校長先生の挑戦 全校集会算数の話A 算数は楽しいはずだ

月に1回、「講話集会」があります。これは校長先生が、子どもたちに話をするために確保してある20分の全校集会です。10月27日の講話集会は、「さんすう教室」としました。算数の楽しさ・喜び・美しさ・不思議さを分かってほしいと考え、企画したものです。第1回は、メビウスの帯誕生日の一致をテーマにしました。(H12.10)

メビウスの帯」というのは、紙でつくった帯を輪にするとき、1回ひねってのりづけします。そして、帯の中央をはさみで切り進んだときに、どうなるかという問題です。2回ひねり、3回ひねり、4回ひねりを実際に切ってみせました。切る前に子どもたちに予想させ、発表させました。けっこう喜んでくれました。

二つめのテーマは「誕生日の一致」というものです。この問題は、確率統計の領域です。これは23人の集団があれば、その中にいる人で誕生日が一致する確率は、70%になるというものです。事前に全校児童の誕生日を調べ、6学級すべてで一致していることを確認しておきました。写真は5年生に誕生日を書かせ、実験している場面です。ちなみに私の誕生日は5月1日ですが、T先生もK先生も5月1日です。

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