1年方程式 1999.4.15

全部で22枚の方程式カードです。教科書の例題では不足しますので、小ステップで提示します。何度も練習できますし、授業では手に持ったまま暗算でさせることもできます。新しい問題に出会うと、自分だけのアルゴリズムをつくる生徒がいますので、注意が必要です。
いかにして「 aX=b 」の形にもっていくかを考えて、指導する必要があります。移項、等式の性質、同類項の計算また分配法則の処理、小数係数の処理、分数形の処理など指導すべきことはたくさんあります。計算指導では数学的な考え方は育たないというものの、せめて計算はできるようにしたいと思うのが教師です。
「方程式計算練習カード」30cm〜40cm×6cm〜8cm
等式の性質を指導

・等式カード
・等式天びん
・等式天びんの絵

一年生と二年生で計算法則を混同するのが、式の計算に関する事項と等式の性質に関する事項です。特に、移項を指導した後に発生する割合が高いようです。充分注意しつつ、指導しなければなりません。
等式天びんを作りました。上皿に乗せた重りを、バランスが壊れないように、取っていきます。写真は、2x+2=6の状態から x=2を求めるものです。この操作を思い出させるために、以後は絵に描いた天びんを貼っておきました。

Nextは、1年関数です。