4 入院
〜感動(鼻の開通)〜
鼻の開通
手術が終わって4日目に、鼻に詰めてあったガーゼがとりました。
そのときの気分は、「鼻から空気が入ってくる〜〜おおおお〜〜〜〜〜」てな感じでした。鼻から、ちょっと息をしただけで、空気がどっと入ってきます。スッキリして最高です。人生をこれまで本当に損をしていました。
まあ、実際には、布を取ったにかさぶたができてくるので、気持ちがよいのもここ数日だけで、このあとは鼻の通りが一時的に悪くなります。本当に良くなるのは、これから、二ヶ月くらい先のことになります。
副鼻腔の洗浄鼻の中からぬのを取った後は、毎朝診察をしてもらい鼻の中のかさぶたを取り除いてもらいます。そして、鼻の中を生理食塩水で洗浄してもらいます。
鼻の洗浄といっても、素人の鼻洗浄とは違います。なんと、副鼻腔の一つである上顎洞の入口に管を入れて副鼻腔の中を洗浄します。最初の数回は、血と膿が混じったどろっとしたものが鼻から出てきました。続けている間にだんだん、濃い鼻水のような血の混じった粘液の量は減ってきました。洗ってもらうと鼻の中はスッキリしますが、副鼻腔の中に水が入るわけですから、洗浄後顔の中心部でずーんとした重い痛みがします。この痛みは、鈍い痛みなのですが、午前中はベッドの上で、のたうち回るくらいの痛みです。そのため、毎朝の治療の30分前に鎮痛剤をもらってから治療を受けるようにしていました。
入院費について
実はこの年の4月から、被保険者本人の医療費も3割負担になったばかりでした。支払いの時は大変でした。ああこれが2割負担だったらなと本当に思いました。なんだかんだで結果的に、入院特約一日1万円じゃ足りませんでした。
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