モバイル関連ニュース 98年10月分


【98/10/31】暫定情報 アメリカだけの「Libretto 100」後継バージョン 公開?
 CNET社の10月30日付け(現地時間)の翻訳記事「東芝から新しい超薄型ノート」が公開されています。

 ナント! 日本では一旦アップグレードが中止された「Libretto 100」の後継機種が、米国で11月2日(米国時間)にリリースされるようです。

 名称は「Libretto 110CT」で、主なスペックは、MMXPentium-233MHz(従来 166MHz)、7.1インチのTFTアクティブマトリクス方式ディスプレイ、4.3GBハードディスク(従来 2.1GB)を有しています。また、重量は約900グラムで、(市場?)価格は 1799ドルとされています。

 それでは、この製品が日本で登場するか?という点に関しては、残念ながらおそらく出ないと思います。なぜならば、日本ではこの「モバイル虎の穴」で【98/10/22】に報告した、「SLIM MINI NOTE Libretto SS 1010」が発表されているからです。画面の解像度は違うものの他のスペックはほぼ同等の内容であり、敢えてバッティングする製品を投入するとは思えません。

 尚、CNET社のニュースの取材では、今回の「Libretto 110CT」モデルでも「Windows 95」搭載とされておりますが、「Windows 98サポート機種一覧(1998.07.06現在)」では、BIOSアップデートで「Libretto 100」もWindows 98サポート可能となっていますので、私個人は、敢えて「Windows 98」搭載でリリースされることを予想しています。(おいおい、CNET社に勝負して大丈夫?(^^;)  )


【98/10/30】暫定情報 「Netscape Communicator」の「JavaScript」に関する別のセキュリティ・バグ
 CNET社の10月29日付け(現地時間)の記事「Another bug found in Navigator」が公開されています。(記事中のリンクの一部は、セキュリティ・バグのデモがいきなり起動されますので、安易にクリックしてはいけません。)

 これは、日本語版の「CNET Briefs Tech News」でも翻訳されていない記事です。10月27日付けの関連(翻訳)記事「バグまみれのNavigator」(SSLアクセスに関する問題)という生々しい表題の記事の後に、新規に発見された「Navigator」のセキュリティ・バグですので、またかという感じです。

 今回のバグの原因も、やはり「JavaScript」です。悪意のあるWebサイト・オペレーターや電子メールの送信者が、ユーザーのブラウザー・キャッシュやファイルのディレクトリー構造の情報を読み取ることが可能なようです。また、デモサイトも公開されています。

 回避方法は、ブラウザの「JavaScript」機能を無効にすることです。2週間ほどで、Netscape社からパッチかパッチがあてられた「Navigator」がリリースされるようです。

   まだ、[Netscape Security Notes]でも正式に報告されていませんので、今後フォローしていきます。

【98/10/30】「Netscape Communicator」のSSLアクセスに関するセキュリティ・バグ 公式見解
 Netscape Communications社から、この「モバイル虎の穴」で【98/10/28】に報告した、「Netscape Communicator」のSSLアクセスに関するセキュリティ・バグ「No-Cache Meta-Tag Bug」が10月29日付け(現地時間)で公開されています。

 対象は、「Windows 32ビット 版(Windows NT 4.0 と Windows 95/98版?)」の ローカル・メモリ・キャッシュの内部の取り扱いが変更された「Netscape Communicator 4.07 〜 4.5のバージョン」です。また、将来のリリースで修正されるようです。


 このバグは、<META HTTP-EQUIV="Pragma"CONTENT="no-cache">という「HTML metaタグ」を有する「secure web pages (安全なWebページ)」に、影響を及ぼします。

 多数の人々が同じPCを使う場合にのみ、この問題は発生します。もし、<META HTTP-EQUIV="Pragma"CONTENT="no-cache">という「HTML metaタグ」を有する「secure web pages (安全なWebページ)」にアクセスして、情報を入力した後、「Netscape Communicator」を再スタートしなければ、引き続き使用した別な人が、入力した情報を見てしまうかもしれません。回避方法は、「Netscape Communicator」を再スタートだけでOKです。

【98/10/30】気まぐれ『今日の注目』リンク

パケット通信サービス「DoPa」の専用利用サービスを提供開始
(NTTドコモ)
横河電機、小型モバイルACアダプター『Mobilemate「PL1515B-0002」』を発売
(ASCII24)
フロッピィディスクに入れて持ち運べる高機能な携帯用メールソフトウェア「Pocket Mailer Ver2.0」 10月26日 発売開始!
(富士通静岡エンジニアリング)


【98/10/29】スクープ? iMac対応スケルトンタイプ USBハブ 登場
 サンテレホン株式会社から、iMacの認定が取れており、iMacカラー(スケルトン色)を採用した世界初?のUSBハブであるiMac対応スケルトンタイプ USB・HUB4ポート 10月30日新発売!が10月26日付けで公開されています。価格は、9,800円です。

 確認は必要ですが、Windows98環境でも使用可能なはずです。また、USBスケルトンケーブルもA・Bタイプ 0.7mm×1本(ブルー)と A・Aタイプ 0.7mm×1本(アイス)が、同梱されていますが、オプションとして別途「USBスケルトンケーブル」(700円)も近々発売されるようです。

 私はiMacは持っていませんが、これはスケルトン小物・マニア(そんなマニアいるの?)の私は、見た瞬間に欲しくなりました。(^^;) 値段も手頃ですので、見かけたら即買いでしょう。ちなみに、携帯「なごみ」機として、ゲームボーイカラーのスケルトンタイプを、発売日の朝8時(出勤途中)にはゲット済みです。(普通そんなヤツいないってばっ (^^;)  )

【98/10/29】2000年問題に名実ともに対応?した「Windows 2000」 発表
 Microsoft社から、99年発売予定の「Windows NT 5.0」の名称を、「Windows 2000」に変更する発表した「Microsoft Renames Windows NT 5.0 Product Line to Windows 2000; Signals Evolution of Windows NT Technology Into Mainstream」が10月27日付けで公開されています。

 「NT Workstation 5.0」は「Windows 2000 Professional」へ、「NT Server 5.0」は「Windows 2000 Server」へ、「NT Server 5.0 Enterprise Edition」は「Windows 2000 Advanced Server」へそれぞれ変更されます。また、新しいハイ・エンドの製品は「Windows 2000 Data Center」と呼ばれるようです。

 ちなみに、「Windows 98」の名称に変更はありません。ということは、「Windows 98」の名称は「2000年問題」に対応しないことになります。(^^;)

 尚、CNET Briefs Tech Newsの10月27日付けの関連(翻訳)記事「来年にはWindows 2000が登場」があります。

【98/10/29】「モバイル虎の穴」来訪者数 39万突破
 この「モバイル虎の穴」のトップページのカウンタ(来訪者の方)が39万を突破致しました。これからもご愛顧お願い致します。

【98/10/29】気まぐれ『今日の注目』リンク

性能を大幅に強化した「FMPenNoteモデルS3」新発売〜防滴加工と耐衝撃性に優れた筐体と、簡単なオぺレーションで業務を支援〜
(富士通株式会社)
イリジウムサービスの開始について - 11月1日より試験サービスとしてサービス提供開始 -
(日本イリジウム株式会社)
デスクトップ型に比べ約68%の省スペース化を実現したボックスレス型など企業向けパソコンの発売について〜 省スペース対応や運用管理機能を強化 〜
(日本電気株式会社)
                        

【98/10/28】暫定情報 「Netscape Communicator 4.5」のSSLアクセスに関するセキュリティ・バグ
 CNET Briefs Tech Newsの10月27日付けの関連(翻訳)記事「バグまみれのNavigator」が公開されています。

 この「モバイル虎の穴」で【98/10/19】に報告した、最新バージョンの「Netscape Communicator 4.5」に含まれる「Navigator 4.5」を使用して、SSL(セキュア・ソケット・レイヤー)を使ったサイトにアクセスし、それが一台のパソコンを複数の利用者で共有するケースだった場合、前の利用者のSSL通信が必要な程の重要な情報を見られてしまう可能性があるというものです。

   まだ、[Netscape Security Notes]でも正式に報告されていませんので、今後フォローしていきます。

【98/10/28】速報! メタリックカラーA5ファイル新「FMV-BIBLO MCシリーズ」 公開
 富士通株式会社から、ライトチタン色を基調とした、親しみやすいスマートなデザインや、すべての機種でTFT液晶のみの採用など、快適さを追求した新デザイン・新カラーで『FMV-BIBLOシリーズ』ラインアップ一新が10月28日付けで公開されています。10月30日(金曜日)より順次出荷予定です。

 「コンパクト筐体」という位置付けのA5ファイル「FMV-BIBLO MCシリーズ」は、従来のNCシリーズから名称変更されています。今回の機種はマグネシウム合金を採用したボディに、ライトチタンカラーとスチールブルーのツートンカラーが配色された「FMV-BIBLO MCVIII23」の1種のみで、価格は 298,000円です。

 主なスペックは、MMXPentium-233MHz、64MBメモリ(SDRAM)、3.2GB-HD、56Kモデム、FDD添付です。本体内蔵インターフェイスとして、携帯電話専用コネクタ×1、USBコネクタ×2、 PCカード TYPEI/II×1スロット(CardBus/ZVポート対応)、拡張キーボード×1(PS/2タイプ Mini DIN 6ピン)等を有しています。また外付けでインターフェイスを拡張する「コネクタボックス」も接続可能です。サイズは、230×170×31mm、重量 約1.2kgです。ちなみに、大容量リチウムイオンバッテリの搭載により、標準で最大約4時間もの長時間稼働を実現しています。また、商品紹介はこちらです。

 何と言っても特徴は、タッチパネル付8.4型TFT液晶(SVGA、800×600) です。キーボード手前にある指先で操作できるポインティングデバイス「クイック ポイントIII」は、当然のことながら、付属のペンを使用して、画面に直接触れても操作可能です。また、今回のモデルからUSBが本体に移され、Windows98のメリットを手軽に活かすことがようやく可能になっています。また、それもナント2個搭載され、言うこと無しです。そして、従来から弱点として指摘されてきたバッテリーの駆動時間も大幅に改善され、全般的にリファインされています。

 尚、今回から「企業向け」ノートパソコン「FMV-BIBLO 」新シリーズ は、『FMV-BIBLO LIFEBOOK(ライフブック)』という名称が採用されています。『LIFEBOOK』は、米国/欧州など海外で既に親しまれている富士通ノートパソコンのブランドであり、今回国内で販売する企業向けノートパソコンにも同一ブランドが採用されたものです。

【98/10/27】「Security Watch」の店じまい、及び「セキュリティ情報の集め方」のノウハウ公開
 Deerさんから、個人的にセキュリティに関して精力的に情報発信されてきた日本語の最大級のセキュリティ情報のページ「DeerPark」の中の「Security Watch」(http://www.ky.xaxon.ne.jp/~deerpark/security/)が完全に店じまいされました。

 また、店じまいの予告(http://www.ky.xaxon.ne.jp/~deerpark/security/CloseMsg.html)をされてから、情報収集の貴重なノウハウである「セキュリティ情報の集め方」(http://www.ky.xaxon.ne.jp/~deerpark/security/GetInf.html)の執筆をされていましたが、本日をもって完成されています。必見の内容です。

 私も勉強をさせて頂きました。長い間、有り難うございます。(リンクはDeerさんの意向を尊重し、トップページのみリンクを張り、その他のページはURLの紹介のみ行っております。)

【98/10/27】モバイルに最適な「ATOK12」単体発売 公開
 株式会社ジャストシステムから、一太郎9や花子9に搭載されている日本語変換システムの最新版である「ATOK12」の単体発売を開始するWindows98/95/NT対応の最新日本語変換システム「ATOK12」を11月20日発売が10月26日付けで公開されています。価格は 9,800円です。

 文脈解析・意味解析処理を向上させ、文中での「それ」や「これ」の指す意味を解析し、より適切な変換候補を提示したり、先頭の数文字を入力するだけでそれに合致する履歴を変換候補として提示する「省入力機能」など、入力効率を向上させる機能が搭載されています。

 ハッキリ言って、キー入力がしづらいモバイル機器こそ、変換効率にコダワルべきということが、私のモバイル哲学(^^;)ですので敢えて紹介します。また、商品紹介はこちらです。

 ちなみに私が、「Windows CE 2.0 日本語版」を搭載したマシンの利用を断念した理由の一つが、FEPの変換のショボさです。愛用のHP 200LX Palmtop PC では、自分で用意さえすれば利用者の好みのFEPが選択可能ですが、その中でもDOS版の名品「ATOK8(DOS版)」を使用中です。その為、単体製品発売に先がけてATOK12をゲット可能な「ATOK12キャンペーン」の内、「ATOKシリーズユーザー対象 優待販売」を利用して早速「ATOK12」を注文しました。

 尚、添付品に敢えてコダワル人には、「IME98 SR1 アップデート プログラム」や、「マイクロソフト IME97 for Windows 95 Upgrade」のチェックをお勧めします。

【98/10/26】速報! 約80g軽量化を実現し、乾電池駆動も可能なカラー「モバイルギアII」新登場
 NEC(日本電気株式会社)から、「Windows CE2.0」(日本語版)を搭載した「モバイルギアII  MC-Rシリーズ」のカラーモデルの後継機である高速CPU、56Kbpsモデム、デジタル携帯電話接続インタフェースを搭載した「モバイルギアII カラーモデルの発売についてが10月26日付けで公開されています。価格は 110,000円で、11月12日出荷開始予定です。従来機比で体積約15%/重量約80gの小型軽量化を実現しています。

 現行の「MC-R500」に比べて、処理速度の向上(NECが10月12日に発表したばかりの64ビットRISC型プロセッサ「VR4121」を搭載)、通信機能の強化(デジタル携帯電話接続インタフェース搭載、通常の9.6Kbpsに加え28.8Kbpsの「DoPa」もサポート)、携帯性の強化(連続バッテリ駆動時間10時間、オプションにより単3形アルカリ電池4本での駆動が可能)が図られています。

 また、商品紹介はこちらです。

 個人的には、オプションではあるものの、「レスキュー乾電池用パック」が今回リリースされたことを評価しています。どこでも入手可能な単3形アルカリ電池で、緊急避難的に使用したいケースが必ずあるものです。その場合に名前の通り「レスキュー乾電池用パック」は役立つはずです。また、その場合も非通信時は、5時間稼動可能ですので充分です。コストは掛かりますが、「単3形リチウム乾電池」(長時間使用可能で、低温特性で優れ、アルカリ乾電池の約2/3の重量)という究極の選択もありますしね。

【98/10/25】IEの『Untrusted Scripted Paste 問題(Cuartango 問題)』に対する日本語版パッチ公開
 マイクロソフト株式会社から、この「モバイル虎の穴」で【98/10/18】に報告した『Untrusted Scripted Paste 問題(Cuartango 問題)』に対する英語版のパッチに続き、日本語版のパッチが公開された「Internet Explorer 4.01 "Untrusted Scripted Paste" 問題の修正プログラムがご利用になれます」が公開されています。

 対象等は、お知らせしている通りです。

 今回は、[Microsoft Security Advisor Program 日本版]より、[IE セキュリティ情報]の方が先に公開されました。

【98/10/25】「Dotless IP Address問題(The WorldWideWait 問題)」に対するパッチが公開(英語版)
 Microsoft社から、この「モバイル虎の穴」で【98/10/21】に報告した、新たな「Internet Explorer 4」のセキュリティー・バグである「Dotless IP Address問題(The WorldWideWait 問題)」に対するパッチが公開された「Microsoft Security Bulletin (MS98-016)」として「Update available for "Dotless IP Address" Issue in Microsoft Internet Explorer 4 」(英語バージョン用)が10月23日付けで公開されています。

 対象は、「Windows NT 4.0 と Windows 95版の Internet Explorer 4.0,4.01 及び 4.01 SP1」と、「Internet Explorerが統合されている Windows 98」、「Windows 3.1 と Windows NT 3.51版の Internet Explorer 4.0及び 4.01」, 「unix版の Internet Explorer 4.01」です。ちなみに、「Internet Explorer 3」と、「Macintosh版の Internet Explorer 4」は、対象外です。

 現在公開されているのは、英語版用のみであり、日本語版は公開待ちです。

 ちなみに、閲覧者が、「イントラネット ゾーン」でのセキュリティーを意図的に甘く設定していた場合(セキュリティーレベル:低 「損害を与える可能性があるコンテンツの実行前に警告しません」に設定 等)は、危険ですが、デフォルトでは中(安全)「損害を与える可能性があるコンテンツの実行前に警告します」に設定されていますと、紹介済みです。

 しかし、新たな情報が付加されています。それは、「インターネット ゾーン」とローカルな「イントラネット ゾーン」とでは、基本的にデフォルトでは中(安全)「損害を与える可能性があるコンテンツの実行前に警告します」に設定されていて同一ですが、1点相違点があるということです。具体的には「NTLM challenge response認証」によるログオンが、ローカルな「イントラネット ゾーン」だけ自動で行われます。

 「インターネット ゾーン」とローカルな「イントラネット ゾーン」を同一の動きにする為には、「表示」メニューの「インターネット・オプション」を選択し、「セキュリティ」タブを選択します。「イントラネット ゾーン」を選択し、「カスタム」をクリックし、「設定」ボタンを押します。リストの中の「ユーザー認証」の「ログオン」の項目で、「use under User Identification | Logon」(原文のまま、「ユーザー名とパスワードを入力ログオン」のこと?)を選択し、「OKボタン」で反映します。

【98/10/24】ミニ・コラム モバイルを自分の中に定着させる秘訣?
 バイオC1の本体にあるインターフェースに、外部ディスプレイ接続用のものがありますが、これはD-sub 15ピン(専用mini端子)となっています。その為、通常のディスプレイやプレゼン用のプロジェクターに接続する際には、本体に同梱されている「VGA変換アダプター」経由で接続可能です。

 しかし、この「VGA変換アダプター」は、アクセサリー扱いでは無いため簡単に入手が出来ません。普段はバイオC1を机で外部ディスプレイに接続して使用している為、その外部ディスプレイのケーブルに付けっぱなしにし、持ち歩き用の予備が欲しいというケースや、紛失したケースでは、販売店経由でも再入手が、困難なのです。

 しかし、実際に入手出来ました。「ソニーサービスステーション」にて、取り寄せで入手可能です。また、価格は 2,900円です。

 ちなみに私は、バイオC1本体は、メモリを最大の 96MB化し、1スロットしかないPCカード・スロットには、2つの機能を併せ持つLAN&PHSデータ/FAXカード「DFL3200」(TDK)を、常に挿しっぱなしです。

 また、机上で使用するものとは完全に別の持ち運び専用として、「ACアダプタ」、「ホイールマウスUSB」、「VGA変換アダプター」を ZEROのアタッシュ・ケースの中に常備しています。

 その為、机上で使用中のバイオC1を外へ持ち出すときは、「15インチ液晶ディスプレイが繋がったケーブル」と、「USBハブが繋がったケーブル」(USBマウス、USBキーボード、USBフロッピーが接続中)、「LANケーブル」、「ACアダプタ・ケーブル」の4本のケーブルを引き抜いて、サッとバイオC1本体のみを ZEROに放り込むだけです。

 持ち運びする為に購入したノート型パソコンがいつの間にか机に常駐するケースが多い中で、モバイルを自分の中に定着させる秘訣は、いかにズボラが出来る環境を整えるかです。(^^;)

【98/10/23】厚さ 9.5 mmタイプで最強の 6.4GBのHDD登場
 日本アイ・ビー・エム株式会社から、全ての製品ラインにGMRヘッドを採用し、最大5.7ギガビット/平方インチの面記録密度を持つ「IBM Travelstar Series」の新製品「IBM 2.5-inch Hard Disk Drive」が10月22日付けで公開されています。12月以降に出荷開始予定です。

 2.5インチHDDで、ラインナップは「Travelstar 14GS」(厚さ:17 mm)、「Travelstar 10GT」(厚さ:12.5 mm)、「Travelstar 6GN」(厚さ:9.5 mm)の3種です。ちなみに、17 mm厚のHDDを内蔵するノート型パソコンは現在殆どありません。また、ミニ・ノートクラスのパソコンは 9.5 mm厚の場合が殆どです。(Libretto SS 1010/1000が、採用している 6.35mm厚は、別格の薄さです。)

 注目の「Travelstar 6GN」(厚さ:9.5 mm)は、6.4GBと 4.8GBと 3.2GB(従来品は、4.3GBと 3.2GBと 2.1GB)の容量を持ちます。また、「Travelstar 10GT」(厚さ:12.5 mm)は、10.0GBと 8.1GB(従来品は、6.4GBと 5.4GB)の容量を持ちます。

 これらの製品は製造メーカへのOEM販売のみを行っており、個人への小売りは行われていませんが、「Travelstar 6GN」(厚さ:9.5 mm、6.4GB)のサンプル価格は 8万円のようです。現在、価格面から実質採用が一番多いのは、最大容量の一つしたのランクのものですが、これが9.5 mm厚の場合、現在の「3.2GB」から「4.8GB」に変更されていくでしょうから楽しみです。

【98/10/23】「モバイル虎の穴」来訪者数 38万突破
 この「モバイル虎の穴」のトップページのカウンタ(来訪者の方)が38万を突破致しました。これからもご愛顧お願い致します。

【98/10/22】速報! Windows 98がプリインストールされた「Libretto SS 1000」のマイナーアップ版登場
 株式会社東芝から、Windows 98がプリインストールされた「Libretto SS 1000」のマイナーアップ版「SLIM MINI NOTE Libretto SS 1010」が10月22日付けで公開されています。(あの〜、Webブラウザの左上の表示されるこのWebページのタイトルが「SLIM MINI NOTE Libretto SS 1000」のままなんですけど...(^^;) )重量は 約820gで、価格は オープンプライスです。

 従来の「Libretto SS 1000」に比べ、CPUはMMX Pentium 233MHz(従来は 166MHz)、メモリは64MB(従来は 32MB)に強化され、OSがWindows 98に変更されています。

 何とも残念なのは、USBインターフェイスが本体に存在せず、オプションのI/Oアダプタまたはポートリプリケータが必要な弱点が相変わらず改善されていないことです。Windows 98がプリインストールされた今回、どうしても変更して欲しかった項目です。

【98/10/21】新たな「IE 4」のゾーン誤認バグ 公開
 WorldWideWait社から、新たな「Internet Explorer 4」のセキュリティー・バグである「The WorldWideWait bug - FAQ」が10月17日付けで公開されています。

 対象は、「Internet Explorerが統合されている Windows 98」と、「Internet Explorer 4」です。

 WebブラウザでWebサイトへアクセスする場合、通常はURLを指定してアクセスしますが、4バイトで「x.x.x.x」というように通常ドットで区切って表すIPアドレスを直接指定してアクセスすることも可能です。そのIPアドレスを、ある計算方法で連続した数値に置き換えることにより、インターネット上の「インターネット ゾーン」であるにも関わらず、「Internet Explorer 4」が社内向けである「イントラネット ゾーン」と誤認してしまうセキュリティー・バグを突いたものです。

 閲覧者が、「イントラネット ゾーン」でのセキュリティーを意図的に甘く設定していた場合(セキュリティーレベル:低 「損害を与える可能性があるコンテンツの実行前に警告しません」に設定 等)、極端な話自分のパソコンのハードディスクを空っぽにされてしまうような危険な「Active Xコントロール」を、インターネット経由で誤って警告無しで実行してしまう可能性もあります。


 ちなみに、「イントラネット ゾーン」でのセキュリティーレベルは、デフォルトでは中(安全)「損害を与える可能性があるコンテンツの実行前に警告します」に設定されています。

 尚、CNET Briefs Tech Newsの10月20日付けの関連(翻訳)記事「セキュリティゾーンを突破してしまうIEのバグ」があります。

【98/10/20】追加情報 やはり「Netscape Communicator 4.5」正式版(英語版)は、「"Son of Cache-Cow" 問題」に対応済み
 CNET Briefs Tech Newsの10月19日付けの関連(翻訳)記事「ネットスケープ、Communicator 4.5を出荷」があります。

 取材内容ではやはり、JavaScriptが動くNetscapeブラウザのすべてのバージョンに影響を及ぼすセキュリティー・バグ「The Injection Bug」(「"Son of Cache-Cow" 問題」)へは、対応済みとされています。

【98/10/20】Windows CE Handheld PC Professional Edition搭載「HP Jornada 820 Handheld PC」 公開
 Hewlett-Packard社から、この「モバイル虎の穴」で【98/10/09】に報告した、「Windows CE Handheld PC Professional Edition」を搭載する「HP Introduces the HP Jornada 820 Handheld PC」が10月19日付けで公開されています。重量は 1.1kgで、価格は 999ドルです。製品情報は、こちらです。

 「HP Jornada 820 Handheld PC」は、CPUに 「Intel StrongARM 190MHz」を採用し、56Kbps v.90 内蔵モデム、マウス替わりのタッチ・パッド、スタンダードのVGAモニターやプロジェクターへの出力を可能にするVGAアウト・ポート等を、搭載しています。また、バッテリーを再充電すること無しにポケット・ワードで10時間切れ目なくタイプすることが可能です。

 今回の「HP Jornada 820 Handheld PC」」と、従来の「HP 600シリーズ」は、HP自身が示唆する通り、利用者のニーズをフルカバーする為にお互いに補完し合うという位置付けです。また、ラインナップ的には現在は製造されていない「HP OmniBook 800」(重量:1.77 kg)の置き換えといったイメージが強いです。

 しかし、Windows CE Handheld PC Professional Edition搭載マシンの良さを端的に言うと、「バッテリーで長時間駆動」「ハード・ディスクを搭載していない為、(ハード的にも、システム的にも)トラブルに強い」「速やかな使用再開」の3点です。しかし、最大の弱点はWindows 95/98を置き換える程、使えるソフトが揃っていないことです。成功するかどうかは、やはりソフトの充実具合によります。

 尚、CNET Briefs Tech Newsの10月19日付けの関連翻訳記事『HPがJornadaハンドヘルドを発表』があります。

【98/10/19】速報! 「Windows CE Handheld PC Professional Edition」用「SH-4シリーズ」新製品 公開
 株式会社日立製作所から、インターネットの接続機能を高めるとともに32MBの大容量メモリーを標準搭載することで使い勝手を高めた「インターネット簡単設定」機能、32MB大容量メモリーを搭載したカラーハンドヘルドPC「PERSONA(ペルソナ)HPW-230JC」を発売が10月19日付けで公開されています。発売予定は 11月6日で、価格は 138,000円です。

 搭載されるOSは、この「モバイル虎の穴」で【98/10/09】に報告した、「Windows CE Handheld PC Professional Edition」では無く、当然「Windows CE 2.0 日本語版」です。また、期待していたCPUも、この「モバイル虎の穴」で【98/05/16】に報告した、「SH-3」の上位機種として、133MHz動作を実現した 「SH7709A」、「SH7729」では無く、SH-3(100MHz)と変更無しです。

 ちなみに、230MIPS/896MFLOPSの高性能と400mWの低消費電力を実現した「SH-4シリーズ」を製品化というニュースリリースも同日公開されてます。この「SH-4シリーズ」が今回の「PERSONA(ペルソナ)HPW-230JC」に採用されていない理由は、98年12月からサンプル出荷されるからでは無く、「SH-4シリーズ」は「Windows CE Handheld PC Professional Edition」からサポートされ、日本語版の最新バージョンである「Windows CE 2.0 日本語版」は、サポートしていないからです。

 また、次世代WindowsCEである「Windows CE Handheld PC Professional Edition」に対応したハンドヘルドPC用の1チップ周辺LSIチップセット(USB、キーボードコントローラインタフェース、プリンタインタフェース等を機能を1チップ化、及び2つのディスプレイに異なった画像を表示可能なLCDとCRTの同時2画面表示機能を1チップ化)も製品化されています。

 個人的には、1,000MIPSを目指して開発中の「SH-5」を搭載したWindows CEマシンの製品化が、楽しみです。

【98/10/19】「"Son of Cache-Cow" 問題」に対応した?「Netscape Communicator 4.5」正式版(英語版)公開
 Netscape Communications社から、Webブラウザの最新版「Netscape Communicator 4.5」の正式版(英語版)の概要である「Communicator 4.5 Release Notes」が10月16日付けで公開されています。また、FTPサイトで10月16日付けで公開され、ダウンロード可能になっています。

 Windows 32bit版、Macintosh PPC版、UNIX版が公開されています。残念ながら、「Netscape Navigator」は同時公開されていません。

 色んなニュース・サイトでは報じられていませんが、この「モバイル虎の穴」で【98/10/07】に報告した、「Brumleve Cache Bug」対応としてリリースされた「Netscape Communicator 4.07」も含む JavaScriptが動くNetscapeブラウザのすべてのバージョンに影響を及ぼすセキュリティー・バグ「The Injection Bug」(「"Son of Cache-Cow" 問題」)へは、対応済みなのでしょうか?

 私が実験した範囲では、このセキュリティー・バグには、対応済みのようです。閲覧者のハード・ディスクのローカル・ディレクトリの構造やURLのキャッシュを、ローカルで取得した後、悪意のあるWebサイトへ情報を送ろうとした所?で、「JavaScript」の実行エラーが発生します。どうやら一安心です。しかし、Netscape Communications社からは、正式に対応状況は広報されていませんので、今後[Netscape Security Solutions]をウォッチする必要があります。


【98/10/18】IEの『Untrusted Scripted Paste 問題(Cuartango 問題)』に対するパッチ公開
 Microsoft社から、この「モバイル虎の穴」で【98/10/16】に報告した、『Untrusted Scripted Paste 問題(Cuartango 問題)』に対するパッチが公開された「Microsoft Security Bulletin (MS98-015)」として「Update available for "Untrusted Scripted Paste" Issue in Microsoft Internet Explorer 4.01」(英語バージョン用)が10月16日付けで公開されています。

 対象等は、お知らせしている通りです。

 現在公開されているのは、英語版用のみであり、日本語版は公開待ちです。

【98/10/17】USBインタフェースのフルカラーモバイルスキャナ発表
 NEC(日本電気株式会社)から、小型・軽量に加え、電源がUSBインタフェースを経由してパソコン本体から供給されるモバイル向きの「A5サイズで重量約600gの小型・軽量を実現したフルカラーモバイルスキャナの商品化について」が、10月15日付けで公開されています。出荷予定は、11月20日で、価格は34,800円です。

 名称は「マルチリーダ PetiScan(プチスキャン)」、大きさは、A5サイズ(縦140mm、横215mm)で薄さ36mm、重量約600gです。

 特徴は、スキャナ本体の裏面が透明窓になっていることで、セットした原稿を本体の裏面側から確認できるため、パソコンの画面上でわざわざ読み取り範囲の確認をする必要がありません。また、本体側面にある「スキャンボタン」を押すだけで、自動的に読み取り用のアプリケーションが起動し、原稿の読み取りを開始可能です。

 私は、現在1,500枚以上の名刺を持っており、とても覚えられない為、全て愛用の200LXに標準で搭載されるデータ管理ソフトに登録していました。その為、どこでも手のひらの中で1,500名の全ての登録内容を対象に必要なキーワードで「全文検索」をして名刺を探していました。しかし、おまけのソフトに1,500名登録という酷な使い方をした為、最新の約500名分のデータが消滅し、またバックアップデータは、その壊れたデータで上書きバックアップするという最悪のパターンで、無くしています。

 とても再度手入力する気も起きないので、手頃な名刺入力及び、管理ソフトを探していましたが、この「マルチリーダ PetiScan(プチスキャン)」には、名刺管理ソフト体験版(名刺ふぉるだー体験版:優待価格で製品版が購入可能) が同梱されています。

 この、名刺イメージをテキスト化して分類管理する名刺データベースソフト「名刺ふぉるだー」(価格:23,800円)は、「チャンドラ」の生みの親として有名な株式会社ライオス・システムの製品です。

 電話番号やE-mailアドレスなどの小さな文字も認識可能ですし、分類したテキストと名刺イメージを同時に表示することや、CSV形式ファイルでの保存も可能です。体験版では30名まで登録可能ですので、使い勝手を見てゲットしてみたい気もします。

【98/10/16】Untrusted Scripted Paste 問題(Cuartango 問題)の詳細公開
 マイクロソフト株式会社から、この「モバイル虎の穴」で【98/10/13】に報告した、『Untrusted Scripted Paste 問題(Cuartango 問題)に関するお知らせ』の内容が「Microsoft Security Advisor」に追加されて、10月15日付けで公開されています。

 先にお伝えした通り、Internet Explorer で悪意のある Web サイトを閲覧すると、パスやファイル名がわかっている場合、Script を使ってディスク上のファイルを読まれる可能性があるというものです。また、現在修正プログラムを至急開発中となっています。こうして、概略にしろ日本語で案内が出るようになっただけでも、大きな進歩です。(あれ、あまり誉め言葉になっていないかな? (^^;)  )

 詳細な内容は、「Untrusted Scripted Paste Security Issue in Internet Explorer 4.01」(英語情報)にあります。

 対象は、「Windows NT 4.0 と Windows 95版の Internet Explorer 4.01 及び 4.01 SP1」と、「Internet Explorerが統合されている Windows 98」、「Windows 3.1 と Windows NT 3.51版の Internet Explorer 4.01」です。ちなみに、「Internet Explorer 4」以前は、対象外です。

 また、Internet Explorerをデフォルト・ブラウザーとして使用していなくても、Internet Explorerによって供給されるHTML機能を使用するソフトウェア(Outlook ExpressやOutlook 98等)にも影響を及ぼします。

 そして、Macintosh や UNIX版の Internet Explorerは、どのバージョンでも影響を受けません。

 また、この問題に対応するhotfixは,来週早くまでにダウンロード可能(英語版)と予告されています。

 回避方法は、「インターネット ゾーン」で、アクティブ・スクリプト(「VBScript」および JavaScript の機能が全て実装されている「JScript」)を「無効にする」ことです。

 具体的には、「表示」メニューの「インターネット・オプション」を選択し、「セキュリティ」タブを選択します。「インターネット ゾーン」を選択し、「カスタム」をクリックし、「設定」ボタンを押します。リストの中の「アクティブ・スクリプト」の項目で、「無効にする」を選択し、「OKボタン」で反映します。また、「制限付きサイトゾー ン」にも同じ設定をします。


 尚、CNET Briefs Tech Newsの10月13日付けの関連翻訳記事『またIEにユーザーのハードディスクを暴露するバグ』があります。

【98/10/16】「モバイル虎の穴」来訪者数 37万突破
 この「モバイル虎の穴」のトップページのカウンタ(来訪者の方)が37万を突破致しました。最近はコンスタントに、毎日約2,000名の方に見て頂いているようです。これからもご愛顧お願い致します。

 また、「日経オープンシステム」の98年10月号の特集「不正アクセスを防ぐ---設定ミスやバグが狙われる,基本対策が最大の防御---」に、私が取材を受けた時のコメントを掲載して頂きました。(ナント、熊本まで来て頂きました。)チャンスがあれば、是非ご覧になって下さい。

【98/10/15】「バイオC1」BIOSアップデートプログラム公開
 VAIOテクニカルレスポンスセンターから、「バイオC1」 (BIOSバージョンR0104T0)の発売当初から指摘されていた問題を改善する『BIOS 「R0108T0」 のアップデートプログラム ダウンロードのご案内』が、10月13日付けで公開されています。URLは、「http://www.ittrc.sony.co.jp/download/W-N09-U00-1.html」です。(ページに直接リンクするのは禁止されている為、URLをご紹介します。)

 改善される問題は、「USB FDD からのシステム起動に時間がかかる」と「Windows を Safe Mode で起動した場合、USB FDD が使用できない」の2点です。

 尚、HotWired Japanの「バイオC1」の関連記事『それはただのミニノートPCなのか? ソニーの話題の新製品「バイオノートC1」出現の意味』があります。(常連の もばレン静岡支部のCX様から教えて頂きました)

【98/10/14】ウェアラブルPC「Ruputer」の上位機種発表
 セイコーインスツルメンツ株式会社から、携帯性、即時性に優れ、パソコンとの連携で情報管理が可能なリスト型携帯情報端末 ウェアラブルPC「『Ruputer(ラピュータ)』の新モデル、『Ruputer Pro4(ラピュータ プロ フォー)「MP140」新発売』」が、10月14日付けで公開されています。発売予定は、11月10日で、価格はオープン価格です。

 今回発売されるウェアラブルPC『Ruputer Pro4(ラピュータプロ フォー)「MP140」』は、従来の『Ruputer(ラピュータ)「MP110」』および『Ruputer Pro(ラピュータ プロ)「MP120」の上位機種にあたります。

 特徴は、4Mバイトのフラッシュメモリが搭載され、カラーバリエーションも、「マットブラック」と限定発売の「スケルトン」の2種類になっています。

 ちなみに、発売前にコンセプトの斬新さからあれほど騒がれた「Ruputer」ですが、蓋を開けると苦戦しています。確かに「Ruputer」を使わないといけない必然性に乏しかったことが原因だと私は考えますが、今回新しい提案として、『Ruputer MAIL DOWNLOAD(ラピュータ メール ダウンロード)』がオプション発売されます。私も使用中の「Becky! Internet Mail(ベッキー!インターネットメール)」Ruputer対応版がバンドルされ、 Ruputerに未読メール等をダウンロードし、どこでも簡単にメールを読むことが可能です。

 現在時刻に一番近い発車時刻までの時間を計算可能な「おたすけ時刻表」や、Ruputerの赤外線ポート経由でテレビを操作する「TVリモコン」等の便利なフリーウェアが同梱されていますが、こうしたソフトが増えることが普及への近道ですね。

【98/10/13】「Internet Explorer 4」の「Cuartango(クアルタンゴ) security Hole」公開
 フアン・カルロス・ガルシア・クアルタンゴ氏から、悪意のあるWebサイト運営者のページを訪れると、(もしファイル名が知られていれば)閲覧者のコンピュータの任意のファイルが、悪意があるスクリプトによりWebサイトに送られてしまうというセキュリティー・バグのデモを行う「Cuartango security Hole」が公開されています。

 対象は、「Microsoft Internet Explorer 4」と、「Microsoft Internet Explorer 5 Preview版」です。但し、「Microsoft Internet Explorer 4」以前は、対象外のようです。

 また、この問題に対応するhotfixは,数日でリリースされる?ようです。

 影響は、悪意のあるWebサイト運営者のページを訪れると、(もしファイル名が知られていれば)閲覧者のコンピュータの任意のファイルが、悪意があるスクリプトによりWebサイトに送られてしまうということと、クリップボードのコンテンツも、Webサイトに送られてしまうということです。パソコン上のファイル名は、決まりきったインストールのままですと、誰にでも分かりますので、このセキュリティー・バグは非常に危険です。

 回避方法は、JavaScript機能をオフに設定することです。


 尚、WIRED NEWSの10月9日付けの関連翻訳記事「IEに次々とセキュリティー・ホール」があります。

P.S. 現在出張中ですが、ホテルが高層でどうしても部屋からPHS経由でftpできないので、ホテルの廊下からこの文章のアップロード中です。どうみても怪しい姿ですよね。(^^;)

【98/10/12】Webブラウザの「JavaScript」機能は、全て停止?
 Netscape Communications社から、この「モバイル虎の穴」で【98/10/07】に報告した、「Brumleve Cache Bug」対応としてリリースされた「Netscape Communicator 4.07」も含む JavaScriptが動くNetscapeブラウザのすべてのバージョンに影響を及ぼすセキュリティー・バグの情報「The Injection Bug」が、10月7日付けで公開されています。

 しかし、この「Brumleve Cache Bug」以外にも、Netscapeブラウザで「JavaScript」に起因する新規のセキュリティー・バグが見つかっています。また、Netscapeブラウザだけかと思っていたら、「Internet Explorer」にも「JavaScript」に起因するセキュリティー・バグが新規に見つかった模様です。

 いずれにしても、しばらくWebブラウザの「JavaScript」機能を、全て停止ですね。今日は、徹夜明けで頭がボ〜っとしています(^^;)ので、詳しい情報が集まり次第、フォローしていきます。

【98/10/11】「バイオC1」用アイテム評価
 さて、秋葉原でゲットした「バイオC1」関連のアイテムを評価した結果発表です。

   ■PCカード TDK LAN&PHSデータ/FAXカード「DFL3200」(定価:29,800円)
      *イーサネット10Base-Tアダプタと、NTTパーソナル32kパルディオ用データ/FAX通信機能
       を併せ持つマルチファンクション・カード。
      ◎イーサネットと、NTTパーソナル32kパルディオ用データ通信機能、共に問題無く稼動OK!
       但し、起動時にLANの状態を確認しにいくので、15秒程起動完了まで時間が余計に掛か
       るようになります。う〜む。
       しかしPCカードスロットが1スロットしかなく、PCカードのイジェクトレバーを折り易い
       「バイオC1」には、挿しっぱなしでOKの、マルチファンクション・カードは、最高です。

   ■Enhanced USBキーボード(日本語109キー) 「ASB-KB1」(Sofmap東京1号店 販売価格:5,979円)
      *PS/2マウス接続コネクタ付
      ◎机上用として、マウスと、15インチ液晶ディスプレイと組み合わせて使用中。
       付属のPS/2マウス接続コネクタでのスクロールタイプのマウス対応は不可でした。
       また、PS/2マウスを挿して使用した所、Logitech「ホイールマウスUSB」とカウント数が
       合っておらず操作性も悪い為、USBハブを買って「ホイールマウスUSB」を使用可能に
       しました。

   ■ケース サンワサプライ 「PDA-CASE16NE」(定価:3,180円)
      *「バイオC1」のVAIOカスタマー登録者へのプレミアムプレゼントにナント!「バイオC1専用
       キャリングソフトケース」が含まれているようです。ソニーさん、エライ!
       尚、私はたまたま品切れの為、この「PDA-CASE16NE」のケースをゲットしていませんでしたの
       で、プレミアムプレゼントを待つことにします。(^^;)

【98/10/11】「モバイル虎の穴」来訪者数 36万突破
 この「モバイル虎の穴」のトップページのカウンタ(来訪者の方)が36万を突破致しました。これからもご愛顧お願い致します。

【98/10/10】VAIO『PCG-C1』の略称化問題 決着?
 ソニー株式会社から、以前から予告されていたホイール搭載でスクロール機能に対応したWindows98搭載の「バイオ・ノート」シリーズ、「バイオノート 505」シリーズ、および「バイオC1」で使用可能な「USBマウス PCGA-UMS1」が公開されています。10月24日発売予定で、標準価格は 6,800円です。

 「持ち運びに便利なコード巻き付け式」と、「本体にマッチしたデザイン」に惹かれますが、Logitech製 「ホイールマウスUSB」のスムーズな操作性も気に入っています。

 しかし、正式名称VAIO『PCG-C1』の略称/俗称として、「ミニVAIO」等様々のものがあふれましたが、ソニー自身が公式のWebページで「バイオC1」という単語を使用しましたので、私も今後は「バイオC1」で統一することにします。

【98/10/09】スクープ! 「H/PC Professional Edition」用新マシン 写真付きで公開
 Microsoft社から、12社の「Windows CE Handheld PC」製造業者(原文:original equipment manufacturers)および、40以上のソフトウェアおよびハードウェアの関連会社がサポートを発表したという「Microsoft Announces Windows CE Handheld PC Professional Edition」が10月8日付けで公開されています。

 来週開催される「Microsoft Professional Developers Conference」では、いくつかのOEMベンダーが「Microsoft Windows CE Handheld PC Professional Edition」が稼動する新しい「Windows CE Handheld PC」マシンのデモを行うだろうとされています。

 以前は「Jupiter(ジュピター)」とコード名をつけられ、Windows CE 2.11オペレーティングシステムをベースにした「H/PC Professional Edition」は、フルサイズのVGAやSVGAディスプレイをサポートします。また、USBサポート、どちらか一方のポインティング・デバイス(従来のタッチスクリーンか、新規にサポートされるマウス)、サポートするCPUの拡大、バッテリー寿命改善等が特徴です。さらに、「Pocket Access」を追加されています。

 そして、「H/PC Professional Edition」をOEMするハード・ベンダーは、「カシオ・コンピュータ」,「NEC」,「日立アメリカ」,「シャープ・エレクトロニクス」,「富士通」,「ヒューレット・パッカード」,「コンパック・コンピュータ」,「Everexシステム」,「LGエレクトロニクス」,「NTSコンピュータシステム」,「サムソン・エレクトロニクス・カンパニー」,「Vadem」の12社です。日本関連では初めて富士通が、OEMハード・ベンダーとして名を連ねています。

 ちなみに、ザウルスがある為?日本では法人向けにしか「Windows CE Handheld PC」マシンを販売していないシャープが、実は今回一番気合が入っています。

 なんともう新機種が、米国のシャープ・エレクトロニクス社のWeb上で公開されているのです。写真付きのページをリンク付きで紹介するのは、日本では「モバイル虎の穴」が初めて?ですが、珍しい外観の「Sharp Mobilon TriPad PV-6000」 (リリース文)と、従来機の延長の「Sharp Mobilon Pro PV-5000」 (リリース文)です。どうやら今月から出荷されるようです。

 「Sharp Mobilon TriPad PV-6000」は、バックライト付きタッチスクリーン式9.4インチVGA (640 x 480)の256色のDSTN カラー・ディスプレイと、クルリと引っくり返って本体と密着する可動性が特徴です。バッテリーで12〜16時間稼動し、サイズは、290 mm (w) x 225.5 mm (d) x 24.5 mm(h)、重さは 3.2 ポンド、約$999の標準小売価格(retail price)で発売される模様です。

 「Sharp Mobilon Pro PV-5000」は、バックライト付きタッチスクリーン式8.2インチVGA (640 x 480)の4,096色のDSTN カラー・ディスプレイと、オプションの「Color Digital Camera Card」が特徴です。バッテリーで8時間稼動し、重さは 2.7 ポンド、約$899の標準小売価格(retail price)で発売される模様です。

 また、Hewlett-Packard社からも、190MHzで稼動するIntel's 32-bit StrongARM processorである「SA-1100」を採用する「HP Announces Support of Microsoft's New Windows CE, Handheld PC Professional Edition」10月8日付けで公開されています。

 尚、CNET社の10月8日付けの関連翻訳記事「Windows CE最新版がリリース」があります。

【98/10/08】フロンティア神代専用!?「チャンドラ2」用「USキーボード」登場
 フロンティア神代から、以前から予告されていたコード名「チャンドラ2」用の「USキーボード」の取り扱いをついに開始した「RT233/166mini 用USキーボード」が10月6日付けで公開されています。新規購入時にオプションとして選択する場合、価格は15,000円です。

 また、既存の「RT233/166mini」所有者向けの「RT233/166mini 用USキーボードへの交換サービス」も公開されています。交換サービス代金は、20,000円(工賃込み/送料別途)です。尚、割引券利用時は、15,000円です。いずれにしても、交換した日本語キーボードは返却されません。

 しかし、工賃込みの「交換サービス」しかなく、交換した日本語キーボードが返却されないということは、「USキーボード」を部品として単品購入することが困難な為、フロンティア神代製以外のチャンドラ2の「USキーボード」化は絶望的です。

 ここは一発IBMに、米国でも当然発売中の「IBM ThinkPad notebook」のキーボード(つまり自動的に「USキーボード」)を、部品として購入可能にしてもらえればと考えて、米IBMの「ThinkPad」のWebページにアクセスすると、この「モバイル虎の穴」で【98/07/22】に報告した、「ThinkPad 235」は、...未発表やんけ〜(^^;)。

【98/10/07】「Brumleve Cache Bug」対応「Netscape Communicator 4.07」無力化
 プログラマーのDan Brumleve氏から、「Brumleve Cache Bug」対応としてリリースされた「Netscape Communicator 4.07」も含む JavaScriptが動くNetscapeブラウザのすべてのバージョンに影響を及ぼすセキュリティー・バグの情報 「"Son of Cache-Cow" Netscape Vulnerability」 が10月5日付けで公開されています。(リンクを張っていませんが、安易にページ内リンクをクリックすると、色々な情報を引き出されてしまいます。)

 引き続き、「Internet Explorer」は、対象外のようです。

 サンプルとして、4つが公開されています。

   ■「cookie-monster.cgi」: 随意の場所からクッキーを盗む
   ■「file-list.cgi 」  : 対象者のハード・ディスクのローカル・ディレクトリのコンテンツ(構造)を盗む
   ■「file-list-old.cgi 」: Netscape 4.01でも動作するように手をいれたfile-list.cgiの別バージョン
   ■「cache-cow-4.07.cgi」: 「Netscape Communicator 4.07」(英語版)でも動作するようにした
                     お馴染みのURLのキャッシュを盗む「cache-cow」

 私は、「Netscape Navigator 4.07」に早速アップグレード済みでしたが、見事に情報を引き出されました。Netscape Communications社の、面目丸潰れです。

 回避方法は、前回とは異なり、JavaScript機能をオフに設定するしかありません。(もしくは、「Internet Explorer」を使用する?)


【98/10/08】追加情報 「Brumleve Cache Bug」対応「Netscape Communicator 4.07」無力化
 CNET社の10月7日付けの関連(翻訳)記事「Navigatorにまたバグ」があります。

【98/10/06】「Brumleve Cache Bug」対応「Netscape Communicator 4.07」(英語版) 公開
 Netscape Communications社から、この「モバイル虎の穴」で【98/09/29】に報告した、悪意のあるWebサイト運営者のページを訪れると、自分がどのサイトを見てきたかというURLのキャッシュを盗み見されてしまうというセキュリティー・バグである「Brumleve Cache Bug」に対応した「Netscape Communicator 4.07」(英語版)が「FTPサイト」で10月3日付けで公開されています。

 セキュリティー・バグ対象は、JavaScriptが動く全てのバージョン・全てのプラットフォーム版の「Netscape navigator」と、「Netscape Communicator」ですが、Mac版,UNIX版,Windows版が公開されています。

 詳しい報告がアップされる[Netscape Security Solutions]に注目です。

 尚、CNET社の10月5日付けの関連翻訳記事「Netscape Navigator 4.07でバグ解消」があります。

【98/10/05】「モバイル虎の穴」的 最強VAIO『PCG-C1』化大作戦 一部差し替え版(^^;)
 さて、秋葉原でVAIO『PCG-C1』関連のアイテムをゲット中ですが、早速、最強VAIO『PCG-C1』化大作戦に一部差し替えが発生しました(^^;)。

 マイクロソフト自身が情報を取りまとめた「USB 製品カタログ」にも記載されていない「USBキーボード」に隠れた名品がありました。(あくまで私が4品の中から選んだので、直ぐ変更する可能性もありますが....(^^;) )

   ■Enhanced USBキーボード(日本語109キー) 「ASB-KB1」(Sofmap東京1号店 販売価格:5,979円)
      *PS/2スタンダードマウス接続コネクタ付(スクロールタイプのマウス対応は不明)。
       机上用として、PS/2マウスと、15インチ液晶ディスプレイと組み合わせて使用予定。

 そう言えば「PC Watch」の「週間スタパトロニクス」に「買いました、ミニバイオ〜ソニーVAIO PCG-C1購入編〜」が掲載されています。

 尚、ゲットした製品の感想は、また別途アップします。

【98/10/05】「モバイル虎の穴」来訪者数 35万突破
 この「モバイル虎の穴」のトップページのカウンタ(来訪者の方)が35万を突破致しました。これからもご愛顧お願い致します。

【98/10/04】「モバイル虎の穴」的 最強VAIO『PCG-C1』化大作戦 発動!
 さて、今週は東京に出張して、ネットワーク関連の最新動向のセミナを開催するのですが、VAIO『PCG-C1』関連のアイテムをゲットしてこようと計画しています。

 ちなみに、ユーザ間でもまだ愛称が定着していない VAIO『PCG-C1』ですが、ツウは、「C1」と呼んでいますし、雑誌関連は、「ミニVAIO」と呼んでいます。しかし、ミニと言うとどうしても私自身も使っていた「Let's note mini」の印象が強いので、私は勝手に「コンパクトVAIO」もしくは、カメラ(camera)とコンパクト(compact)という意味合いを込めて「C-VAIO(シーバイオ)」と呼んでいます。(^^;)

 さて、私がゲット済みの『PCG-C1』関連のブツと言えば...

   ■SONY純正 ACアダプタ(定価:15,000円)
      *本体に付属のACアダプタと同等品。バックの中に常備用。
   ■マウス Logitech製 「ホイールマウスUSB」(定価:6,000円)
      *通常のホイールマウスよりスクロールのレスポンスが高速な「USB対応光学式ホイールマウス」。
       出先での作業効率アップ用。

 今後のゲット予定品リスト(希望も含む)

   ■ケース サンワサプライ 「PDA-CASE16NE」(定価:3,180円)
      *本来は「NEC モバイルギアII用保護ケース」ですが、サイズがW280×D40×H175mmと
       『PCG-C1』(W240×D37×H140mm)にピッタリ!
   ■PCカード TDK LAN&PHSデータ/FAXカード「DFL3200」(定価:29,800円)
      *イーサネット10Base-Tアダプタと、NTTパーソナル32kパルディオ用データ/FAX通信機能
       を併せ持つマルチファンクション・カード。
       PCカードスロットが、1スロットしかない『PCG-C1』に最適?(私自身で動作確認は取っていません)
       「32Kパルディオ341S」では使用出来ませんが、私は「スケルトンパルディオ」も持っていますので(^^;)
   ■USB日本語109キーボード トライコーポレーション Justyブランド「UKB-109」(定価:9,500円)
      *PS/2スタンダードマウス接続コネクタ付(スクロールタイプのマウスには未対応)。
       机上用として、PS/2マウスと、15インチ液晶ディスプレイと組み合わせて使用予定。
   ■拡張メモリ I-O DATA 64Mバイト「SNVA-32Mx2」(定価:29,800円)
      *標準搭載 64MBを、96MB化。メーカー保証が無効にならない「有償取り付けサービス」もあり。

 昔は、内蔵ハードディスク交換や、CPUクロックアップ等のバリバリ・チューニングを目指していましたが、最近はすっかり人間が丸くなり(^^;)ファイン・チューニングを目指します。でも、この「モバイル虎の穴」で【98/06/29】に報告した、「VAIO 505シリーズ」で実施されている英語配列キーボードへの「キーボード交換サービス」は、将来提供して欲しいです。

【98/10/03】ワールドワイドマルチ電源アダプター 登場
 アイ・ツーMobile専科から、今週の新製品としてこれ一つで全世界でほぼ対応可能な、新しい「海外用ACコンセントアダプター」であるRoadWarrior 「SASCOM」が公開されています。定価は、オープン価格ですが、アイ・ツー価格は、2,980円となっています。

 「World Wide Multi Power Plug」という名の通り、世界中にほとんどのコンセントに対応する新タイプの電源アダプターです。

 ちなみに、モバイルコンピューティングに必要なアクセサリー類などを供給するブランドとして、6年前から北米を中心に販売を開始している会社の日本のサイト「ROAD WARRIOR Japan」で、9月初旬発売予定が9月下旬に変更されたと告知されていた商品です。

 海外でのアクセスは難しそうですが、ツボさえ押さえれば拍子抜けする程簡単です。情報が必要な方は、「ROAD WARRIOR Japan」サイトにも有益な情報がありますので、要チェック!です。

【98/10/02】液晶表示付き小型PCカード型PDA 登場
 シチズン時計株式会社から、パソコンとデータ交換が可能な世界最小・最軽量カードモバイルである液晶表示付き小型PCカード「データスリム」を新発売が10月1日付けで公開されています。製品情報は、こちらにあります。

 重量33g、10月29日から発売予定で、価格は 24,800円です。

 使用するイメージは、まず製品に同梱される専用PIMソフト(TrueSync デスクトップ)を自分のパソコンに(Windows95/98対応)インストールします。そして、その専用PIMソフトのスケジュール、アドレス、To Doリスト、メモ帳に入力またはペーストします。最後にそれらの情報をPCカードスロット経由で、重量33gの「データスリム」にシンクロナイズし持ち運ぶというものです。

 漢字の簡易入力機能もあるものの、まさしく、データのブラウズ中心です。こうした極端に小さい製品は、データの入力が問題になりがちですので、アプローチは正解です。後は、実は面倒なデータの「シンクロナイズ」を、いかにやらせる工夫があるかですね。

【98/10/01】速報! マイクロソフト 約30種類の無料電子メールニュースレター無料配信発表
 マイクロソフト株式会社から、電子メールによるニュースレターを無料で配信する「パーソナル インフォメーション センター」日本版 登録受付開始!が10月1日付けで公開されています。

 このサービスは、製品に関する最新情報やイベント、トレーニングやセミナーに関する情報、関連書籍情報など、日本語ニュースレター8メニューを含む約30種類の無料電子メールニュースの中から希望のものだけを無料で購読可能なサービスです。

 登録も始まっています。

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