2年等積変形(平行四辺形)

   
  等積変形は、できるだけ動的に指導した方がよいのかもしれません。まずは、なぜ面積は等しいのかを説明しなければなりません。左の広用紙(横1m)を使って、底辺を固定し頂点を移動してみせます。このとき右側の写真のように、伸びる手ゴムひもとへそ付きマグネットで動かします。三角形の形は壊れますが、必ず保存されるものがあることに気づかせます。この指導のポイントは、どの辺を底辺とするのか、底辺と平行な辺はあるのかの二点です。  
   
  左のカードは、等高等底の根拠を示した三枚です。距離とか高さは、みずから補助線を引く(念頭操作)必要があるのでわかりにくい面があります。右の写真は有名な問題ですが、これもゴムひもで説明しました。色チョークで何度も塗るとかえって分かりにくくなるので、私はこの方法で指導しています。  

Nextは、2年統計の学習・その1です。