて下さい。 SQL Serverの全カテゴリーについて説明した資料，PSS ID Number: Q124544は INF: SQL Server Categories Used for Knowledge Base Queriesというタイトル で登録されています。
これは非常に難しい問題で，各自の環境により当然異なってきます。ハード 周辺機器，ネットワーク環境，データベース構造，処理形体など実に様々な パフォーマンスチェック項目があります。マイクロソフト社は，こうした パフォーマンスチューニングの指針となる技術資料を各種提供しています ので，それらを参考にして下さい。入手方法は MSDN, www.microsoft.com Compuserve，国内パソコン通信(Nifty,PC-VAN,Ascii)経由です。
SQL Server用 32 bit ODBCドライバをインストールした場合，データソースの セットアップはコントロールパネルから行います。16bit ODBCドライバ用の データソースセットアップは ODBCアドミニストレーター(ODBCADM.EXE)から 行います。32bit用データソースセットアップから 16bit用 ODBCドライバの セットアップを行うことはできません。また逆に 16bit用データソースセット アップから 32bit用 ODBCドライバのセットアップを行うこともできません。
MAPIにより，MS MailとSQL Serverを連携させる場合，種々の条件が絡んできます。 これに関しては，マイクロソフト社から以下の技術資料が提供されていますので パソコン通信(Nifty,PC-VAN,Ascii-Net)マイクロソフトステーション等から入手 して下さい。 「SQLMailの問題のトラブルシューティング」 ＊ Nifty-Serverでは SMSBACK Lib#10にアップされています
最新バージョンの SQL Server6.0では，ページ単位のロックとテーブル単位での ロック方式を採用していますが，今後のバージョンでは，行単位でのロックも サポートされる予定。
総合セキュリティでのログオン認証は，Windows NTでのグループとアカウント に左右されます。特にドメイン間での接続の場合には，グローバルグループと ローカルグループの扱いに注意して設定して下さい。ログオンできない場合 ほとんどがグループの権限に起因していることが多いです。
「SQL Serverガイド -WindowsNT対応-」 A.ナス著 (株式会社シーエーシー訳)トッパン 「−PCデータベース・エンジン− PCデータベース・サーバー徹底活用法」 日経BPシステムラボ刊
色々なパターンが考えられます。ftpを利用してホストからバッチでデータ をPC上に転送させ，そのデータをSQL Serverの BCPユーティリティで SQL Serverに取り込む，または，この逆。SQL Server PTKで提供される ODS Open Data Servicesにより Serverアプリケーションを開発し，SQL Server とホストとのゲートウェイを作成する。サードパーティーから提供されている 転送ツールを利用する等。
SQL Server側とクライアント側のポート番号を同じに設定すること。
SQLテーブルは固有のインデックスが設定されている場合のみ編集可能です。 SQL Serverのテーブルに Unique Indexが作成されているか確認して下さい。
SQL Server4.21aまではカウンタ型がサポートされていませんでしたので，トリガを 作成する必要がありましたが，SQL Server 6.0ではカウンタタイプのデータ型がサポートされ ました。
Access Jetエンジンの ConnectionTimeoutが原因だと思われます。 MSACC20J.INIの [ODBC]セクション ConnectionTimeoutを編集することで回避可能です。詳しくは Accessヘルプの「MSACC20J.INIファイルのカスタマイズ」を読んで下さい。