校長先生の挑戦 人権の花新聞にのる 協力・思いやり・感謝

山北小学校は法務局玉名支局の委嘱を受け、「人権の花」運動に取り組んできました。この運動は花を種から育てることで、協力・思いやり・感謝の心を育てようというものです。花を種から育てることは大人でも難しいことですが、子どもなりにがんばってくれました。
5月末に種をまき、6月に移植しました。7.8月の夏休み期間中、子どもたちは毎日水かけをしてくれました。このころから花が咲き始め、9月に満開です。10月末に種子を集め、準備は整いました。(H12.5)

いよいよ人権の花の種飛ばしの日がやってきました。秋晴れの11月8日、全校児童が校庭に集合して集会を行いました。人権擁護委員の方の話の後、花の種を入れた袋をつけて、191個の紙風船を飛ばしました。この紙ふうせんは無公害で、しかも水に溶けるということです。
子どもたちは袋にお便りを書いていますので、拾った方から返事がくることでしょう。翌日には早速電話がありました。来年の春、子どもたちが育てた花の種がまかれ、九州の各地で花を咲かせることでしょう。

さて、協力・思いやり・感謝の中で私が山北の子どもたちに最も育てたい心は、思いやりです。とても元気のよいこどもたちですが、気づかないうちに言動で友達を傷つけることもあるからです。機会をとらえて根気強く指導していけば、もっと楽しい学校になると信じています。
この様子は、11月9日の熊日新聞と毎日新聞に掲載されました。

稲刈・脱穀に挑戦